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2013年1月

2013年1月25日 (金)

Avidとアビー・ロード・スタジオが、 音楽業界の隠れた才能を発掘するコンペティションを実施

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Avidとアビー・ロード・スタジオが、音楽業界の隠れた才能を発掘するコンペティションを実施
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~世界中のアーティスト、ミュージシャン、プロデューサー志望者を対象としたコンペティション~

NAMM(ホールA、ブース #6400)、カリフォルニア州アナハイム、2013年1月24日 — Avid® (NASDAQ:AVID)業界をリードするオーディオ・プロダクション&レコーディング・システムPro Tools® のメーカー、Avid® (NASDAQ:AVID) は、25年にわたり優れた製品を音楽業界に提供してきたことを記念し、伝説のアビー・ロード・スタジオとともに、楽曲コンペティションを実施することを本日発表いたします。

 
「アビー・ロード・スタジオ&Avid楽曲コンテスト」は、世界中のアーティスト、ミュージシャン、プロデューサー志望者を対象に、音楽業界の著名人とオンラインのファンに作品を審査してもらう機会を提供するものです。投票は2013年3月14日~3月21日の間に行われます。 審査員により選ばれた優勝3作品には、アビー・ロード・スタジオによるトラックのミキシング・リマスタリング、Avid Pro Tools|HD Nativeシステムなど、究極のレコーディング・パッケージが授与されます。

「ミュージシャン志望者にとって最大の難関は、自分の楽曲をしかるべき人々に聴いてもらえるかどうかです」数々のグラミー賞ノミネート歴を持つプロデューサー/ミキサー/ソングライターで、本コンペティションの審査員であるグレッグ・ウェルズ氏はこう語ります。 「このコンペティションは、アーティストが作品を発表する絶好の機会となるでしょう。多種多様な音楽が聴けることを楽しみにしています」

コンペティションについて
アーティストは、本日から2013年3月13日までの間、オリジナル楽曲を「Submit a Track」 へアップロードできます。審査員賞、ファン投票賞、審査員特別賞の各受賞者は、2013年4月10日に発表されます。 ファン投票は、2013年3月14日~21日の間実施されます。

楽曲のアップロード

Submit a Trackページより、オリジナル楽曲(1~4分)をプロファイル情報と併せてアップロードください。

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審査員賞
• 審査委員会は業界のプロにより構成されます。メンバーは、グラミー賞を複数受賞したプロデューサー/ミキサー/ソングライター、グレッグ・ウェルズ (アデル、ケイティ・ペリー)、ミュージシャン/プロデューサー/A&R代表のジョン・フェルドマン (ゴールドフィンガー、グッド・シャーロット)、そしてグラミー賞受賞プロデューサー、トリッキー・スチュワート (ビヨンセ、マライア・キャリー、リアーナ)です。審査員により3作品が選出され、受賞者は、アビー・ロード・オンライン・ミキシング &マスタリング・サービス でオリジナル曲1曲をミキシングおよびマスタリングできるほか、フル仕様のAvid Pro ToolslHD Nativeレコーディング・システムを進呈します。

ファン投票
• 世界中のファンも楽曲に投票できます。ファン投票優勝者には、Pro Tools 10ソフトウェアが付属したAvid Mbox® オーディオ・インターフェース が授与されます。

 
「Avidとアビー・ロードは音楽制作への情熱を共有しています。ミュージシャン志望者に対して、音楽業界で最も尊敬を集める人物3名にオリジナル作品を発表し、また世界中の聴衆に作品を聴いてもらえる機会を共に提供できることを嬉しく思っております」Avidのワールドワイド・マーケティング部門バイスプレジデントであるW.ショーン・フォードはこう話します。 「Pro Toolsの業界標準テクノロジーは、作品制作のための創造プロセスを強化すべく設計されており、アビー・ロード・オンライン・ミキシング&マスタリング・サービスのようなより便利で新しいサービスを通じて、ミュージシャン志望者は作品にプロフェッショナルな仕上げを簡単に行うことができるようになっています。」

 

Avidについて
Avidは、栄えある賞に輝く映画作品、音楽録音、テレビ番組から、ライブ・コンサートツアーやニュース番組にいたるまで、世界中が観て、聴いて、愛するメディアを制作するためのデジタル・オーディオとビデオ・テクノロジーを開発しています。 Avidの最も有力で先進的なソリューションには、Media Composer®、Pro Tools®、Interplay®、ISIS®、VENUE、Sibelius®、System 5などがあります。
アビッド テクノロジー株式会社は米国Avid Technology の100%日本法人です。www.avid.com/jp/

 

アビー・ロード・スタジオについて
イギリス・ロンドンのアビー・ロード・スタジオは、世界で最も有名なレコーディング施設で、UKミュージック・シーンのシンボル的存在です。 1931年に開設されたこのスタジオは、昨年80周年を迎えました。これまで数え切れないほどの画期的なレコーディング作品を生み出し、レコーディング・テクノロジーの先駆者としてを業界をリードし続けています。 ザ・ビートルズ、ピンク・フロイド、ザ・ホリーズ、オアシス、エルボー、コールドプレイ、レディー・ガガ、アデルなど、多くの世界的アーティストが、アビー・ロード・スタジオで数々の最高傑作をレコーディングしてきました。
1980年代からは映画音楽制作施設の中心として、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』、『スター・ウォーズ』、『ブレイブハート』、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作、『英国王のスピーチ』といった映画音楽のレコーディングが行われています。 他にも、『シュレック』、『ハリー・ポッター』、『007 スカイフォール』、『ホビット 思いがけない冒険』などがあります。 最近では、『Halo』や『コール オブ デューティ』などの大ヒット・ビデオゲームのサウンドトラックも多数アビー・ロードでレコーディングされています。

アビー・ロード・スタジオについて詳細は、www.abbeyroad.comをご覧ください。

Talenthouseについて
Creative Inviteを開催するTalenthouse は、人生の転機となるこのような機会をTalenthouseコミュニティや幅広い新人ミュージシャンのネットワークと共有し、Avidとコラボレーションすることに期待を膨らませています。 Talenthouseは、創造的なコラボレーションを目指すアートの拠点です。 強い影響力を持つこのオンライン・コミュニティは、アーティストが感情を表現し、一流のアーティストやブランドと独自のプロジェクトをコラボレートし、さらに作品を共有する場となっています。

 

※本プレスリリースは、米国時間2013年1月24日に発表されたプレスリリースの抄訳です。
アビッド テクノロジー株式会社 マーケティング部 03-3505-7937(代表) news_jp@avid.com

 

アビー・ロード・スタジオ、Pro Tools|HDXとHD I/Oにアップグレードし サウンド・クオリティとスピードを飛躍的に向上

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アビー・ロード・スタジオ、Pro Tools|HDXとHD I/Oにアップグレードしサウンド・クオリティとスピードを飛躍的に向上
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~世界的に名高い施設がPro Toolsをアップグレード。さらなるパワー、より速いパフォーマンス、より高品質のサウンドを求める顧客のニーズに対応~

NAMM(ホールA、ブース#6400)、カリフォルニア州アナハイム、2013年1月24日 — Avid®(NASDAQ:AVID) と、世界で最も有名なレコーディング・スタジオ、アビー・ロード・スタジオは本日、Avidのフラッグシップ製品であるミュージック/オーディオ・ポストプロダクションのワークステーションPro Tools®|HDXにアップグレードしたことを発表しました。 アデル、フローレンス・アンド・ザ・マシーンといった超人気アーティスト、『007 スカイフォール』や『ホビット 思いがけない冒険』など数々の大ヒット映画のサウンドを支援するアビー・ロード・スタジオは、長年にわたりPro Tools|HDに信頼を寄せてきました。さらにパワフルなHDXカードと、より優れたサウンドをもたらすHDシリーズ・オーディオ・インターフェースにアップグレードしたことにより、より高速なパフォーマンスと比類ないサウンド・クオリティを提供します。

「当スタジオの施設を利用する素晴らしいアーティストやプロデューサーは、卓越したサウンドと最高のレコーディング・ツールを求めています。 つまり、最先端でハイスペックかつ直感的なレコーディング・システムを使用する必要があるのです」と、アビー・ロード・スタジオのテクニカル・サービス部門責任者のサイモン・キャンベル氏は語ります。「Avid Pro Tools|HDXへのアップグレードにより、当社の顧客は、プラグイン・プロセッシングを必要なだけ使用し、高サンプルレートでより大規模なセッションを扱えるようになりました。操作もこれまで以上にスピードアップしています」

多くの施設やプライベート・スタジオがHDXへアップグレードしていますが、アビー・ロードも最近アップグレードを行ったスタジオのひとつです。このアップグレードにより、時代を超えたレコーディング&ミキシング技術と、Pro Tools|HDXおよびHDシリーズI/Oが提供する優れた利点が融合されます。

「Pro Tools|HDXは、優れた拡張性を提供することでプロの厳しいニーズに対応しており、極めて苛酷なレコーディング環境においても最高のパフォーマンスを実現します。」Avidワールドワイド・マーケティング部門バイスプレジデントであるW.ショーン・フォードはこう話します。「Avidは、継続的にプロの音楽制作の標準を確立し、アビー・ロード・スタジオから生み出される優れたプロジェクトを支えるテクノロジーを提供できることを嬉しく思っております」

また、本日、Avidとアビー・ロード・スタジオは、「アビー・ロード&Avid楽曲コンテスト」を開始することも発表致しました。優勝者には、アビー・ロード・スタジオで1曲をミックスする機会と、Pro Tools機材が与えられます。 コンテストの詳細やエントリー方法については、http://www.talenthouse.com/submit-a-track-for-abbey-road-and-avidをご覧ください。



※この内容は、米国時間2013年1月24日に発表されたプレスリリースの抄訳です。

アビッド テクノロジー株式会社 マーケティング部 03-3505-7937(代表) news_jp@avid.com

Avid、Pro Tools用の新Pro Seriesプラグインを発表、 AAX製品ラインを拡大

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Avid、Pro Tools用の新Pro Seriesプラグインを発表、AAX製品ラインを拡大
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~ Pro Limiter、Pro Compressor、Pro Expanderを追加、AAXプラグイン製品ラインは今後も継続して拡大される予定 ~

NAMM(ホールA、ブース#6400)、カリフォルニア州アナハイム、2013年1月24日 — Avid®(NASDAQ:AVID) は本日、AAX NativeおよびAAX DSP向けプラグイン製品ラインナップとして”Pro Series”を発表しました。Pro CompressorとPro Expander(発売済)、およびPro Limiter(近日発売)は、拡大を続けるAAXプラットフォーム向けのラインナップに加わる本シリーズ初のプラグインで、お客様に最高のサウンドを実現させるための先進的なプロセッサーを提供します。

AvidのPro Seriesプラグインは、Pro Tools|HDXPro Tools|HD NativePro Tools® 10以降を使用するあらゆるシステムを含む、AAX DSPおよびAAX Nativeの両システムで動作します。 3つのプラグインはすべて、驚きのサウンド・クオリティ、秀逸のメータリング、極めて低いレイテンシー、効率的なDSP運用を提供します。 また、次のような先進的な機能も搭載しています。

Pro Limiterはトランスペアレントなサウンドをもたらすリミッターで、歪みや粗さを生じさせることなく、ミックスのラウドネスを最大限まで上げることができます。優れた精度でのレスポンス・コントロールを可能にする、さまざまな機能を提供します。

  • 出力レベルのタイトなコントロールを保ちながら、ミックス内で座りのいいクリーンで透明感のあるサウンドを実現
  • 独自の特性ノブでソフトサチュレーションを信号に追加。ラウドネスの調整やゲイン・リダクションの量を上げることが可能
  • EBU R128ラウドネス・メータにより、オンエア向けEBU規格に準拠するようレベルをすばやく調整可能

Pro Compressorは、Avid System 5コンソールChannel Stripプラグイン(Pro Tools 10ソフトウェアに付属)をベースとする高品質コンプレッサーで、シャープなサウンド、トラックの向上、ミックスのパワー強化を可能にします。 Pro Compressorは、 Channel Stripを更に上回る優れた機能を幅広く提供します。

  • 4つの高度な検出機能に加え、独自のSMARTモードでコンプレッサーのサウンドと反応を変更可能
  • ソロ機能により、オーディオ素材からゲイン・リダクション部分を分離し、すばやく簡単に設定を調整
  • パラレル・コンプレッション機能で、コンプレッサー信号パスを未処理の入力素材にブレンドすることが可能

Pro ExpanderもAvid Channel Stripプラグインをベースとしており、ミックスにエネルギーを与え、ノイズ・ゲートや信号のダッキングが行えます。また、Pro Expanderは、Pro Compressorにはない操作性に優れた次のような独自の機能を搭載しています。

  • Look Ahead モードは、最大15ミリ秒の先読み機能で、ハード・ゲート設定時に低域信号でも完璧な調整が可能。
  • Upwardモードは、素材内のダイナミクスを上げ、クリエイティビティの幅を広げます。特に急勾配なQサイドチャンネル・フィルター設定を使用する際に効果的です。
  • Duckerモードは、最適化された独自のアルゴリズムと検出機能を搭載し、サウンドとラジオ・プログラミング・フェーダーの動きの自然な雰囲気をエミュレート。

「Avidはプロ・オーディオ制作機器の基準を確立していきます。これらの新しいAvid製プロフェッショナル向けプラグインを、サードパーティ・ディベロッパー製の幅広いAAXプロセッサー・ラインナップに追加できることを喜ばしく思っています」Avidセグメント/製品マーケティング部門統括責任者ダナ・ルチカはこう語っています。「Pro Seriesプラグインは、Pro Tools 10システムとDSPベースのPro Tools|HDXシステムで使用可能な低レイテンシーのダイナミクス・プロセッサーを求めるオーディオ・プロフェッショナルのニーズに応えるものとなっています。 また、Pro Seriesプラグインは、サウンド・クオリティ、機能、有用性の基準を向上させ、Pro Toolsをよりパワフルなツールに進化させます。 これらのプラグインは本製品ラインに予定されているリリースの第一弾であり、今後も更なるリリースが予定されています。これらの製品は、ユーザーの皆様に優れたサウンドをもたらすこととなるでしょう」

販売について
新登場のPro CompressorとPro Expander AAXプラグインは、¥790~¥8,700(税別)にて、オンラインAvid Storeおよび世界各国のAvidディーラーにてお買い求めいただけます。 Pro Limiterは近日発売予定です。

 

製品の詳細は弊社Webサイトにてご確認いただけます。日本語ページについては準備中です。

 

※この内容は、米国時間2013年1月24日に発表されたプレスリリースの抄訳です。
アビッド テクノロジー株式会社 マーケティング部 03-3505-7937(代表) news_jp@avid.com

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2013年1月16日 (水)

Pro Tools|HD Native Thunderboltを使うメリットは可搬性の高さや内蔵ヘッドフォンアンプのクオリティにあり!

こんにちは辻 敦尊(つじあつたか)です。

この度Pro Tools|HD Naitve Thunderboltを試用する機会がありましたのでここでレポートさせていただきます。

僕はPCIe版のHD Nativeをかなり早い時期から導入しており、現在も自宅スタジオではメインのシステムとして利用しています。今回はそのPCIe版と同様にThunderbolt版も使えるのか?また、PCIe版と比較した場合のメリットなどを検証してみましたので参考にしてみて下さい。 まず、今回の検証環境ですがPro Toolsのセッションは32Bit Float/96kHzとしました。そしてコンピュータにはMacBookPro【Core i7(2.2GHz QuadCore)、16GB RAM(12GBをキャッシュに割り当て)、HDDは7200rpmの内蔵のみ】、オーディオインターフェースにはHD OMNI、コンピュータとPro Tools|HD Naitve Thunderboltの間にはSonnet社の拡張シャーシ(UniversaAudio社のUAD-2 Octoを挿入)とApple社のThunderbolt Displayを接続してセットアップしました。

※セットアップした環境のイメージ

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使用トラック数はステレオトラックが9トラック、モノトラックが30トラックという内容でしたが、特にCPUへの負荷も気にならずにスムーズにミックス作業が行えました。その際、同じくThunderboltで接続したUAD-2 Octoもミックス用のエフェクトとして20個ほど使用しましたがそれらとも干渉する事などは無く、PCIe版と同様快適に使用が可能でした。

あたり前なのかもしれませんが音質的な面でPCIe版との差を感じる事は無く、Thunderbolt版の方がヘッドフォンアンプを搭載している分お得な気さえしました(肝心のヘッドフォンアンプの音質ですがHD OMNIのヘッドフォンアンプにひけをとらないクオリティを持っており、しっかりと使えるものでした)。HD I/Oなどのオーディオインターフェースはヘッドフォンアンプを搭載していませんのでそうしたI/O群で構築された環境ではPro Tools|HD Native Thunderboltを利用するメリットというのは結構大きいかもしれませんね。

※操作に関するアドバイス!

Pro Tools|HD Native Thunderboltに搭載されているヘッドフォンアンプはHD OMNI同様、電源ON時にはミュート状態となりますので使用する際にはボリュームノブを一回押してミュート状態を解除する事が必要です。

①ボリュームノブ、②ヘッドフォン端子

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これまではPCIe版のHD Nativeを挿したMacProをツアーケースに入れていつも持ち運んできましたがPro Tools|HD Native Thunderboltにする事でノートパソコンが入るくらいのカバンに一緒に収まってしまうんでしょうからそのメリットを考えるとThunderbolt版への切り替えも真剣に悩んできてしまいますね!

さぁ使ってみた感想をここまでざっと書いてみましたが、Pro Tools|HD Native Thunderboltを使うメリットは可搬性の高さや内蔵ヘッドフォンアンプのクオリティにありそうです!

もちろんPCIe版のHD Native同様HDXと同じオーディオインターフェースが使えたり、TDMシステムよりも高いビットレゾリューションで使用できるメリットなども持っています。 Thunderbolt環境は今年もさらに充実していくでしょうから、導入を検討してみる価値は十分にありそうですね。

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また何か参考情報がまとまったらここでレポートしていくようにしたいと思います。

それでは辻 敦尊でした。












Atsutakatsujiprofilephoto 辻 敦尊(つじあつたか)プロフィール

音楽家・映像作家 14歳よりギターと作曲をはじめる。 10代後半でオープンリールタイプのMTRとミキシングコンソールそしてコンピューターを手に入れ自宅録音による音源制作をはじめる。 20代前半ではプロデビューを果たし、その後は大手メーカーの認定技術資格などを複数取得し、シンガーソングライターやサウンドデザイナーの範囲を超えたアーティスト活動をスタートさせていく。 20代後半からは舞台音楽を中心にレコーディングエンジニア、ミックスエンジニアとしての活動もはじめ現在に至る。 現在はシンガーソングライターの活動を中心としながら、作詞家、作曲家、アレンジャー、プロデューサー、映像や舞台の音楽監督、サウンドデザイナー、ボイストレーナー、ライターなどとしても活動中!シンセサイザーやコンピュータを用いた音楽制作では高い評価を受けている。 2011年からはAvidとの仕事をきっかけに映像制作も行うようになり、最近ではAvid Media ComposerやAdobe After Effectsなどのツールを使って多くの映像制作も行なっている。

AT-Music合同会社 代表 一般社団法人 日本シンセサイザー・プログラマー協会 理事


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2013年1月10日 (木)

Mac OS 10.8 Mountain Lion 対応版 002/003およびMBox 2 Pro用ドライバー リリースのお知らせ

以下の製品につき Mac OS 10.8 Mountain Lion正式対応版のドライバーリリースされました。

Digi 002 および 003 シリーズ

MBox2 Pro

その他のオーディオ・インターフェース用最新ドライバーは以下のサイトよりダウンロードが可能です。

Pro Tools10, 9 及び 8 用ドライバーのダウンロードとアップデート

*OS10.8/USB3.0対応版MBox 2用ドライバーは現在開発中となります。

Pro Toolsで音楽制作を学ぶ

宮地楽器神田店で隔週開催している「Pro Tools実践講座」でPro Toolsの操作と音楽制作を学んでいる作曲家志望の「中村 武」さん。Rimg0125 ご自身の作品作りのクオリティを上げるためにPro Tools を導入し、制作効率を上げるために同講座に参加されているそうです。自宅での作曲活動やBGM制作等にPro Toolsを使用しており、作曲、プリプロはご自宅の作業スペースで行なっているとのこと。プロフェッショナル・ユーザーとは違う視点でのPro Toolsのインプレッションを伺いました。

Pro Tools を導入しようと思ったきっかけはどんなことでしょうか?

7年前からコンピュータで音楽を作るようになり、以前は他社のDAWを使用していましたが、2年ほど前により本格的に活動をするようになって導入する機材についていろいろと検討しようと思い考えたところ、DAWについてはレコーディングスタジオに行くと必ずPro Toolsが導入されていますし、周囲の人に相談しても必ずPro Toolsを使用、または所有しているという答えが返ってきたのでファーストチョイスでした。最初は元々使用していたDAWと併用していたのですが、スタジオで作業するときにセッションデータをそのまま持っていけるのでデータの流し込みの時間が短縮できて作業がスムーズに行えるということもあったのと、自分のスタイルにもあったので徐々にPro Toolsのみで作業を行う比率が高くなって行きました。Pro Tools 9からはオーディオインターフェイスの選択肢が広がったので、どれにしようか迷いましたが、色々試した結果、MBoxに落ち着きました。同じメーカーなので、相性も良いだろうという安易な考えだけでなく、音のキャラクターが自然で同価格帯の物の中では、一番レンジが広く感じましたし、見た目も気に入っています。実際に自宅で使ってみてもやはり良い感じしますし、音の分離がいいですね。あまり突っ込んだミックスは自宅では行いませんが、耳につく帯域もないですし、気分良く作業できる感じです。

実際にPro Toolsを使用し始めてどう感じられましたか?

Rimg0110 オーディオの処理が想像していたよりも簡単で「こんなに簡単にできるものか?」という感じでした。現場で使われているだけあって、精度だけでなくスピードも求められると思うんですけど「シンプルさ」はスピードアップにつながるんだなと改めて実感しました。バージョン7から使い始め、最近になって10に上げたのですが、サウンドはよりクリアになった気がしますね。よく聞くネガティブな話でMIDI周りが弱いということも必要なエディットはすべてこなせますし、不足は全然感じないです。コンペに応募するにも最近ではある程度のアレンジも必要とされますし、当然音のクオリティも求められますし、その上時間も限られているのですべての操作がシンプルにわかりやすく行えることは重要なポイントです。使用する画面がエディット画面とミキサー画面の2つなのですが、それぞれ表示する情報をカスタマイズできるので、作曲時にはエディット画面に必要な情報を表示させるようにして一つの画面だけで作業が進められるようにしています。気づいてみると簡単なことなんですけど、これだけでも作業効率があがりました。前はミキサー画面とエディット画面を行ったり来たりして時間を食ってしまったり、作曲している時間なのにミキサー画面でミキシング始めてしまってあっという間に一時間くらい過ぎてたりして…。そういうことも少なくなって集中しやすい環境にカスタマイズできることはありがたいです。

作曲されるときはどのように作業されていますか?

デスクの前に座って「作るぞ!」と気合を入れて作業することもありますが、外出時に浮かぶ何気ないメロディなどは、携帯電話のボイスレコーダーに録音して、自宅に戻ってからコンピュータに取り込んで、Pro Tools上にインポートして、それをガイドに曲を作り始めることもあります。こういう使い方は、スクールに通う前は気づかなかったのですが「こうやると便利だよ。」と先生に教えてもらいました。前は、自分の歌を聴きながらMIDIで打ち込んでいたんですけど、そうしなくていい分、作業が早くなりましたね。読み込んだ後にテンポを合わせてそれを元にリズムやハーモニーをつけていく感じで作業しています。作曲するときによく使うソフトシンセやセッティングもだいたい決まっているので、テンプレートを作ってあり、Pro Tools を立ち上げる時にそれを読みこめば良いようにもしてあります。Xpand!2は色んな音を出せるので、自然と使用頻度が高くなりますね。作曲時は曲を完成させることが最優先なので、音色については細かいところまでは詰めません。サンプルベースのトラックを作るときはワークスペースから読み込むようにしています。ループ素材などはワークスペースから読み込むとPro Tools側のテンポに合わせてくれるので便利ですよね。ドラッグ&ドロップでも貼り付けることはできますけど、この方法を使用しています。

作業を進めて行く上でよく使用される機能はありますか?

Rimg0051 作曲をするときはそんなにマニアックな機能は使用していません。MIDIのプログラミング時は、クオンタイズとはトランスポーズとかよくある機能を使用するくらいです。アレンジは曲を作った後に行うので、そんなに凝ったりはしないのですが、メロディが心地よく聴こえるような工夫はしようと思っています。強いて言えば、ビートディテクティブを使用して好きなドラマーのグルーブを抽出してオリジナルのクオンタイズ・テンプレートを作ってそれを使用することもありますね。Pro ToolsのMIDI機能をあまり使ったことのない人に「Pro ToolsってMIDI機能弱いでしょ?」って言われるんですけど、全然そんな事無いですね。音楽制作で使用するエディットはできますし、エディットの方法もいろんな方法を選べます。エディットやミキサーの画面とは別にMIDIのエディットウィンドウやイベントリストもあるので、機能的に困ることはありませんね。

スクールで習うことの利点を感じられたことはどんなことでしょうか?

Pro Toolsの場合、技術というか操作を行うためのラーニングシステムがしっかりしていますよね。後で知ったことなのですが、公式の資格もあるということで、そういったことってソフトウェアの中でもPro Toolsだけだと思うんですね。それだけノウハウの蓄積がされているんだと思います。レコーディングの現場に行って、恥ずかしながらどんな操作が行われているのかわからないこともあったので、それを知ることで自分の作品のクオリティが上がるのであれば、知りたいと思って習うようにしました。使っている人に聞くということも考えましたが、人それぞれクセがあったりしますし、資格を持った先生がいるスクールなら間違いないかと思いました。大まかな操作はガイドブックとかで充分理解できるのですが「ここをこうしておくと便利」とか「この機能は違う使い方もある」とかの細かい部分だったり、自分のシステムに合わせた使い方を教われるのでとても有意義ですね。


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2013年1月 9日 (水)

Goh Hotoda氏 Pro Tools|HDXとAAX Packの魅力を語る

HDX/HD Nativeユーザー限定でAAX DSP/Native両対応のプラグインの強力バンドル期間限定販売!3月15日まで。この機会にプラグインをお得に手にいれよう!

キャンペーン詳細 >>
Pro Tools |HDXユーザーであるGoh Hotoda氏がPro Tools|HDXとAAX Packの魅力を語って下さいました。

Goh Hotoda

Dsc_4910 世界を股にかけて活躍するエンジニア/プロデューサー、GOH HOTODA 氏。
シカゴの PS Studioでキャリアをスタートさせた氏は、その類希なセンスが高く評価され、すぐにラムゼイ・ルイスをはじめとする大物アーティストの仕事を手がけるようになり、間もなくしてシカゴ最大のレコーディング・スタジオである Universal Studio に移り、『Jack Your Body』や『Love Can't Turn Around』といったダンス・ミュージックの歴史的な名曲を手がけられました。1987年、ニューヨークに拠点を移して、大物プロデューサー、シェップ・ペティボーンとタッグを組み、ジャネット・ジャクソンやペット・ショップ・ボーイズ、デュラン・デュランといったトッ プ・アーティストの作品を数多く世に送り出しました。マドンナの『Vogue』は、ハウス・ミュージックのエッセンスをいち早く取り入れた ポップ・チューンとして、世界的な大ヒットを記録。この曲によって GOH HOTODA の名前は、世界中の業界関係者の間に広く知れ渡ることになりました。その後も、デペッシュ・モードやチャカ・カーン、ビョーク、マーカス・ミラー、坂本龍 一、宇多田ヒカルといったトップ・アーティストの作品を数多く手がけ、今もなお第一線で活躍し続けているのはご存じのとおりです。


今年の春にスタジオのシステムをHDX systems に更新してすでに10ヶ月程になるが、まずはその音質の素晴らしさとダイナミックレンジの広さと奥行の深さには今後この最新のシステムを使った音楽制作方法に大きな影響を与えることは間違いと確信した。

まずはアナログのアウトボード達の復活である。今までのプラグインの考え方はビンテージ物のデジタル版が殆どでWavesのQcloneを主体としたアナログ的なプラグインを使いこなすことがミックスの基本手法であった。しかし、HDX systemになって実機を使うことが多くなった要因にはPro Tools|HDXHD I/Oとの組み合わせが素晴らしい音質の向上にあるからである。

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真空管のEQやトランジスタのコンプレッサーや、VCA独特なサチュレーションの詳細も手に取るように聞き分けられる。しかし、これほどのダイナミックレンジを再生可能なので場合によってはアナログ機材には許容量を超えてしまう事もあり得る。 HDX systemになってからのプラグインの実験はセミナーでもお話をしたが、native とDSP ではやはりCPUに負担をかけすぎないDSP mode方が格段に解像度も透明感もある。現在市場に一般的に出回っているプラグインはHD systemの頃からのままで機能的には取り立てて問題もないが、このパワフルなHDX systemのDSP用に開発されていない物が殆どであったが今回のAAX bundleによってやっとその本領が発揮出来ることになった。

実際に聞いてみないとその驚愕的な破壊限界までのコンプレッションはデジタルそのものであり、アナログ機器でも40万円位上のコンプレッサーでなくてはあり得ないだろうし、多分TDMのシステムでは再生不可能であろう。このプラグインのデザインはとても斬新で通す音の容積率を全く別の物に変えてしまう。結果的に音圧だけが上がるだけのリミット的なかさ上げではなく存在感までも変わってしまう。各パラメータは説明通りであるが、注目すべくフューチャーがあるのはパラレルコンプレッションである。昨今のデジタルミックスにおいて最も重要なのはレベルの管理である。

HDX systemは驚愕的なその全てのレベルを受け入れることが可能ではあるが、100%にその効果をかけると(100%wet)かかり過ぎてしまう事もあり得る訳で原音にどれだけの効果をミックスするかという微調整が出来るわけである。これはマスタリングでは常識的な手法ではあるがこの手法が位相を崩す事なくブレンド出来るようになったのはHDX systemとAAX systemならではのエンジンに他ならない。

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NTT MEDIA LAB

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デジタルコンソールへフルリニューアル

南麻布に位置するNTTラーニングシステムズ株式会社コンテンツ事業部/制作技術部「NTT MEDIA LAB」は、CM、PV、イベント用映像、映画などを中心に数多くの多彩なコンテンツのMAやレコーディング、サウンドデザインを幅広く手がけるMAスタジオです。多種多様なコンテンツのサウンドを生み出しているサウンドセクションのチーフミキサー 久保田敏之氏に最新のシステムのメリットやワークフローなどを含めてお話しをお伺いしました。

Cw_210x110_nttmedialabjp2 2012 年9 月、大規模なリニューアルによりMA スタジオでは、これまで利用されていたアナログコンソールが、Avid のSystem 5Pro Tools|HDX を中心としたフルデジタル環境へと刷新されました。コンソールの中心にレイアウトされた24 インチフラットパネルディスプレイなど、非常にシンプルかつスタイリッシュ、オペレーションの快適さを重視したものとなっています。「これまで、72 チャンネル仕様の大型アナログコンソールを利用していたのですが、時間が経過するにつれて、メンテナンスコストの増大や保守用パーツの確保が困難になってきたことが、リニューアルを行った主な理由です。もちろん、最新のデジタルワークフローへの柔軟な対応や、サウンドクオリティーのさらなる向上も大きな目的でした。」(久保田氏)

S5 Fusion(SC264 Studio Computer + DSP カード2 基構成)をベースにカスタマイズされたという新メインコンソールの整然としたレイアウトは、ステレオから5.1ch をはじめとする各種サラウンドまで幅広い制作作業に効率良く対応できるよう考え抜かれたシステム構成であることが感じられます。「今回のシステムでは、プロデューサー・モジュール(CM424) とメインのディスプレイを中央隣に配置し、Pro Tools のオペレートをコンソールのセンター付近で快適に行えることを強く意識しています。このようなレイアウトの自由度は、モジュール形式でシステムを構築できるSystem 5 ならではのメリットだと思います。さらにトータルで5 基のチャンネル・ストリップ・モジュール(CM408)を利用しているのですが、コンソールの全幅も従来と比べて非常にコンパクトになり使い勝手が向上しました。


シンプルなシステムで最良のサウンドを実現するPro Tools|HDX

シンプルな設計思想は、コンソールやデザインのみならず、I/O 部分などにも反映されており、アナログ環境では複雑になりがちな接続についても、各システムがMADI によりコンパクトに接続されています。「メインのシステムは、Pro Tools HD 10 / HDX / HD MADI の組合せが稼働するMac Pro が2 台です。これらに、Video Satellite LE (Pro Tools 10で使用) を導入しビデオと同期するMac、さまざまなデータ管理を行うMac などが加わりますが、すべてのコンピュータは、コンソール中央に設置したスイッチ1つで、シームレスに切り替えられるのでとても快適です!

Cw_210x110_nttmedialabjp3 また、音質面では、Pro Tools|HD TDM からのアップグレードでしたが、サウンドの解像度の圧倒的な向上には目を見張るものがありました。内部的な浮動小数点処理の実現などにより、明らかに音のキメが細かくなり、特に、低音部分の処理には、これまで多くのプラグインや細かなミキシング・テクニックが必須だったのですが、HDX 環境では、収録された素材をより活かす形で、余分な手間をかけずにミキシングが可能になりました。実は、Pro Tools|HDX の導入と同時にモニタースピーカーなども入れ替えており、このスタジオでは正確な評価ができなくて少し残念なのですが...(笑)。

なお、今回のシンプルなシステムに移行したおかげで、マシンルームにあったラックが、まるまる2 本分も不要になるほど非常にスッキリしましたからね。副次的に、予想を上回る省スペース化を実現できたのも大きなメリットでした。」(久保田氏)


ハイブリッド型ミキシング環境による快適オペレーションの実現

System 5 に搭載されたEUCON プロトコルにより、高速Ethernet通信を経由し、Pro Tools をはじめとする様々なDAWソフトウェアの優れたハイブリッド・コントロールを可能にします。「EUCON ハイブリッド・コントロールシステムの導入で、Pro Tools に関わるワークフローも大きく変化しました。従来のHD システム+アナログコンソールでは、マウスとキーボードを使わなければならなかったPro Tools のトラック選択や配置、ミキシング、トランスポートなども、このシステムではコンソールのフェーダーやノブ、ボタンから、直接コントロールできるため全くストレスがありません。これまで、いちいち身体の向きを変えなければいけなかった作業も、コンソールの正面に向って映像を見ながらできるようになったため、クリエイティブな音作りに集中できるようになったと感じています。

System 5 のチャンネル・ストリップを緻密にプラグイン化した「Channel Strip」という、Pro Tools 10 に付属するプラグインがあるのですが、本家System 5 に搭載されたチャンネル・ストリップと、まったくといって良いほど音質的な差がないのには驚かされました。今回導入したハイブリッド型ミキシング環境であれば、プラグインとコンソールのエフェクトが混在するようなチャンネルレイアウトも自由ですし、時々どちらを自分が使っているのか忘れてしまうほどですよ(笑)」(久保田氏)


多彩なコンテンツ制作スタイルに柔軟に対応するシステムを構築

「アナログコンソールからデジタルコンソールに移行することで、プロジェクトのトータルリコールが簡単に行えるようになったのも、効率的な作業を実現する上での大きなアドバンテージとなっています。以前の環境では、64 チャンネル以上をフル活用したサラウンド作品などで、後日、再調整の必要が生じた場合、それを再現するだけでも非常に多くの時間を費やしていたわけです。しかし、今ならボタン1つでいつでも希望のシーンをコンソール上に再現できますから、余計な作業にわずらわされることもなくストレスからも開放されました。

Cw_210x110_nttmedialabjp4_3 当スタジオでは、映画やCM からビデオパッケージまで幅広いコンテンツを取り扱っています。各種コンテンツごとに制作期間やバジェットなども様々ですが、これらすべてのコンテンツにおいて最適な制作環境と最高のサウンドを、1つのスタジオで提供する必要があります。そういった意味でも、様々なオペレーションスタイルを柔軟に実現できるSystem 5 とEUCON Hybrid コントロールによるPro Tools|HDXの組合せは、我々にとってすでに欠かせない存在ですね。今後のさらなるシステムの融合と進化にも期待しています!」(久保田氏)

 

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導入機材

 

機材の詳細

  • MA1:
    System5、Pro Tools|HDX 2 × 2、HD MADI ×2、Sync HD ×1、Sync I/O ×1、Video Satellite LE x 1
  • MA2:
    Pro Tools|HDX 1 × 1、HD I/O (8×8×8 with Digital Option Card) ×1 HD I/O (16×16 Digital) ×1 Sync HD ×1、Accel 2 × 1、192 I/O × 1、Sync I/O × 1、Artist Mix
  • Sound Design Room:
    Pro Tools|HDX1 × 1、HD I/O (8×8×8) × 1、Sync I/O × 1、002 Rack × 1
  • 編集室:
    Media Composer × 1、Nitris DX ×1

システムインテグレーション: タックシステム株式会社

杉山勇司 Pro Tools|HDXでHeavenstampのミックスを

Heavenstampのライブの収録をPro Tools|HDXでした杉山勇司氏。そのリアル感ある音が撮れたのは、やはりPro Tools|HDXのおかげだと語る。

杉山 勇司(すぎやま ゆうじ)

Yuu_0390_2 東京スカパラダイスオーケストラ、ソフト・バレエ、X JAPAN、L'Arc~en~ Ciel、LUNA SEA、櫻井敦司、広瀬香美など数多くの有名アーティストの作品を手がけるレコー ディング・エンジニア/プロデューサーの「杉山勇司」氏。同氏は、本業であるエンジニアリング業務のみならず、各種セミナーの講師、レコーディング教本や音楽専門誌での執筆など、様々なイベントやメディアなど多方面で活躍されており、Pro Tools ユーザーの皆さんにとってもお馴染みの存在です。

Heavenstamp

Heavenstamp_aphoto_500 Sally#Cinnamon(Vo.&Gt.)、Tomoya.S(Gt)、Mika(Dr.)が集まり2009年に結成。ダンスロックとシンフォニックなメロディの融合、UK 直系のエッジ―なギターサウンドでディスコ、 パンク、シューゲイザーを日本的“ポップ感覚”でヘブン流に消化したオリジナルなサウンドを追求。2012 年 7 月 4 日、自らのバンド名をタイトルとした 1st アルバム 「HEAVENSTAMP」をリリースしている。

1st フルアルバム「Heavenstamp

ライブアルバム「Heavenstamp Live vol.2 ~マジカル・ミスサリー・ツアー~」(iTunes 限定配信) Heavenjsha_500_3


「Pro Tools|HDX」を、いち早く制作システムとして採用

本インタビューでは、そんな杉山氏のワークフローに欠かせない存在となっている Pro Tools について語っていただくと共に、最新環境である「Pro Tools HDX」のサウンドやオペレーションに関する率直な感想、システム移行に関するエピソードなど幅広くお話を伺 いました。さらに、今回は、同氏がレコーディングに参加した新進気鋭のロック・バンド 「Heavenstamp」のギタリストのTomoya.S 氏に同席していただき、アーティストから見た Pro Tools についても語っていただきました。

1988 年にSRエンジニアとしてキャリアをスタートとしたという杉山氏は、Pro Tools III 時代から愛用しています。バージョンアップを重ね、最新の音楽制作環境と最高のサウンドを実現する統合的なオーディオソリューションへと進化した「Pro Tools| HDX」も、2011 年秋のリリース当初からいち早くご自分の制作システムとして採用しました。

Yuu_0487 「Pro Tools|HDX を導入した際に印象的だったのは、やはりサウンド・クオリティーの向上です。実際の演奏がそのまま忠実に再現できるのに驚かされました。”リアル”といってしまうと簡単なのですが、レコーディングされたサウンドは従来と同様に A/D、D/Aされたものであるはずなのに、明らかにそのリアリティーが違いました。最初のうちは、それが少し気持ち悪いくらいでしたし、サウンドがちゃんとプレイバックされたものなのか疑わしくなるほどでしたよ。」(杉山氏)



日本最速で Pro Tools|HDX でのレコーディングを実現


Yuu_0411 「Pro Tools|HDX」の発表から間もないタイミングで、レコーディングにHDXを使用したバンドが、当時杉山氏がアルバムの制作に参加していた「Heavenstamp」でした。「HDX がリリースされてすぐに、まだ国内に数台しかなかったデモ機をお借りすることができたんです。本当なら、事前に十分な検証期間などを設けるべきですが、その音質を耳にしてこれを使わないのはもったいないと感じ、現場への投入を決めました。レコーディングの際には手探りの部分もありましたが、なるべくメンバーには悟られないようにアシスタント・エンジニアにも協力してもらいました。無事にセッションが終わってから、こっそり2人で驚きを語り合ったのを覚えています。」と、杉山氏はHDX での最初のレコーディングを振り返ります。

Yuu_0397_2 「僕は、当時そんな最新の機材でレコーディングが行われていて、まさか実験台にされているとはつゆ知らず (笑)。レコーディングが進行するなかで HDX の存在を知ったわけですが、その後に杉山さんからおそらく最速でバンドのレコーディングにHDX を使ったのが僕らだと聞きまして……。Pro Toolsに関しては、技術的な予備知識があったわけではありませんが、ギタリストとしてレコーディングの際にブース内で聞いているアンプからのサウンドの臨場感や迫力が、レコーディング後もまったく違和感なくストレートに感じられるのが、とても好印象でしたね。」 (Tomoya.S 氏)

HDXの存在なくして、現在の最良のサウンドは語れない

杉山氏が手がける数々のプロジェクトでは、「Pro Tools|HDX」の進化したオーディオエンジンのアドバンテージを十分に活かすため、データとしてのハンドリングの優劣なども考慮しながら可能な限りハイクオリティーなフォーマットでのレコーディングが行われています。

Yuu_0410_2 「Pro Tools|HDX の導入以来オーディオファイルは、32Bit浮動小数点演算処理の設定でレコーディングしています。これにより、内部処理も32Bit 浮動小数点演算処理で行われるようになるわけです。昔、先輩エンジニアがまだ16Bitが主流の時に24Bitフォーマットを使う理由として、”満水のコップを同じサイズのコップに移そう としても必ず溢れる”と話されていたのですが、32Bit 浮動小数点演算処理での内部処理は、まさにそのキャパシティーの余裕から生まれる音質の向上といえるのではないでしょうか。レコーディングからミキシング、マスタリングに至るまで、それぞれのプロセスでのサウンドの差異は僅かなものであり、一聴してわかるといったものではないかもしれませんが、それらが積み重なることで大幅なサウンド・クオリティの向上が実現可能です。」(杉山氏)

Yuu_0446 「2012 年 7 月にリリースしたアルバム”Heavenstamp”では、4 曲ほど杉山さんに参加していただきました。「Loose」 は、HDX および HD I/O によるミキシング、 さらに「 Magic」、「Call」、「Ω」は、トラッキングからミキシングまですべて担当してもらっています。(HDX32bit/88.2KHzを使用) さらに、今年行なったツアーの模様を収録したライブアルバ ム”Heavenstamp Live Vol.2 ~マジカル・ミスサリー・ツアー~”についても、杉山さんに HDX および HD I/O によりレコーディング&ミックスしていただいてます。 Pro Tools| HDX の圧倒的なダイナミックレンジとサウンドクオリティーを、Heavenstamp のアルバムでぜひ聴いてもらえれば嬉しいです!」(Tomoya.S 氏)

Pro Tools|HDX だからこそアナログサウンドの良さも活きる

「プロフェッショナルユーザーの中には、様々な理由で Pro Tools|HDX への移行をためらわれている方々もいるかもしれません。その一つにプラグインの互換性があると思いますが、個人的にはまったく支障ないですね。AAX 対応のプラグインの種類も徐々に出揃ってきましたし、HDX 環境ならネイティブ対応のプラグインも、シームレスに利用することができるので、あまり困ることはないと思います。プロジェクトの互換性に関しても、過去のバージョンで作成したセッションが問題なく開けますし、「コピーを保存」により下位バージョンへの受け渡しも可能です。このように、HD Accel からHDXへの移行に関しては、皆さんが思っているよりずっとスムーズに行えました。

何よりもHDXのサウンド・クオリティは、システムを入れ替える労に充分報いてくれるものだと思います。サウンド・クオリティを追求するなら、躊躇する必要はありません。

Yuu_0503 また、Pro Tools|HDX に移行したことにより、プラグインだけでなくアナログのアウトボードやミキシングコンソールのサウンドの良さも再認識できるようになり、利用の機会が増えたのも個人的に嬉しいところです。デジタルレコーディングを突き詰めることで、アナログ機材やエンジニアの手法の良し悪しが如実にサウンドにあらわれてくるようになるのだと思います。 本来のミキシング技術が、サウンドメイキングにおいてより重要となると感じています。これは、私が参加させてもらったPro Toolsのセミナーなどでお話していることでもあるのですが、アマチュア、プロフェッショナルを問わず、従来のデジタルサウンドに違和感を覚えたり、あまり触れることのなかったクリエイターの方々にこそ、HDXを体験していただきたいと思っています。」(杉山氏)


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