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2013年7月

2013年7月31日 (水)

Sibelius操作ご紹介ブログシリーズ『Sibeliusで歌もの楽曲の楽譜作成にチャレンジ』まとめ


シンガーソングライターの辻敦尊さんに、5月から毎週、Sibelius7の操作方法を詳しくご説明いただいているSibeliusブログシリーズ。
テーマ1の『Sibeliusで歌もの楽曲の楽譜作成にチャレンジ!』の全12回分を下記にまとめました。

もし見逃した回があれば、是非ここでチェックしてみてください。

Sibelius操作ご紹介ブログシリーズテーマ①『Sibeliusで歌もの楽曲の楽譜作成にチャレンジ』

  1. クイックスタートから始めて、マウスとテンキーで音符入力
  2. アルファベットキーによる音符入力と連音符やスラーの入力 
  3. 画面のスクロール操作、旗の向きの調整、小節の追加・削除
  4. 音符のコピーや括弧(カッコ)の入力、その他改行ポイントの調整 
  5. MIDIキーボードを使っての和音入力  
  6. MIDIキーボードを使ってリアルタイム入力(フレキシタイム入力) 
  7. リタルダンドやフェルマータの入力   
  8. コード記号の入力
  9. 歌詞とテキストの入力    
  10. 声部を切り替えてのコーラスパート入力   
  11. 楽譜全体の外観スタイル変更    
  12. 作成した楽譜の印刷やPDF化


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また、辻さんが以前、歌もの楽曲を作るプロセスをブログと動画でご紹介いただいた『DAW・DTM入門講座:歌もの楽曲を作ってみよう』シリーズも必見です。Sibeliusブログシリーズと併せてご覧ください。



『DAW・DTM入門講座: 歌もの楽曲を作ってみよう』

  1. 曲のアイデアをスケッチ:
    Pro Tools Express標準装備の音源「Xpand! 2」を使って、ソングアイデアをMIDIで打ち込みしてみます。
    ブログ | 動画
  2. 仮歌をいれてみる:
    Pro Tools Express標準装備の音源「Xpand! 2」を使って、ソングアイデアをMIDIで打ち込み今回の楽曲は、女性ボーカル向けの歌詞なので、とりあえず、バーチャルなボーカルトラックを、、、ということで話題のVocaloid「初音ミク」をPro Tools Expressと一緒に使ってみます
    ブログ | 動画
  3. アレンジに挑戦:
    アレンジングのノウハウを惜しみなくご紹介します。
    ブログ | 動画
  4. ボーカルレコーディング:
    初音ミクで作成したボーカルトラックを、生ボーカルに差し替えます。ボーカルのレコーディングに関するノウハウもご紹介の予定です。
    ブログ | 動画
  5. ミックスをしてみよう:
    各楽器を個別に処理する方法をご紹介します。EQやコンプレッサー、リバーブといった基本エフェクトの使い方から、さらには、ボーカルのピッチ補正の方法まで。最後は、オーディオファイルの書き出しとiTunesを利用したCDの作成方法や、Sound Cloudへの書き出し方法をご紹介します。
    ブログ | 動画



Sibeliusで歌もの楽曲の楽譜作成にチャレンジ#12「作成した楽譜の印刷やPDF化」

こんにちは、シンガーソングライターの辻敦尊です。

いよいよテーマ1「Sibeliusで歌もの楽曲の楽譜作成にチャレンジ」も今回で最終回となりました。今回はこれまでに作成してきた楽譜を人へ伝える為の手段、“印刷”や“PDFデータへのエクスポート”などをテーマに紹介していきたいと思います。

ぜひ最後もチャレンジして、自分のモノとして下さい!!

 

先ずはこれまでに入力したデータを開きましょう。

snow_crystal10end_12.sibをダウンロード

 

最初は一番基本的な“印刷”に関する操作から説明していきたいと思います。

【ファイル】タブを選択し、続けて左側に並んでいる項目から“印刷”を選択して下さい。ショートカットはコマンド+“P”キー(Winの場合はCtrl+“P”キー)

121

 

すると上記のような印刷に関する設定を行なう画面へ切り替わりますので、目的とするプリンタを選択して下さい。

122

※複数のプリンタがコンピューターに設定されている場合はプルダウンメニューとして選択できます。その他、用紙の種類などはプリンタプロパティを適宜設定しながら対応するようにして下さい。

 

123_4

続いて、フルスコアを印刷するのか、パート譜に分けて印刷するのかを一番上にあるチェックボックスから選択します。

※フルスコアとパート譜を一緒に印刷する事も可能です。

124

 

ポイント!!

「パートを印刷」にチェックを入れた場合は譜面に設定したパートのリストが下に表示されてきますので、印刷したいパートをそこから選択します。

※複数のパートを一緒に選択したい場合は“Shift”キーを押しながらパート名をクリックするようにして下さい。

125

次に印刷部数を設定の上、最後に“印刷”ボタンを押します。

126

 

さぁ、プリンタから自分オリジナルの譜面が印刷されてきましたか?

フルスコアの部数とパート譜の部数をそれぞれ分けて設定したい場合などは、目的に合わせながら上記操作を繰り返すようにして下さい。

 

 

続いて今度は、物理的な印刷ではなく譜面をPDFデータへエクスポート(書き出し)する操作について説明していきましょう。

先ほどと同様【ファイル】タブを選択します。

127

次に左側に並んでいる項目から“エクスポート”を選択します。

128

すると、下記のようにエクスポート出来るデータフォーマットのリストが表示されてきますので今回は“PDF”を選択します。

129

続いて “ファイル名”と“保存先”を設定します。

※ファイル名の欄にはデフォルトで“%f-%p.pdf”と入力されていますが、これはファイル名を“スコアのファイル名-パート名.pdf”にするという意味を持っています。もちろん任意でファイル名を設定する事も可能です。

1210

 

“ファイル名”と“保存先”の設定を終えたら最後に“エクスポート”ボタンを押します。

※ウィンドウを下へスクロールさせないとエクスポートボタンが見えない事もあります。

1211

 

さぁ、設定した保存先へPDFデータとしてエクスポートされたかと思います。

PDF化された譜面は相手先にSibeliusが無くても確認してもらい易いなどのメリットを持っていますし、データサイズもそれほど大きいものではありませんのでメールに添付して相手先へすぐに届けることなども可能になってくるかと思います。

状況に合わせながらぜひ活用していってみるようにして下さい。

 

それから、勘の良い人はもうお気づきかもしれませんが、今回ご紹介したエクスポート機能を使えば“グラフィック”や“MIDI”などのデータとしてもエクスポートする事が可能になってきます。これらもPDFと同様に状況や用途に合わせながら色々と活用していってもらえたらと思います。

1212_2

さぁ!これでテーマ1の最終回も終わりとなります。

これまでの12回で少しでも皆さんのサポートになったようであれば嬉しく思います。

この先は少し準備期間を設けて、次のテーマへ移っていきたいと考えています。

ぜひ次のテーマも楽しみにしていて下さい。

 

それでは、これまでの12回お付き合いいただきましてありがとうございました!

辻 敦尊でした!!

 

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Atsutaka001_2 辻 敦尊(つじあつたか)-プロフィール-
14歳よりギターと作曲をはじめる。
10代後半でオープンリールタイプのMTRとミキシングコンソールそしてコンピューターを手に入れ自宅録音による音楽制作をはじめる。
20代前半でプロデビューを果たし、その後は大手メーカーの認定技術資格なども複数取得しながらシンガーソングライターやサウンドデザイナーの範囲を超えたアーティスト活動をスタートさせていく。
20代後半からは舞台音楽を中心にレコーディングエンジニア、ミックスエンジニアとしての活動もはじめ、現在に至る。
現在はシンガーソングライターの活動を中心としながら、作詞家、作曲家、アレンジャー、プロデューサー、映像や舞台の音楽監督、サウンドデザイナー、ボイストレーナー、ライターなどとしても活動中!シンセサイザーやコンピューターを用いた音楽制作では高い評価を受けている。
2011年からはAvid Media Composerによる映像制作も行なっている。

AT-Music合同会社 代表社員
http://www.at-music.net
一般社団法人 日本シンセサイザー・プログラマー協会 理事・技術研究委員会 委員長
http://www.jspa.gr.jp

Twitterアカウント
https://twitter.com/AtsutakaTsuji

2013年7月29日 (月)

ELIXIA ニューシングル リリース

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ELIXIA のニューシングル "Hope Motion" On Sale Now on iTunes 

Pro ToolsユーザーであるJJ氏がプロデュースするELIXIAから新しいシングル「Hope Motion」がリリースされました!!

Pro Tools 10を使い、2つのスタジオで制作されました。JJ氏のスタジオでレコーディングとミキシングを行い、東京のスタジオでミキシングとマスタリングが行われました。

JJ氏のスタジオで作ったセッションはプラグインも含め、東京のスタジオでも問題なく読め、制作が非常にスムーズに進んだと喜んでおられました。

素敵な曲ですので、是非お聞き下さい:)

ELIXIA / HOPE MOTION
YouTube: ELIXIA / HOPE MOTION

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JJ Facebook

http://www.facebook.com/james.debarrado

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JJ Twitter

http://twitter.com/jjmusicjapan

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ELIXIA 公式サイト

http://www.elixiasound.com

2013年7月25日 (木)

若きクリエイターを支えるPro Toolパワー

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初めて見たライブで感動してドラム演奏にチャレンジ

Pro Toolsは、音楽制作スタジオなどでのデファクトスタンダードなレコーディングツールとしてだけでなく、ホビーユーザーからプロクリエーターを目指すミュージシャンまで、様々なジャンルの幅広いユーザーに愛用され続けています。そんなPro Toolsを若干10歳にてして使いこなし、自身で数々の作品を制作している若きクリエイター“小平俊”くんに、音楽やドラムとの関わり、さらにPro Toolsの魅力や活用方法などについて語っていただきました。

 

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小平くんは、ローランドの電子ドラム“V-Drums”のパフォーマンスコンテスト「2012 V-drums World Championship」にて、当時小学4年生ながらタイトかつパワフルなドラム演奏を披露し、見事にジュニア部門の最優秀賞を獲得しました。「ドラムの演奏に興味を持ったのは、6歳の時に母と行った地元のライブハウスで見たバンドのライブでした。初めてのライブでしたし、とても強い衝撃を受けたのを覚えています。僕には、特にバンドの中でドラムが一番格好良く見えたんです。それから、すぐに母に相談してドラムを習わせてもらうことになりました。そのライブがなければ、きっと僕がドラムを演奏するなんてことはなかった思います。電子ドラムは、自宅での練習などで常に利用していましたので、アコースティックドラムと同様にまったく違和感なく演奏することができるんです。バスドラやスネアといった音だけでなく、ギターやベース、シンセ、パーカッション、効果音など多彩なサウンドが自分一人で演奏できるのがとても楽しいです!」(小平くん)

 

自由度の高いPro Toolsに「ワクワク」させられています!

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現在では、Pro Toolsを中心に、複数のシンセサイザー音源やオーディオインターフェイス、ミキサーなどの周辺機器も駆使して音楽制作を行なっている小平くんですが、初めて触れた音楽制作ソフトウェアは、AppleのGarage Bandだったといいます。小平くんは、Garage BandとPro Toolsの印象について「音楽を中心に色々なことを教えていただいた先生に“DTM”についても紹介していただき、コンピュータで音楽を作ることに興味を持ちました。8歳の時から、MacBook ProとGarage Bandを使って、最初は徐々に操作方法などを学んでいきました。お気に入りのループやフレーズを組み合わせるだけで、自分が聞いていたような音楽が“こんなに簡単に音楽が作れるんだ!”と凄く驚かされました。それからは、もう夢中になって試行錯誤を繰り返す日々でした!(笑)

それから、しばらくして自分でフレーズやサウンドをもっと自由にコントロールしたくなってきた頃、“Pro Tools”を導入しました。Pro Toolsでは、音楽に関するすべてのことが、なんでも自分の思い通りにできるといった感じで、まだすべてを理解するには到底至っていません。でも、その自由度の高さには凄くワクワクさせられるんです!反面、どうしたら良いのか悩んでしまう場面も多々あったりしますが・・・。Pro Toolsへの主な入力方法は、まだマウス操作によるステップ入力が多いんです。キーボードやギターなどの楽器の演奏、ボーカルにも挑戦していますが、まだドラムのようには上手く演奏できなくて苦労しています。今後は、レコーディングやシーケンス機能のみならず、Pro Toolsに内蔵されたソフトウェアシンセサイザーやプラグインエフェクト、ミキサーなどの機能もより活用して、さらに自分らしい楽曲が制作できるように頑張りたいです。」と語ります。(小平くん)

 

音楽だけでなく、本格的な映像作品の制作にも取り組みたい

Cw_210x110_syunkodaira04_3

最近では、同時に複数のプロジェクトに取り組んでいる小平くんは、音楽だけでなく様々なメディアを使って作品作りに挑戦しているそうです。そのボーダレスな感覚は、まさにデジタル・ネイティブ世代ならではものと言えるかもしれません。「実は、2012年のV-drums World Championshipで最優秀賞を受賞させていただい際に使用したバックトラックも、Pro Toolsを使って制作しました。しかし、色々な方からの助力と助言がなければ楽曲をしっかり完成させることができず、正直とても一人で完成させたというには及ばない状態でした。まだまだ、Pro Toolsの知らない機能や使いこなせていない部分が沢山ありますので、それらを勉強すると同時に、自分の音楽的な知識や技術も、もっともっと高いレベルを目標に向上させていきたいと思います。

また、オリジナル作品の制作にあたっては、Pro Tools上でビデオトラックの編集作業なども行なっています。音楽制作ソフトウェアに対して無理なお願いだとは思うのですが、個人的にはPro Toolsの標準機能として、もう少し映像関連の編集機能も充実していたらとても嬉しいです。将来的には、AvidのMedia Composerなどの専門的な映像編集ソフトウェアを利用して、さらにPVやMVのような本格的な映像作品作りもぜひ挑戦してみたいです。」(小平くん)

学校や音楽理論の勉強をはじめ、音楽・映像などのオリジナル作品の制作と非常に多忙な毎日を過ごす小平くんですが、「Pro Toolsをはじめとしてまだまだ新しく覚えなくてはいけないことが山のようにあり大変なことも多いですが、大好きなことに集中して取り組めるので、とても充実していて楽しいです。僕のモットーでもある“To know”、“To Act”、“To Develop“の精神で、プロの音楽家を目標として、これからも興味を持ったことになら何にでも自ら積極的に取り組んでいきたいと思います!」と笑顔を絶やしません。Pro Toolsと共に進化を続ける若きクリエイターに今後も要注目です。

 

_dsc0301_2

 

Sibeliusで歌もの楽曲の楽譜作成にチャレンジ#11「楽譜全体の外観スタイル変更」

こんにちは、シンガーソングライターの辻敦尊です。

前回までの10回分で基本的な歌もの楽曲の楽譜作成に必要となりそうな操作はひと通り説明してきましたので、テーマ1の残り2回では更に外観スタイルを整えていく方法や印刷、に関する説明などをしていきたいと思います。先ずはその前半として楽譜全体の外観スタイルを変更する操作を今回説明していきましょう!!

 

先ず、前回までに入力したデータを開きます。

snow_crystal10end.sibをダウンロード 

 

この時点ではあたり前ですが、これまで通りの見た目(外観スタイル)で楽譜が表示されていますよね?

111

今回は、この全体の見た目をそっくりそのまま、全く別の雰囲気に簡単に変えてしまおうと思います。

効果は大きいですが操作は簡単ですので難しく考えずに安心してついて来て下さい。

 

 

 

【外観】タブの【ハウス スタイル】枠内にある“インポート”と書かれた箇所をワンクリックして下さい。

112

すると下記「ハウススタイルのインポート」ダイアログが表示されてきます。

113

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハウススタイルと書かれた枠の中にはJazzからはじまる行やKeyboardなどではじまる行などが複数あるかと思います。

細かい説明は後にして、早速一番上の“Jazz Inkpen2”という行を選択した状態で“OK”ボタンを押してみましょう!!

114

 

するとどうでしょう?これまでの見た目とは全く違った雰囲気に楽譜の表記が変ったのではないでしょうか?

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これが今回ご紹介したかった外観スタイルの変更なんです!

せっかくですから他のスタイルにもう一度変更してみて、この操作をしっかりとマスターしてしまいましょう!

 

先ほどと同様、【外観】タブの【ハウス スタイル】枠内にある“インポート”と書かれた箇所をワンクリックして下さい。

112_2

すると下記「ハウススタイルのインポート」ダイアログが表示されてきます。

113_2

さっきは一番上の“Jazz Inkpen2”という行を選択したので今度は真ん中あたりにある“Large notes Opus(Plantin)”という行を選んで、その後に“OK”ボタンを押します。

116

すると最初のスタイルに近いけれど、フォント表記などがまた違った雰囲気の外観に変りましたね。

117

楽譜は読みやすい事が大切ですから、このように外観の調整を行なう事も時として重要になってきます。せっかくこれまで色々な操作をマスターしてきたのですから、こうした操作も是非覚えておくようにしてみて下さい。

 

 

それでは、今回はもう一つ見た目を調整する操作をご紹介しておきたいと思います。

それは、“用紙”と“デスク”のテクスチャー変更です。

テクスチャー変更???

何のことを言っているのか不明な人も多いのでは?

これも論より証拠という事で、先ずはやってみた方がどんな事を指しているのかを理解しやすいかと思います。

そんなわけでで早速やってみましょう!!

 

【ファイル】タブにある“環境設定”をワンクリックします。ショートカットはコマンド+“,(カンマ)”(Winの場合はCtrl+“,(カンマ)”)

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※Macの場合は【Sibelius】メニューからも“環境設定”を選択可能です。

119

すると下記「環境設定」ダイアログが表示されてくるので、左側にあるメニューの中から“テクスチャー”を選択します。

1110_2

次に“用紙”と“デスク”のテクスチャーを選ぶプルダウンメニューの中から、適当な物を選択してみて下さい(今回は例として“用紙”に「和紙、ブラウン」を、“デスク”に「木目、アフロモシア」を選んでみました)。

 

そして最後に“OK”ボタンを押します。

1111

 

 

するとさっきまでとは違った用紙やデスク(一番後ろの背景部分)の質感になったかと思います。

1112_3

 

これが“用紙”と“デスク”のテクスチャーを変更した結果なんです。

これは最初に説明した“外観スタイルの変更”のように楽譜の読みやすさには直接影響しないかもしれませんが、楽譜を書いている時のモチベーションには大きく影響するかもしれません(笑)

Sibeliusのユニークなこだわりの一つとして是非覚えておいてもらえればと思います。

 

 

さぁ!今回は見た目に関する操作を中心に紹介してみましたがいかがでしたか?

次回はいよいよテーマ1の最終回となります。

最終回では作成した楽譜を人へ伝える為には不可欠とも言える“印刷”や“PDFへのエクスポート”などをご紹介したいと思います。

テーマ1の最終回もぜひご覧下さい。

 

それでは、辻 敦尊でした!!

 

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10代後半でオープンリールタイプのMTRとミキシングコンソールそしてコンピューターを手に入れ自宅録音による音楽制作をはじめる。
20代前半でプロデビューを果たし、その後は大手メーカーの認定技術資格なども複数取得しながらシンガーソングライターやサウンドデザイナーの範囲を超えたアーティスト活動をスタートさせていく。
20代後半からは舞台音楽を中心にレコーディングエンジニア、ミックスエンジニアとしての活動もはじめ、現在に至る。
現在はシンガーソングライターの活動を中心としながら、作詞家、作曲家、アレンジャー、プロデューサー、映像や舞台の音楽監督、サウンドデザイナー、ボイストレーナー、ライターなどとしても活動中!シンセサイザーやコンピューターを用いた音楽制作では高い評価を受けている。
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2013年7月19日 (金)

【期間限定】Pro Tools 11購入時、プラス1万円でMbox付属に!

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64ビット化に伴い、業界標準Pro Tools 11導入を検討されている方が多いのではないでしょうか。今ならPro Tools 11を購入する価格に1万円プラスでMboxとのセットに出来る期間限定のプログラムを実施しています!

Mboxはご存知の通り、最先端のPro Tools HDシリーズ・インターフェースを手がけたチームによりデザインされた同価格帯で最高峰のオーディオインターフェース。高価なインターフェースに負けない透明度を実現します。

このPro Tools + Mboxのセットは発売されたばかりの業界標準ソフトウェア最新バージョンと、価格帯最高峰のハードウェア、両方を手に入れるチャンスです。

 

詳しくはお近くのAvid製品取扱い店まで >> Avid 代理店検索

 

Avid Blogsポスト『Avid Pro Tools 11リリースに寄せる思い』

本ブログポストは、Pro Tools 11発売開始日にUSのAvid Blogsに掲載されたトム・グラハムによる "Avid Pro Tools 11 Launch Thoughts and Perspectivies" の翻訳です。

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「先日、PT11の噂を聞いたよ。未確認情報だけど、AvidのロゴとPro Tools 11という文字が印刷された黒と紫の箱で出荷されるらしい。」 DUC – Sunburst79 – 3.23.13

「史上最高の予告編!」 SpruceMusic on YouTube

「誇大広告!」 bairahrecordings on YouTube

 

信じられないことに、私はもう18年もAvidに在籍し、バージョン3(BI –インターネット以前!)のときからPro Toolsのリリースに関わってきました。そうした中で、本日発表のPro Tools 11と、ここ何回かのメジャー・リリースがいかに大変だったかについてお話したいと思います。人々は新しいバージョンの内部情報をもつ誰かからのリークやスクープを求めるのに必死で、そのリアクションやコメントはとても重要なのです。

こうした情熱的なコミュニティーとユーザー層を持つことは、本当に素晴らしいことだと言わずにいられません。この仕事をしていて良かったと思うのは、Avidにいる間に、音楽、映画、テレビ、ライブ、教育などの分野で有名な数多くの人々に出会い、そして支援してこられたことです。有名なアーティストやディレクターと会えるのは素晴らしいことです。しかしPro Toolsを使用しているエンジニア、サウンド・デザイナー、ミキサー(アーティストを支えている)と知り合えることはそれ以上の喜びです。これらの人々は才能にあふれ、賢く、面白い人ばかりで、みんなPro Toolsが大好きです。あまり顔や名前が知られていないこれらの人々が、実は有名な作品の制作で重要な役割を果たし、Pro Toolsの使って驚くべきことをするのです。私がどんな仕事をしているかを家族や友だちに尋ねられたらこうこう答えます。「この15年間の映画とテレビのサウンドトラック、ラジオで流れた曲、音楽アーティストの曲のほとんどだよ。みんなPro Toolsを使っているからね。」

さまざまな顧客とそのスタジオを訪ねることができたのも幸運でした。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、ナッシュビル、ニューヨーク、オースティン、バンクーバー、トロント、ロンドン、ベルリン、パリなどです。みんな親切なホストとして、その知識、意見、イメージ、デモ素材、ワークフロー、そしてPro Toolsをよりよいアプリケーションにするための情熱的なアイデアを提供してくれました。彼らはいつでも私の電話に出て意見を言ってくれたり、Pro Toolsを中心としたスタジオのビデオや写真の撮影に喜んで協力してくれました。

こうしたことからPro Tools 11のビデオのアイデアは生まれました。私たちの素晴らしい顧客(お決まりのロサンゼルスやニューヨークだけではなく世界中の)がはじめてPro Tools 11を見たときのリアクションを撮影しようと思ったのです。ソフトウェアは未完成でバグも多かったのですが、主な機能をビデオにして私のナレーションと音楽を付け加えました。それがこのビデオです(最初のビデオはPro Toolsがアルファ・バージョンだった3月のときのものだったので少し変更されている部分があります)。

Pro Tools® 11 ‒ The New Standard for Audio Production ‒ Avid®
YouTube: Pro Tools® 11 ‒ The New Standard for Audio Production ‒ Avid®

Pro Toolsはホットな話題ですし、インターネットは笑いを求めている人であふれているので、人気のブログ・サイトPro Tools Expertはこのビデオを見たユーザーのリアクションをビデオにすることにしたのです。それがこのビデオです。あるドイツのPro Toolsユーザーが発した言葉からはTシャツさえつくられました。これは偉大なオマージュだと言えるでしょう。

 

とにかく、リアクションを撮影させてくれたすべてのみなさんに感謝します。ビデオでご紹介したお名前は以下のとおりです。

"Introducing Pro TOols 11 (ALTERNATE)" ビデオを見る >> YouTube

みんな多くの実績を持つ才能ある人々です。アーティストとしてラテン・グラミーを受賞したイーリー・ゲラ、4月にロック・チャート1位でデビューしたパラモアの最新アルバムをミックスしたケン・アンドリュー、ビヨンセとマイケル・ジャクソンをミックスしたジーン・マリー・ホルバート、BBCのコマーシャルソングで栄えあるソニー賞金賞を受賞し、ジョー・サトリアーニのギター作品で新しいソロ・プロジェクトをプロデュースしている作曲家ジェム・”今すぐ買うわ”・ゴドフリー、2003年にオスカーにノミネートされた映画を含め、サウンド・デザイナーとして数多くの受賞歴をもつドイツのアンスガル・”ハグ”・フレリックなどです。

Pro Tools 11 リアクション・ビデオに登場する人々の背景には多くの物語があります。ドイツのフィル・”次のレベル”・スハルトはこう言いました。「次のレベルの○ットだ!!!」と。彼らと、そしてみなさんのPro Tools 11を使った素晴らしい仕事について聞き及ぶことをこれからも楽しみにしています。

Pro Tools万歳!

 

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オリジナルブログ著者:

トム・グラハム 

Avidのポスト・オーディオとプロ・ミキシングのマーケティング・マネージャー。ベテランのエンジニア/レコーディスト/エディタでもある。「アイス・エイジ」、「コラテラル」、「ザ・スプリット」など多くの映画の楽譜も手がけている。

2013年7月17日 (水)

AAX64bit対応情報:【Neyrinck】SoundCode LtRT Tools及びV-Monが Pro Tools 11に対応

Scltrt_vmon_500
 

Neyrinck社のSoundCode LtRt Tools及びV-MonプラグインがPro Tools 11での使用を実現すべく新しいAAX 64形式に対応しました。

 

SoundCode LtRt Toolsは、AAX Native 64及びAAX DSP 64のどちらの形式でも使用可能です。AAX DSP 64形式のプラグインはPro Tools|HDXカードで動作するPro Tools 11 HDに対応し、AAX Native 64形式のプラグインはコンピュータのネイティブ・プロセッサー環境で動作するPro Tools 11に対応しました。(Mac OSX及びWindows 両対応)

V-Monは、Pro Tools HDX及びHD Accelシステムに対応したAAX DSP 64/32及びTDM形式で動作するパワフルなモニター用プラグインシステムです。同製品は複数の入力と最高7.1チャンネルのスピーカー出力の操作が可能であり、TACシステムのVMC-101リモートコントローラーに対応しています。

 

詳細は下記からご覧いただけます(TAC System.comサイト)。

http://www.tacsystem.com/news/products/import_sw/neyrinck/

2013年7月16日 (火)

Sibeliusで歌もの楽曲の楽譜作成にチャレンジ#10「声部を切り替えてのコーラスパート入力」


こんにちは、シンガーソングライターの辻敦尊です。
前回は歌詞や自由なテキストの入力についてご紹介しましたが、今回はこれまでよりも少し難易度を上げて、声部を切り替えてのコーラスパート入力にチャレンジしたいと思います。

声部を切り替えるってなに?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、具体的に作業を進めていく中でその使い道やイメージはきっとつかんでもらえるかと思います。

早速、始めていきましょう!!

先ず、前回までに入力したデータを開きます。
snow_crystal9end.sibをダウンロード

今回は2括弧から後ろ3小節分に下記のようなコーラスのフレーズを追加したいと思います。


101

 
これまでの方法で上記のような新しいフレーズを追加していってしまうと既にある音符が、ただ上書きされてしまう事は想像がつきますよね?

こんな時に役立つのが声部を切り替えての音符入力なんです。
Sibelius7の場合、4つの声部を切り替えながら記譜する事が可能となっており、入力する声部の切り替えは「テンキー」パネルの一番下に並んでいる1~4のボタンによって行います。


102
 
これまでは一番基本となる声部1(1のボタンが選択された状態)のみを使って作業を行なってきましたが、今回は新たに声部2を使ってコーラスのフレーズを入力していこうと思います。

先ず「テンキー」パネル一番下に配置されている“2”ボタンをマウスでワンクリックし、声部2の入力準備をします。


103
 
次に、入力モードに入る為の“N”キーを押して下さい。


するとすぐに気がついた方もいらっしゃるかもしれませんが、ポインタの色がこれまでの青色と違って緑色になったかと思います。


104

ポイント!!
Sibeliusはその時点でどの声部で入力しようとしているか、または入力された音符がどの声部で入力されたかを明確に色で判断できるようになっています。
色分けとしては声部1が青、声部2が緑、声部3がオレンジ、声部4がピンクとなっています。


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それでは、音符入力の準備が出来たら、これまでの音符入力操作と同様に音価を選び、目的の場所へ音符を入力していきます。

106
 
この時、実際に音を入力してみると表記情報が混雑してきてしまって少し読みにくい状態に感じる事もあるかもしれません。

例えば上記のような場合には声部2の休符などの位置をドラッグして調整してみたり

107_2
 
非表示にしてみたりしながら調整していくと読みやすくする事ができるでしょう。
※“表示/非表示”については#7「リタルダンドやフェルマータの入力」を参考にして下さい。

1081_2

1082_2


ケースによっては音符の旗の向きを調整する事で、より読みやすい楽譜にする事も出来るかと思います。
※“旗の向きの調整”については#3「画面のスクロール操作、旗の向きの調整、小節の追加・削除」を参考にして下さい。

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おまけ
これまでマウスやテンキー、アルファベットキー、MIDIキーボードなどを使って音符入力する方法をご紹介してきましたが、他にも“キーボード”パネルや“フレットボード”パネルを使った音符入力も可能となっています。
その時の環境に合わせてそれぞれを使い分けるようにしてみるとさらに作業効率のアップを図ることが出来るかもしれません。積極的に試していってみるようにして下さい!

※“キーボード”パネルや“フレットボード”パネルは【表示】タブの【パネル】から選択して表示させる事ができます。

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さぁ!声部の切り替えとこれまで覚えてきた操作の組み合わせで歌もの楽曲の楽譜制作もずいぶんとイメージ通り進められるようになったのではないでしょうか?
テーマ1も残すところあと2回になりました。

残り2回ではこれまで製作した楽譜の全体のスタイル調整や、印刷方法、その他PDFデータとしてエクスポートする方法などを紹介していきたいと考えています。
残り2回も引き続きぜひご覧下さい。

それでは、辻 敦尊でした!!

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Atsutaka001_2 辻 敦尊(つじあつたか)-プロフィール-
14歳よりギターと作曲をはじめる。
10代後半でオープンリールタイプのMTRとミキシングコンソールそしてコンピューターを手に入れ自宅録音による音楽制作をはじめる。
20代前半でプロデビューを果たし、その後は大手メーカーの認定技術資格なども複数取得しながらシンガーソングライターやサウンドデザイナーの範囲を超えたアーティスト活動をスタートさせていく。
20代後半からは舞台音楽を中心にレコーディングエンジニア、ミックスエンジニアとしての活動もはじめ、現在に至る。
現在はシンガーソングライターの活動を中心としながら、作詞家、作曲家、アレンジャー、プロデューサー、映像や舞台の音楽監督、サウンドデザイナー、ボイストレーナー、ライターなどとしても活動中!シンセサイザーやコンピューターを用いた音楽制作では高い評価を受けている。
2011年からはAvid Media Composerによる映像制作も行なっている。

AT-Music合同会社 代表社員
http://www.at-music.net
一般社団法人 日本シンセサイザー・プログラマー協会 理事・技術研究委員会 委員長
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2013年7月12日 (金)

Avid Blogsポスト『Everything louder than everything else. Perfect.』

本ブログポストは、Pro Tools 11リリース前にUSのAvid Blogsに掲載されたコリヤー・スプリーンによる "Everything louder than everything else. Perfect. I am the Pro Tools Hack." の翻訳です。

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ボードは釘を打ち付けるもの、デスクはその上で物を書くもの、コンソールはオーディオのレベルをミックス(たまに昼寝)するために使うものですよね。

Soundasleep300x223

それはともかく、オーディオのレベルの話をしましょう。A/Dコンバーターまでは問題がないことを前提に、私の論評はコンピューターの中に限定することにします。ここではPro Toolsの中にです。

あなたがPT10(近い将来には11)、すなわち64ビット加算*を使った32ビット浮動小数点ミキサーを使用しているとします。常識を超えたヘッドルーム&ダイナミックレンジ。その信号経路は「浮動小数点」なので、内部でクリップさせることは不可能です。メイクアップ・ゲインを上げてインプットやアウトプットをオーバードライブしても、クリッピングは起きません。A/D|D/Aをクリップさせることはできますが、それはやめておきましょう。いいですね?

「レコード業界」が存在した頃、私は変わったやり方のプロデューサー/エンジニアをアシストしたことがあります。彼との最初のミックスで、彼はでかくて長い定規のような「棒」を指差し、私は言われるままにそれを使ってコンソール上のすべてのフェーダーを-6dBにセットしました。どういうこと?私はその24トラックをロックアップし、クロスパッチして、プレイ・ボタンを押しました。じゃじゃーん!悪くない!ちょっと待って、何で?実は、すべてのトラックが、モニター・フェーダーを-6にして録音されていたんです。そして彼はインプット・フェーダーを使って、マルチトラックの偉大なる「ライブ・ミックス」をテープ(確かScotch 250 @185だったと思う)へプリントしました。これはまた、突然変異した摩訶不思議な生き物がやって来て同じ部屋で楽器を演奏した時代でした。それも同時にです!しかし、その話は別の機会にゆずりましょう。それで、シグナル・トゥー・テープ・ノイズはどうなった?「メーターをいっぱいに」**しなくていいの?ねえちょっと、それいいボードだね!

 Board240x300

彼のテクニックは時代を先取りしていました。あれから26年…

 

テープ・ノイズや電源を飛ばすことを心配しなくて済むようになった今では、Pro Toolsに対するこのスタイルのカッティングは非常に効果的です。96kの24ビットのファイルなら、好きなだけ保守的にプリントできます。ヘッドルームが大量にあるからです。そのミックスのゲインは、リニア/パラレル・コンプレッションとEQ/フェーダー/グルテンフリーのピザ/ビールを使ってメイクアップできます。あなたならそうするでしょう。

すべてのトラックが-6dBfsでブルブル震えている、40~50ライブ/プログラム・トラックを持つセッションを有名スタジオからもらうほど面倒なことはありません。でも、これだけのヘッドルームがあればだいじょうぶ!これまでは、ミックス全体のレベルを15db下げるためにすべてのトラックにトリム・プラグインを入れてDSPを無駄遣いしなければなりませんでした。それがPT10/11では、セッションを開き、すべてのオーディオ・クリップを選択し、クリップ・ゲインを使ってレベルを10~12db下げるだけです。以上。さあ編集しよう!じゃなくてミックス!

メーターは、自分が今やっていることが正しい(または間違っている)ことを目で確認するためのもので、これらのメーターが示すことはとても重要です。これまでは、Pro Toolsのメーターはひとつで、レベルとピークを表示するだけでした。Pro Tools 11ではいろいろなメーター━11HDでは17、HD以外の11では4つの異なる目盛りを持つ正確なメーター━が選択できます。またメーター(とフェーダー)はPT10よりも30%大きくなっています。HD11では、VU、デジタルPPM(System5)、リニア&拡張リニア(Duh-Rowスタイルのようなサウンド)、VENUE、K-14/18/20メーターなど、オリジナルのPT メーター*を含む9つのメーターが選択できます。Pro Tools HDユーザーの場合は、ダイナミクス・プラグインのインスタンスを作成すると、各トラック・メーター上にゲイン・リダクションが表示されます。またメーターには、コンプレッション/リミッターのみ、ゲート/エクスパンダーのみ、どちらか優先、すべて加算などの表示オプションがあります。ダイナミクス・プラグインは、PT11のセンドと同じように、ミキサーの「インサート」セクションにマイクロ・メーターを持っています。気が利いていますね。

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Pro Tools環境設定メニューには新しい「メーター」タブがあり、お気に入りのメーターをデフォルトに設定できます。また同じセッションで任意/すべての「マスター」フェーダーを別のメーターに設定することもできます。またメーターを右クリックしてその場で変更することもできます。このとおり↑

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私は全体的には「リニア拡張」、マスター・フェーダーにはPPMデジタルまたはK-20が気に入っています。しかし、やっぱり一番いいのは目を閉じて耳で聴くことですね。

 

*申し訳ありません、HD Accel 支持者のみなさん、あなたは24ビットの信号経路を使ったTDMスタイルでミックスしています。11に移行すべきもう1つの理由。

 **信号から「すべてのビット」を取り出すために「メーターをいっぱいに」しなければならないというのは誤った認識です。否。お望みであれば、24ビットのコンバーターは24ビット・デプスの無音のレコーディングを作成します。

 

 

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オリジナルブログ著者:


コリヤー・スプリーン
Pro Tools、コントロール・サーフェス&コンソール、ポストプロダクションと音楽制作ワークフローを専門とするプロ・オーディオ・ソリューション・スペシャリスト

AvidオフィシャルWebサイト

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