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2015年3月23日 (月)

東通様事例: Pro Tools | S6とAvid ソリューションで実現するスムーズかつスピーディな制作ワークフロー

東通様事例:
~ Pro Tools | S6とAvid ソリューションで実現するスムーズかつスピーディな制作ワークフロー ~

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2014年9月、営業拠点を移しリニューアル・オープンした東通 ビデオセンター。これを機に、3室あるMAルームのうちMA-3のコンソールとしてAvid Pro Tools | S6が導入された。これは制作プロダクションとしては国内初の事例である。東通では、Pro Tools | HDXベースのパワフルなPro Tools HDシステム、Video Satellite経由でMedia Composerの画とPro Toolsの音の同期、素材は全てメディア共有ストレージであるISIS|5500で管理する、Avidシステムを中心としたスムーズかつパワフルなワー クフローを構築している。営業開始より20数年が経過し、設備の老朽化やシステム拡張の制限が表面化していた旧編集センター。そこから移転した新しい社屋 では、現代のワークフローに即した効率的なスペースの配置と快適な作業環境が実現されている。今回は、機材選定などにあたった野村光宏氏、MAセクション を代表して横田良孝氏、編集セクションを代表して総合技術担当の原田文睦氏のお三方にお話をうかがった。

 

ドラマ制作に必要なスムーズかつスピーディなワークフローを構築

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まず野村氏は、同社のシステム構築について次のように語ってくれた。「弊社の業務で比較的多いドラマの仕事は、編集とMAの作業が途切れなく続くためかな りのスピードが求められます。それを可能にするためにVideo Satelliteを介してPro ToolsとMedia Composerをつなぐシステムを3年ほど前に構築しました。編集とMAの連携を上げるためには、すべてAvidのシステムにするのがよいだろうという 判断です。高い機能を備えた機材を導入し、制作プロセス間での連携を高めることで、スムーズかつスピーディなMA作業環境を実現しています。Media ComposerとVideo Satelliteを導入する前は編集された映像はテープに収められていたので、MAに入るときに取り込む作業が必要でした。それがなくなったことによる 時間短縮は非常に大きかったですね。無駄がなくなり、厳しい納期の場合でも完全納品が可能なスピーディなワークフローとなっています。」(野村氏)また、 横田氏は、作業側にとってもワークフローは大事なことだと言います。「セッション内の目的のどんな場所へもすぐ移動できるので、作業しやすくなりました。 それに、HDシステムはやっぱり絵がきれいなので、クライアントからも喜ばれています。」(横田氏)

ICONからPro Tools | S6へ

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さらに今回のリニューアルで、MA-3のPro ToolsはHD 3からHDXにアップグレード。コンソールもICONからPro Tools | S6にリプレイスされた。 「システムのリプレイスを考えたとき、世の中に様々なコンソールの選択肢があったのは事実ですが、Pro Tools | S6が出るのを待っていました。Pro Tools | S6は、ICONの機能的なものを継承して、なおかつパーツのアレンジができて扱いやすそうなところが魅力でした。導入を決める前には横田をはじめ現場の 人間が実際に触り、納得した状態で決めました」(野村氏)

Pro Tools | S6はフェーダーの動きが滑らかで動かしやすいです。オートメーションを書き込む機能をオンにしたとき、ICONではフェーダーに少し抵抗を感じたのです が、Pro Tools | S6はそれがなくなった。ほんのわずかなことなのですが、多用する機能ですし長時間の作業になるとずいぶん楽になったと感じます。」(横田氏)

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今回導入されたPro Tools | S6は、より高性能なM40、24フェーダー/5ノブという仕様。横田氏は「部屋の大きさを考え、可能な限りコンパクトかつフェーダーの本数を確保できる この仕様にしました」と振り返る。さらに「ICONよりもカスタマイズ性が高いので、より作業しやすい形になりました。手が届く範囲に機能が集約できて、 動き回らなくてもよくなったのがありがたいですね。フェーダーの横にもメーターが付いているのでどこから音が出ているか直感的に把握できます。様々な作品 を制作しますが、ときには100トラックもある大規模セッションを扱うこともあり、コンピューターの画面を占拠しがちなプラグインなどを Pro Tools | S6のMTMディスプレイに表示できるのは便利だと感じています。」と、その魅力を語ってくれた。

複数の担当者が同時に協業しながらミックスダウン

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編集からMAに至るフローではメディア共有ストレージのISIS|5500が採用されており、最大26式の端末がリアルタイムでメディアに同時アク セス可能となっている。「編集室では、収録された映像と音をMedia ComposerとSymphonyで編集します。完パケが出来上がったらあとはなにもする必要はありません。MAチームがISISに入っている編集デー タを取って作業を進めてくれますからね」と原田氏。

「完成の連絡をもらったら、そこから音付けに入ります。音効担当の方と私で作業を分担し、音効担当の方は音楽とSE、私は収録されたセリフを担当し ます。MA-3には音効用の Pro Tools と Artist Mix が用意されていて、メインのPro Toolsとは Satellite Link でつながっています。このリンクされたシステムを活用して、複数の音効担当やミキサー担当者が同時に協業しながらミックスダウン作業を行っています。」 (横田氏)

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ドラマ仕事の場合、付けた音を監督が確認し、OKが出たところでミックスを開始する。完パケを納品する形態はまだテープが主流とのことで、ミックス終了後、テープに落とす作業に入るとのこと。

「弊社では、クライアントの意向に合せて、映像は編集の担当者がテープに落とし、音はMAの担当者がテープに落とすようにしています。この作業が最 終確認を兼ねていて、映像や音にノイズなどが入っていないかをチェック。役割を分担した方が、より事故は少なくなると思います。」(横田氏)

将来の高解像度4K制作を見据えて

Pro Tools | HDXシステムをインストールしているためサラウンド制作にも対応。MA-3に併設したアナウンス・ブースは、大人数のアフレコにも対応しており、他の MA室からも利用できるよう、室内の様子が見られる旋回型カメラを設置するなど、クライアントのニーズに柔軟に応えられる体制が整えられている。MA- 1、MA-2も順次Pro Tools | S6へのリプレイスが予定されているとのこと。各セクションが有機的につながったワークフローは、効率アップだけでなく、品質向上にも大きく寄与している という印象を受ける。

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さて今後はどのような方向に進むのだろうか。展望を野村氏にうかがった。「これからは現在のシステムをバージョン・アップしながら4Kにも対応して いきたいですね。既に様々な検証を行っていて、4K制作対応の準備を進めています。弊社の場合は共有サーバーの位置づけが非常に重要なものになってきてい るので、ISIS を 4K 環境の中でどう運用するかがカギになるでしょう。4Kの次は8Kの時代もやってくる。そのころには、映像の高画質化だけではなくオーディオのチャンネル数 も相当に増えてくるはずです。しかしオペレーションする人間は限られている。そうなると、今以上に機材の連携を取っていかなければならないでしょう。いか に作業者の負担を軽減できるか、それがますます求められると思います。」東通はそのパワフルなシステムに加え、制作ワークフローの効率性とスピードを常に 向上することで、あらゆるクライアントのニーズに応え、今後も進化を続ける。

 

 

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 株式会社東通
〒107- 8330 東京都港区赤坂5- 2- 20 赤坂パークビル9F
www.totsu.com

 
Pro Tools | S6販売代理店: タックシステム株式会社

 


課題

  • ドラマ制作での厳しい納期に対応できるスムーズかつスピーディな制作環境の構築

ソリューション

  • Pro Tools | S6、ISIS | 5500、Video Satellite、Media Composerを含む包括的なAvidソリューションの導入により、編集とMAの高い連携によるスムーズかつスピーディなワークフローを実現

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