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2015年8月

2015年8月27日 (木)

Pro Tools | S3, Pro Tools | Controlなども展示予定!LOGICJAM放送機材展 in 札幌

9月15日に札幌で開催されるLOGICJAM放送機材展では、オーディオ製品も展示されます(タックシステム社ブース)。

 

LOGICJAM放送機材展

開催日時 2015年 9月15日(火)  9:30 ~ 18:00
場所 東京ドームホテル札幌 地下2階 ピアリッジホール

 

Avid製品展示予定

LOGICJAM放送機器展では、Avidビデオ製品のほかにも、Avid販売代理店であるタックシステム社ブースにてAvidオーディオ製品も展示を予定しています。

展示製品:

 


 

Pro Tools 12とは

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Pro Toolsソフトウェアは、音楽やオーディオの作曲、録音、編集、ミキシングに必要なすべてを提供する、業界標準のDAWです。音質とパフォーマンスにおいて一切の妥協を許さないプロジェクトでは、Pro Tools HDを使用することにより、大規模なプロジェクトを迅速に簡単に作成、レコーディング、編集、ミキシングすることができます。Pro Tools | HDとPro Toolsの機能比較はこちらを御覧ください。 (製品ページ | データシート


 

Pro Tools | S3とは

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Pro Tools | S3は、コンパクトで、優れた人間工学に基づくデザインのデスクトップ・コントロール・サーフェスです。EUCON対応のため、Pro Tools、Logic Pro ,Cubase、その他のEUCON対応DAWでミックスでき、サーフェスのカスタマイズも簡単。プロジェクトに合わせて、使用したいアプリケーションと機能を選択できます。軽量かつコンパクトなS3なら、自宅でも、ホテルの部屋でも、出先へ持ち運んで、ノートパソコンと接続してセッションを録音、ミックス、モニターできます。(製品ページ | データシート


 

Pro Tools | Controlとは

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Pro Tools、Media Composer、Logic、Cubase、Nuendoなど、お気に入りのオーディオ/ビデオ・ソフトウェアをiPadから直接コントロールできます。 Pro Tools | Controlアプリはハードウェア/ソフトウェア統合とEUCONテクノロジーの高速通信をiOSのマルチタッチ技術と組み合わせているため、レコーディングやミキシングがマウスとキーボードだけを使用して作業する場合よりもずっとすばやく簡単になります。 Pro Tools | S3またはArtist Mixと組み合わせた場合、新しくなったタッチワークフローとカスタム・コントロールを入手できます。 もちろん、無料です。(詳細

 


 

是非会場まで足をお運びください!

※展示内容は変更される可能性があります。

2015年8月26日 (水)

映画「バケモノの子」サウンド制作ストーリー〜 リアリティーとファンタジーを奏でる、音の魔術師たちの秘技 〜

大ヒット映画『バケモノの子』は、06年『時をかける少女』、09年『サマーウォーズ』、12年『おおかみこどもの雨と雪』の成功により、今や世界で最も注目を集めるアニメーション映画監督•細田守氏の3年ぶりとなる最新作です。

今回は、その『バケモノの子』サウンド・プロダクションに関わった「音の魔術師」達、「録音/音声」担当の小原吉男氏、そして「音響効果」を担当したアルカブースの柴崎 憲治氏/赤澤 勇二氏に、この作品の録音/編集/ミックスの秘訣やPro Toolsのノウハウをお伺いしました。

映画『バケモノの子』サウンド制作の秘密
リアリティーとファンタジーを奏でる、音の魔術師たちの秘技

ストーリーを読む

 

関連情報/リンク

 

A

©2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS

2015年8月14日 (金)

【Avid Blogs】最高に美しい音楽ルームの裏側: Pro Tools | HDXを導入したBlackbird Studioの美しいセット

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最高に美しい音楽ルームの裏側: Pro Tools | HDXを導入したBlackbird Studioの美しいセット

この質問に対する正しい回答というものはないが、それでも問いたいと思う - アメリカで最高のモダン・レコーディングスタジオは?

Ocean WayEast WestJungle Cityなど、いくつかの有名なレコーディングスタジオがすぐに思い浮かぶ。これらのスタジオはどれも足を踏み入れると同時に魔法にかかったような気にさせてくれるスタジオだ。しかし、最高のモダン・レコーディングスタジオを語るとき、ナッシュビルにある名高いBlackbird Studioのことを忘れてはならない。

20150731blackbirdstudioceilingよく見ると、天井にある煙探知ですら、音響学的に正しく配置されている

 

20150731blackbirdstudiostickflakes全く同じ長さの棒を2本見つけられるか、是非、探してみてほしい。

 

ジョンとマルティナ・マクブライドが2002年に創設したBlackbirdはその設立直後から、世界レベルのレコーディング・スタジオのあるべきスタンダードをより高いものへと押し上げた。Blackbirdの 機材リスト は伝説的な内容となっており、また、世界でも最高の アーティスト達 がここでレコーディングを行っている。しかし、オーディオに詳しい人達を魅了するのは、このBlackbirdの有名な  スタジオCである。かの ジョージ・マッセンバーグ 自身によりデザインされたもので、多くの人がこのスタジオCを「マッセンバーグルーム」と呼んでいる。この部屋は、音楽業界で最も美しい部屋のひとつであるというだけでなく、21世紀における偉大な建築的偉業を成し遂げている部屋でもあるのだ。

 

20150731blackbirdmassenburgroomスタジオC: 音楽業界で最も美しいレコーディングルーム (写真: Max Crace)

 

Photo_2これほど印象深い棒は他に例がない    Blackbirdスタジオでの著者

 

最近、ナッシュビルのBlackbirdを訪問し、先ごろ導入したPro Tools | HDX 機材について話を伺った。訪問している間、このスタジオがいかに多様であるかを学び、また魅了された。世界レベルのレコーディング施設であることに加え、このスタジオの中にプロフェッショナルのオーディオスクール”Blackbird Academy” も運営しているのだ。Blackbird Academyが行っている素晴らしい取り組みについては、また後日、別のストーリーとして語りたい。

今回は、HDXについて話したい。Blackbirdは世界でも有数の優れたレコーディング機材を保有していることで知られているが、最近、全スタジオにわたり大規模なアップグレードを行った。私は、彼らがなぜアップグレードしたのか、そしてその導入の様子について知るべく、Blackbirdのネットワーク管理者であり、Blackbird Academy教育の共同ディレクターである ニック・シャゼーレ (Nick Shasserre)や ケビン・ベッカ(Kevin  Becka)に話を伺った。

 

20150731blackbirdnickshasserre

アンソニー・ゴードン(AG: HDXにアップグレードを決めた経緯を教えてください。

ニック: 私達のクライアントの一人 ニコ・ボラス(Kiko Bolas) が、別のスタジオのヘッドルームにHDXがあると聞き、このスタジオのヘッドルームでも同様にHDXが欲しいというので、導入することになりました。我々はクライアントの皆様をハッピーにしたいのです。残りのスタジオについては一気に作業したかったので、アップグレードするには多少時間がかかりました。

AG: システムは何式ありますか?

ニック: これまでのところ全部で7部屋をアップグレードしました。AとDの部屋はどちらも HD I/Oが4式入っています。別の2部屋には2式、Studio Eには1式だけです。AとDの部屋はHDXカードが2枚ずづ入っていて、その他の部屋にはHDXがカードが各1枚ずつ入っています。

 

AG: HDXが入ったことについて、ナッシュビルではどんな様子でしょうか?どれくらいのスタジオがこれまでにアップグレードしていると思われますか?

ニック: 少なくとも半分はアップグレードしているでしょう。個人的に、この街でHDXをひとつも入れていないスタジオはないと思います。スタジオにとっては、競争力を維持するために、レコーディング機材を最新なものにしておくのは非常に重要です。どのクライアントも、最高の機材のないスタジオに行きたいわけはありませんからね。アップグレードした別のスタジオを見ると、なぜ自分のスタジオはまだアップグレードしていないのだろうと思うわけです。ですから、私達にとっても、HDXへのアップグレード必然的な流れでした。

20150731blackbirdkevinbecka

AG: 新しい機材の購入や導入で困難だったことはありますか?

ニック: 簡単でしたよ。我々はAvid認定パートナーから機材を購入したのですが、全く問題はなかったです。我々と一緒に考えてくれて、ディールを良いものにしてくれました。インストール作業では、カードの切り替えにかかったのは30分くらいだったかと思います。一つの部屋につき、全インストール作業を行うのに多分3時間くらいだったかな。本当に簡単でしたよ。

ケビン: 作業は2日かけて行いました。古いシステムの作業を月曜に行い、火曜にHDXシステムについての作業を行う、といった感じです。私が気づいたことは、この一晩でコンバーターのレーテンシーが25%も下がったということです。

 

 

 

  

 

 


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オリジナルブログ著者

アンソニー・ゴードンPhoto_3

ここAvidでアーティスト・リレーションのシニアマネージャとして、世界中の多くのトップアーティストから彼らのプロジェクトにどのようにAvid製品を活用しているか話ができることを幸運に思っています。自身もミュージシャンとして、レコーディング・アーティストとして、常々インスパイアされています。皆さんにストーリーをシェアするのを楽しみにしています。

 


関連情報:

 

2015年8月11日 (火)

【Pro Tools事例】「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」サウンド制作秘話 with Avid Pro Tools

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」サウンド制作秘話 with Avid Pro Tools

 

シリーズ5作目となるクリストファー・マッカリー監督の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は、期待以上のアクション・シーン、そして見どころが満載の大ヒット映画です。

『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は、当初2015年12月公開予定でしたが、5ヶ月も繰り上げて7月30日公開(米国)へとスケジュールが変更されました。この厳しい「ミッション」に、Avid Everywhereのクリエイティブ・ツールを使用しているオーディオ・ポスト・プロダクション・チームが挑みました。

スケジュールが変更となっても、サウンド・エディターであるジェームス・マザーのアプローチ自体に変更はありません。「”ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション”で取った私たちの作業工程は、映像編集を担当したエディー・ハミルトンの進行状況に沿った形で行われます。結果的に今回のワークフローは、最初の6~7週間で、トラックの中身を確認したり、大まかなミックスを行う作業を中心で行い、そこからは完成してくる映像シーンに対して、細かくサウンドの調整を行い、作品の指標となるバージョンへと仕上げていく形となりました。」

 

20150811missionimpossible02イーサン・ハント役のトム・クルーズ
Mission: Impossible – Rogue Nation from Paramount Pictures and Skydance Productions

 

「『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の作業は、2/23に開始され、7月17日にドルビー・アトモス・フォーマットでのデリバリーが完了しました。」

—ジェームス・マザー

 

  

「クリスとエディーの編集作業が非常に速かったのが助かったんですよ。」とサウンド・リレコーディング・ミキサーのマイク・プレストウッド・スミスが説明します。「幸運なことに最初の試写での評判が凄く良かったので、多くのシーンを編集しなおす必要がなかったんです。もし試写での評価が悪ければ、こちらの作業ももっと大変だったかもしれないね。」

 

 

 「Pro Tools | S6 も、間違いなく助けになりました。このシステム上で、作品全体のミックスを行ったので、全ての作業を迅速に実行することが可能だったのです。」

—マイク・プレストウッド・スミス

 

マイクがPro Tools | S6を使ってミックスした映画は、これで二作目ですが、このコンソール無くして、このスケジュールで作業を終える事は不可能だったと感じています。

「まさに画期的な存在でしたよ。S6を使うと、1つのサーフェイス上で複数のPro Toolsをコントロールすることが可能になります。それによって、音楽/ダイアログ・パートをミックス中でも、必要に応じて瞬時にフィルム全体のミックスに視点を切り換える事もできるんですよ。」

 

 「柔軟性に富んだS3を使う事で、これまで数日かかっていた作業も数時間で完了する事ができました。」

—ジェームス・マザー

20150811missionimpossible03

写真左から右: 撮影監督のロバート・エルスウィットとレベッカ・ファーガソン
Mission: Impossible - Rogue Nation from Paramount Pictures and Skydance Productions

 

ジェームスにとって、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は、Pro Tools | S3コントロール・サーフェイスを使う最初の機会でもありました。「サウンド・エディターがバス・グループにまとめたミックス・ダウンを私に提供し、それらのステムをS3上でミックスしていったんですよ。柔軟性に富んだS3を使う事で、マウスやキーボードだけで作業する場合の制限から解放され、これまで数日かかっていた作業も数時間で完了する事ができました。S3は、シームレスに使えますし、何しろ使い方が簡単でしたね。

複雑なタイムラインを持つ大規模なアクション映画を扱う唯一の手段が、Pro Toolsを使う事です。VFXの更新や再編集過程に於いても、最終的なVFXが届く前のプリ・マスタリングに対しても、ファイナル・ミックスやM&Eへとミックスして行くまでの全ての過程を通して、それまでのトラックを正しくアクティブに保っておく必要がありましたからね。」

 

 

 

 「ミキシングは、かつては様式や流れの決まった方法で作業されていましたが、今はもっと流動的になってきていますので、協調性を必要とする、オープンかつクリエイティブな作業になっています。」

—マイク・プレストウッド・スミス

 

マイクは、監督であるクリストファー・マッカリーとの仕事を楽しんでいました。「クリスは、音楽の重要性も理解し、それにストーリーをとても重視しています。僕らは皆、これがアクション映画だってことは知っていました。でも実際には、多くのアクションが、物語を語っているんです。それが他の映画との違いですね。アクション自体に、多くのストーリーがあるのです。それがクリスの素晴らしいところですね。」

ジェームスが加えます「全ての映画制作者には、それぞれのスタイルがあります。『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』の場合、クリスが”リアルなサウンド”を付ける事にこだわったんですよ。彼は、人工的で装飾過剰なサウンド・エフェクトは好みじゃないんです。だから、私たちは自然なサウンドを使いながら、インパクトやパワーを加えることに挑戦したんです。大げさに加工したりしないでね。」

 

20150811missionimpossible04飛行機上のトム・クルーズのアクション・シーン
Mission: Impossible – Rogue Nation from Paramount Pictures and Skydance Productions

 

「Avidのクリエイティブでコラボレーション可能なワークフローのおかげで、作品のクオリティーを上げられ、効率よく作業を行えます。」

—マイク・プレストウッド・スミス

 

ジェームスは、かつてイギリス西部のブリストルにある小さな独立系編集会社で働いており、幾つかのドラマやインディペンデント・フィルムでアシスタント・フィルム・エディターをしていました。「その後、オーストラリアで、『マッドマックス/サンダードーム』の仕事をしたのですが、この映画が、フィーチャー・フィルムのスケールの大きなサウンドの魅力を伝えてくれたんです。オーストラリアから戻った後は、どうしても映画のサウンドに関わりたくなり、それでこの業界に身を投じたんですよ。」

マイクは、良いサウンド・ミキサーになるには、”音楽的な素養”も必要だと信じています。
「映画のミキシングは、音楽のミキシングにとても似ています。感覚的に非常に近いものがありますね。僕が10代や20代の最初の頃は、たくさんのバンドと仕事をし、彼らの音楽をミックスしていました。その後、サウンド・デザインの仕事をし、最終的にオーディオ・ミキサーになったのですが、TV番組、ドキュメンタリーやドラマの仕事を経て、2000年の『リトル・ダンサー』で、初めて本格的な映画の仕事始めることになりました。」

 

20150811missionimpossible05左からクリストファー・マッカリー監督、トム・クルーズ そしてレベッカ・ファーガソン
Mission: Impossible – Rogue Nation from Paramount Pictures and Skydance Productions

 

「コミュニケーションには言語が必要ですよね?私にとっては、Pro Toolsがオーディオ・ポストに関わる全ての人が使える言語なのだと思いますね。」

—ジェームス・マザー

 

Avidは過去10年間で、サウンド・ミキシングの概念を根本から変えたとマイクは考えています。

「Avidのクリエイティブでコラボレーションが容易なワークフローのおかげで、作品のクオリティーを上げられるし、効率よく作業を行えるようになりました。この新しい作業スタイルのおかげで、妥協する事なくミックスを仕上げる事ができるのです。音楽の順番が変わっても、ミックスの方針が変わっても、健全な方法で他のサウンドを簡単に合わせていけます。これによって制作者も、最後の最後まで、色々な選択肢を残しておけるようになったんですね。」

 

 


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オリジナルブログ著者

Avid Blogsのシニアエディターとして、クリエイティブ編集に関する素晴らしいコンテンツをお届けし、ポストプロダクション世界についてお伝えできることを嬉しく思います。Twitterの@editorbelga を是非フォローしてみてください。

 


関連情報:

 

2015年8月10日 (月)

Pro Tools | Controlサポートと設定、システム要件について

ダウンロード開始となったPro Tools | Control。このブログでは、Pro Tools | Controlの技術的情報をご紹介します。なお、Pro Tools | Controlサポートと設定はKnowledgebaseにてご確認いただけます。

 

互換性

正式にサポートされるiPadモデル:

  • iPad Air 2
  • iPad Mini 3
  • iPad Air
  • iPad Mini 2

注意: 上記より前のiPadモデルはAvidで検査されておらず、サポートされません。それらのモデル上でも Pro Tools | Control は動作する可能性はありますが、パフォーマンスは様々と考えられます。

Pro Tools | Control には iOS 8.3 以降が必須です。
 

ワークステーション互換性:

  • Mac OS 10.10.3 以降, Mac OS OS10.9.5 および Win 7/8.1
  • EuControl 3.3 以降
  • Workstation 3.3 以降

サポートされる EUCON メディア・アプリケーション:

  • Avid Pro Tools 12.1 以降
  • Avid Pro Tools | HD 12.1 以降
  • Avid Media Composer 8 以降
  • Apple Logic Pro X
  • Steinberg Cubase 8
  • Steinberg Nuendo 6.5

* この他のEUCON対応オーディオ/ビデオ・ソフトウェアも Pro Tools | Control,で動作するかもしれませんが、現時点で未検証であり、サポートされてません。3rdパーティー製ソフトのEUCON互換については EuControl 互換性ページをご参照下さい。

 

よくある質問集

Q: Pro Tools | Controlと私のEUCONメディア・アプリケーションとの設定方法は?
A: Pro Tools 設定 メニュー > ペリフェラルでEUCONを使用するチェックボックスにチェックが入っているか確認して下さい; その他のメディア・アプリケーションの設定は、各アプリケーションのマニュアルをご参照下さい。

Q: Pro Tools | Control は Pro Tools | S6, System 5, MC Pro, ICON, または C|24コントロール・サーフェスと動作しますか?
A: いいえ, Pro Tools | Control はEuControl ソフトウェアとEuControlソフトウェアに対応したコントロール・サーフェスのみに対応しています。Command|8 等のMIDIコントローラーは、Pro Tools | Controlと混在させて使用が可能であると思われます。

Q: Pro Tools | Control はアンドロイドやWindowsモバイル機器で動作しますか?
A: いいえ。現時点で対応していません。

Q: Softキーのカスタマイズはどうしたらいいですか?
A: EuControl セッティング > Soft Keys タブで可能です。詳細は Pro Tools Control Guide(英語)をご参照下さい。カスタムSoft Keys セットのガイドはこちら

Q: Pro Tools | Controlのカスタム・ミキサー・レイアウトは作成可能ですか?
A: いいえ。カスタム・レイアウトの作成は Artist MixまたはPro Tools | S3のみで可能です。しかし作成済みのレイアウトは Pro Tools | Controlで呼び出す事が可能です。

Q: どのMac/PCアプリケーションがフォーカスされているか知る方法は?
A: ギア・アイコンをタップし、Settingウィンドウにアクセスして、 "Focused Application"項目を確認して下さい。
  

 

その他の下記技術情報については、Knowedgebaseにてご確認いただけます。

  • 登録
  • ダウンロードとインストールについて
  • EuControlダウンロード
  • 互換性:
    • 正式にサポートされるiPadモデル
    • ワークステーション
    • サポートされるEUCONメディア・アプリケーション
    • Wi-Fiルーター
    • その他のControlサーフェス
  • サポート情報
  • よくある質問集
  • トラブルシュート/How-To
  • ユーザーガイドとドキュメント(英語)

iOS向け無償Pro Tools | Control、ダウンロード開始

 

iOS向け無償Pro Tools | Control、ダウンロード開始!

 

最高のモノが、本当に無償に

ザ・ビートルズはいつも、レコーディング・テクノロジーの限界を引き上げていました。もし現代にビートルズがいたら、彼らはPro Toolsを使って限界を引き上げていただろうと私は思います。そしてまた想像してしまいます – Pro Toolsやその他EUCON対応アプリケションでのレコーディング、ミキシング、ナビゲーションをiPadからリモートでコントロールできる無償のiOS ”Pro Tools | Control”を、もし彼らが手にしたら?と。

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コンソール前で作業する、ジョージ・マーティン卿、ポール・マッカートニー卿、リンゴ・スター卿

 

ビートルズがどのように制作をしていたかを考えると、現代なら彼らがスタジオでライブルームからリモートで作業し、それをホームスタジオに持ち帰ってデモを作った後、Studio 2 Abbey Roadのコントロールルームのソファに座りながらミキシングをする様子が目に浮かびます。 - ビートルズのエンジニアにきっと大変な思いをさせ続けることでしょう!( 2005年の1時間のTV番組『Great Performances: Paul McCartney Chaos and Creation at Abbey Road』 で、あの有名なStudio 2でポール・マッカートニーがPro Toolsを使っている映像があります。)

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車の中でミキシング?もちろん駐車してから!

 

この無償の新しいアプリケーションを使うと、ミックスのトラッキング、ナビゲーション、コントロールが向上し、クリエイティブ・ワークの可能性は大いに広がります。私が試してみたいことのひとつは、車に自分のノートパソコンを持ち込んで(もちろん車は駐車させてから!)、Pro Tools | Controlを使ってミックスを確認したり微調整してみたいです。オフラインバウンスですら、車内でいくらでもiPodでチェックすることができるのです!ノートパソコンの1/8インチ・ミニジャックをカーステレオの外部入力に接続すれば、モニタリングをすることができます。私の場合、狭いスペースで、ノートパソコンとトラックパッドを使っての作業は苦手なのが正直なところです。wifiネットワークは道路でも使えますので、iPadを車に持ち込んで、マルチタッチでワイヤレスコントロールで様々なエディットやトラックオートメーションを作業するすることができます。だけど、くれぐれも運転しなからミキシング作業はしないでくださいね!

Pro Tools | Controlのユニークかつクリエイティブな使い方を、是非ユーザーから聞きたいです。ブログポストページの一番下にあコメント欄や、Twitter、Instagram、Facebookで是非みなさんのかっこいい使い方をシェアしてください。ハッシュタグは #ProToolsControl タグは us@AvidProToolsを使ってください。

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Pro Tools | Control ミキサービュー

  

向上したコントロール….

“ミキサー”ビューは、ミキシングコンソールをエミュレートしたもので、主な作業はこの画面で行います。マウスでの作業だと1回に1つのコントロールしかできませんが、Pro Tools | Controlのこの画面からは、フェーダー、ソロ、ミュート、パン、オートメーションモードなどの機能をマルチタッチスクリーンでコントロールすることができます。

セカンダリ”トラック”ビューは、セッションを単に拡大表示してナビゲートするだけではありません。この画面ではセッションをより効率的にコントロールすることができます。S6マスター・タッチ・モジュールと同様の機能を提供するこの”トラック”ビューからは、Artist MixやS3ユーザーは大規模なセッションを簡単かつ素早くナビゲートして、トラックをサーフェスに呼び出すことができます。これにより、タッチスクリーンを使ったスクロール/ナビゲーション機能と、フェーダー、ノブ、スイッチなどを使った物理的な手で行うコントロールを組み合わせた、いわゆる”ハイブリッド”なアプローチを可能にします。

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S3とPro Tools | Controlアプリを操作するグラミー賞を受賞したプロデューサーのジャレッド・リー・ゴセリン

 

 “ミキサー”ビューと”トラック”マトリックスビューはどちらも、ハードウェアを追加しなくても使用可能な100%無料の機能です。今年の4月に開催されたACA/NAB/Musikmesseにてこのアプリをアナウンスしたところ、ミキシング・ユーザーからArtist MixまたはS6を接続しなくてもトラックビューを使用したいというフィードバックをいただきました。そこで、サーフェスを使わず、トラックページからトラックをスクロールしたり、ソロ、ミュート、録音したり、タッチスクリーン上でフェーダーを1本ずつ動かしてミックスすることも可能です。Pro Toolsは、”トラック”ビューで選択したナビゲーションに従って動作するため、マウスやトラックパッドを使ってスクロールしなくても作業でき、時間の短縮が図れます。

ハイブリッド・ミックスコントロールには他にもメリットがあります -以前はEuControl設定を確認しないとレイアウト名が分からなかったり、レイアウトをリコールする方法がありませんでした、このPro Tools | Controlではトラックタイプ/レイアウトからArtist MixやS3に対してレイアウトをリコールできる機能があります。これは特にArtist Mixユーザーにとって役に立つ機能です。また、Soft Keyショートカットも作業スピードを向上することができると思います。このアプリは、Soft KeysはArtist Controlと同じデフォルト設定となっていますが、このアプリ用に特別デザインされたカスタマイズ版をダウンロード/インストールすることができるリンクを受け取ることができます。Soft Keyに関する詳細はPro Tools | Controlガイドを御覧ください。

 

Controlcomp

 

Avid Everywhereを実現

Pro Tools | ControlはPro Toolsやその他EUCONアプリケーションでのコントロール/ミックス方法を統合し、革新します。さらに、コンテンツクリエイターを繋げ、制作ワークフローを効率化するための統合的(かつオープンな)テクノロジーを活用できるプラットフォームを提供することで、業界のメディアプロフェッショナルが直面している大きな課題に対処するAvid Everywhereビジョンを実践するものです。Avidはこのアプリをリリースできることにとても興奮しています。今後も革新は続きます。

 

下記は弊社Webサイトに掲載している認証iPadモデルとEUCONメディアアプリケーションです。しかし、その他のiPadモデルやアプリケーションバージョンでも、動作する可能性はあります。Pro Tools 12.1(または認証EUCONアプリケーション)を立ち上げて、是非使用してみてください。

 

システム要件

  • iPad Air または iPad mini 2 またはiOS 8.3 以降
  • 認証MacまたはWindowsベースのコンピューターで動作する、サポートされたEUCON対応アプリケーションおよびEuControl 3.3
  • ワイヤレスネットワーク(5Ghz Wi-Fi ネットワーク推奨)

ホストアプリケーション

  • Avid Pro Tools 12.1 以降
  • Avid Pro Tools | HD 12.1 以降
  • Avid Media Composer 8 以降
  • Apple Logic Pro X
  • Steinberg Cubase 8
  • Steinberg Nuendo 6.5

このブログをお読みいただきありがとうございました。Pro Tools | Controlは下記よりダウンロードいただけます!

 

iTunesのAppsからPro Tools | Controlをダウンロード する>>

 

関連情報

* Pro Tools | Controlサポートと設定

 


 

ご注意

iPadの名前に日本語が含まれていると、Pro Tools | Control Appがホストコンピュータ側のEuControlから認識されません。

( 例:太郎のiPad)

iPadの設定>一般>情報>名前にて、iPadの名称を半角英数字のみに変更して下さい。( 例:Taro_iPad)


ミキシング革新

Avidは過去20年、Avidは、Pro Tools®ソフトウェア、ハードウェア、コントロール・サーフェスを深いレベルで統合し、In The Boxミキシング(デジタル・オーディオ・ワークステーション内で完結する)を実現した、プロミキシングにおける革新の先駆者です。

 


オリジナルブログ著者: 

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トム・グラハム

Avidのポスト・オーディオとプロ・ミキシングのマーケティング・マネージャー。ベテランのエンジニア/レコーディスト/エディタでもある。「アイス・エイジ」、「コラテラル」、「ザ・スプリット」など多くの映画の楽譜も手がけている。

2015年8月 7日 (金)

Pro Tools 12のI/O設定方法: 音楽とポスト作業のための機能強化と新機能について

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Pro Tools 12I/O設定方法: 音楽とポスト作業のための機能強化と新機能について

Pro Toolsベースのセッションを、市販の機器類と繋げる場合、I/O設定は大変重要です。I/O設定は、Pro Toolsの開発者にとっても、ユーザーにとっても、極めて深くかつ複雑な存在でした。過去数年間、Avidはこの分野での改善を後押しする数々のフィードバックを受け取りました。このブログでは、これらの改善の裏にある考え方を紹介し、Pro Tools 12の新しいI/O設定について説明します。

これらの改善のきっかけとなったもののひとつが、異なるシステム間でセッションを交換する時に発生する圧倒的な数のバスでした。当初は、全てのバスを常に維持することを考えていましたが、それでは使用されないバスが大量に作られてしまいます。そこで、「捨てても安全なバスはどれ?」という疑問が生じ、セッションとハードウェアを区別することに繋がりました。これについては、後でもう少し説明します。

次の改善点は、ユーザーのワークフローにおいて、セッション交換の柔軟性がいかに重要であるかということにフォーカスしました。セッションは、様々な方法で使用される様々なサイズの様々なI/Oを行き来します。ステレオ出力だけのもの、サラウンド機能があるもの、外部のミキシングボードへセッションを送るために使用されるもの等、多様です。セッションのI/O構成に自分の構成を上書きする方法をよく聞きますが、その場合も、思い通りに出力されるように、セッションで追加調整が必要なときがあるかもしれません。つまり、I/O情報とセッションのルーティングをそのまま保存しておける方が望ましいわけです。

 

Pro Tools 12の変更点

  • セッション交換時の予測性および柔軟性を向上
  • プレイバックエンジン仕様のI/O
  • バスを無制限にサポート
  • 自動ダウンミックス
  • ソフトウェアベースAFL/PFL
  • セッションからI/O設定をインポート
  • 複数のハードウェア・アウトプットへ多重バス
  • エラーレポートおよびトラブルシューティング・ツールの改善
  • 小規模システムから大規模システムへのスムースな移行
  • “チャンネル幅”によって整理可能となったアウトプット・メニュー
  • バグ修正

 

システム設定

I/O設定の変更は、セッション(ソフトウェア)とハードウェアを真に分離するというデザイン方針に基づいて行われました。Avidのハードウェアは、多くの場合、物理的接続を伴う静的装置です。セッションは、もっと動きのあるもので、仮想的接続を伴います。これは、どのようにハードウェアをパッチ・ケーブルでパッチできるかというようなことです。同様に、セッションにはバスがあります。I/O設定の改善には、下記のようなアプローチで臨みました。

“バスはセッションと共存させる。その他のタブは全てハードウェアに関連させる。新しいセッションには、ハードウェアにパッチする独自のバスセットが付随する。”

 

I/O設定を行う

それでは、I/O設定を簡単に説明します。

20150804iosetup01output

まずはハードウェアから設定することを推奨します。ハードウェアと接続に関連するインプットとアウトプットを作成し、名前を付けます。インサートを加え、ハードウェアのディレイを設定します。

 

アウトプット設定

20150804iosetup02outputsettings

I/Oを設定したら、アウトプット・タブを開き、アウトプット設定を行います。

  

 

モニターパス

Pro Tools 12で新たに加わった設定です。おそらく、I/O設定の中で一番重要な設定です。モニターパス設定により、オーディオ・モニターにメインで使用するアウトプットを設定することができます。

これは、次のように機能します。システムでモニターパスに割り当てられるセッション内のバスは全て、セッションが行き来する新しいシステムのモニターパスに割り当てられます。これによって、常に意図するオーディオが聞こえます。モニターパスは、小さなスタジオ・モニターのアイコンで表示されます。

 

ダウンミックス

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Pro Tools HDでは、出力が小さい他のHDシステムにセッションを送る場合、信号を自動的にミックスダウンします。5.1チャンネルでミキシングしていて、ステレオ出力しかない人にセッションを渡す場合、ミックスを5.1からステレオへ自動的にダウンミックスします。

ミックスダウンは、シグナル・チェーンの後の方で、物理的出力の前に行われます。これによって、セッション内のオートメーションやルーティングが変更されることはありませんし、戻る間に失われる心配がなくなります。この柔軟性の強化がなければ、モニターパスは不可能だったでしょう。ミックスダウンは、トラックのアウトプット・セレクターで“>”の印で表示されます。

I/O設定は、バスタブに異なるアウトプット・チャンネル幅を表示して、違いを知らせます。

20150804iosetup04busdownmix

 

オーディションパス

オーディションパスより、AudioSuiteプラグイン、Clip List、Workspaceなどの場所のどこから何が聞こえるかを決めることができます。

Pro Toolsの新しい自動ダウンミックス機能により、チャンネル幅を気にすることなくオーディションパスを設定できるようになりました。

 

AFL/PFL

AFL/PFL(Pro Tools全モデルに搭載)設定により、Pre Fader Listen/Post Fader Listenに対応する送り先を選択することができます。この機能により、メインのアウトプットを邪魔しないよう、ソロ・トラック用に独立したアウトプット・パスを設定することができます。これまでは、XMONだけの機能でしたが、Pro Tools 12ではソフトウェアから直接設定することができるようになりました。また、Pro Tools 12では、あらゆるチャンネル幅で出力可能です。シグナルは必要に応じてダウンミックスされます。

AFL/PFLの仕組み選択したアウトプットがメイン・アウトプットと同じ場合、メイン・アウトプットはミュートされて、ソロ信号がメイン・アウトプットから聞こえます。その他のアウトプットはそのままです。

選択したアウトプットがメイン・アウトプットと違う場合、ソロの間はメイン・アウトプットがそのまま聞こえます。ICONコントロール・サーフェスで“ブロードキャスト・モード”として知られた機能と同様の動作を提供します。

 

バス設定(無制限になりました!)

ハードウェアを設定したら、次にバスを設定します。バスは、様々な場所へトラックをルーティングするために使用されます。内部で使用したり、ハードウェア・アウトプットにマップしたりできます。デフォルトでは24の一般的な内部バスのみですが、必要に応じて、簡単に作成することができます。Pro Tools 12では、無制限にバスを使用できるので、必要に応じていくつでも作成することができます。

 

ハードウェア・アウトプットへ多重バス

ラフなヘッドフォン・ミックスやその他のレコーダー等では、複数のアウトプットへ特定の信号をいつも送っている場合があります。I/O設定により、バスタブから直接“MULT”設定することが可能になりました。この設定により、常に複数の送り先へルーティングされる単一バスを選ぶことができ、その結果、セッション内で重複割当てを避けることができます。

20150804iosetup05mult

[アウトプットへのマッピング]セレクターで“Ctrl+クリック(OSX)”または“Start+クリック(Win)”モディファイヤを使い、追加アウトプットを選んで、複数にすることができます。

 

バックアップ

ハードウェアとバスを設定したら、I/Oのバックアップをエクスポートしましょう。変更された後にI/Oを復元するためだけでなく、新しいセッションの作成時にバスを設定するためにも使用することができます。

 

セッションのワークフロー

セッションを作成

新規にセッションを作成すると、ダッシュボード内にI/O設定セレクターが表示されます。前回セッションを作成した時にカスタムI/Oを選択していない場合には、[前回使用(Last Used)]がデフォルトになります。

[前回使用]には、セッション作成時にI/O設定にあるものが使用されます。

セッションを作成したら、新しいバスを加えたり、既存のバスをカスタマイズしたりします。次のセッション作成時に[前回使用]を使うと、新しいセッションにはこれらの変更が反映されます。

セッションを他の人から受け取って開いた場合、新規でセッションを作成する時に[前回使用]は使わない方が良いかもしれません。バスをカスタマイズしたいと思うかもしれませんからね。I/Oをカスタム設定したら、カスタムのI/O設定を直接エクスポートするのが良いでしょう。すると、セッションを新規作成時に、カスタムのI/O設定はI/O設定リストから、アクセスできます。そうすれば、いつも自分のデフォルト設定に戻ることができます。カスタムI/O設定を選択すると、記憶されて、次回他のセッションを作成した時に、その設定が選ばれます。

  

セッションを開く

セッションを開くと、自動的に最後に開かれたセッションから既存のバスが削除されて、新しいセッションに関連するバスが取り込まれます。これで、バスリストはきれいに維持されます。

 

通知

内部ルーティング接続に加えて、バスもハードウェアへのパッチ・ポイントです。他のシステムでハードウェア・アウトプットにマップされたバスは全て、現在のシステムのハードウェアへのマップを試みます。モニターパスは、常に適切にマップします。その他のバスは、一致を探しますが、見つからない場合、Pro Toolsは、どのバスがどのアウトプットにマップできないかを通知します。

20150804iosetup06sessionnotesa

 

セッションを開く前にI/O設定を開く

マッピングにトラブルが生じたとPro Toolsが知らせる場合、セッションの通知ダイアログにI/O設定ボタンが表示されます。これにより、セッションを完全に開く前にI/O設定を開き、問題を解決することができます。

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I/O設定ウィンドウでトラブルシューティング

I/O設定を開いて問題を解決する必要がある場合、何が起きたのかを解明するヒントが幾つかあります。

 

バスタブ

バスマッピング

セッションが最後に保存されてからハードウェアの割り当てに変更があった場合、バスに表示するようになりました。バスがマップする適切なアウトプットを検出できない場合、前回マップされたバスを“path n/a”という表記と共に斜体文字で表示します。

20150804iosetup08previousbusmapping

モニターパスにより、自動的に新しいアウトプットにマップされたバスは、緑色で表示されます。また、[前回のアウトプット・マッピング(Previous Output Mapping)]という新しいカラムが現れます。ここには、バスが最後にマップされたアウトプットを表示します。マップされたアウトプットが分かったら、アウトプット・タブへ行き、[前回保存したセットアップを表示(Show Last Saved Setup)]をクリックして、最後に保存されたハードウェア構成を確認することができます。

 

ハードウェア・タブ(インプット、アウトプット、インサート、マイクプリアンプ)

[前回保存したセットアップを表示]

[前回保存したセットアップを表示]ボタンは、以前からI/O設定にありますが、反応がかなり速くなりました。最後にセッションを保存してからI/O設定に変更があった場合、このボタンが点灯します。これは、I/O設定を最後にOKしたものと同じものとは限りません。

[前回保存したセットアップを表示]は、前回のセッションで保存されたハードウェア構成を理解しようとする際に特に役立ちます。また、前回保存した後の些細な変更部分を比べるためにも使用することができます。

20150804iosetup09showlastsaved

 

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ボタンが点灯されている時、全てのハードウェア関連のタブは、セッションで最後に保存されたものを反映します。モニターやオーディションのパス等も含まれます。

  

セッションから復元

ウィンドウ下部に[セッションから復元(Restore from Session)]ボタンがあります。このボタンを使うと、セッションで最後に保存されたI/O設定を呼び出すことができます。変更がある場合はいつでも[セッションから復元]ボタンを押すことができます。[前回保存したセットアップを表示]と一緒に使用すると、復元しようとするものを見ることができます。

20150804iosetup11restore

復元ボタンは、タブ限定のボタンです。しかし、[全てのタブに適用(Apply to all tabs)]チェックボックスをチェックする、または、Option+クリック(OSX)またはAlt+クリック(Win)すると、全てのタブに適用することができます。

  

セッションの相互運用

複数システム間で交換

I/Oには様々なサイズや種類があり、それらは、様々な方法で使われます。Pro Tools 12では、これらのI/Oとセッションの結び付けをうまく扱えるように幾つか改善が施されています。

新しいI/Oマッピングのロジックは、2つのルールに従って定義しました。

  1. シグナルを間違ったアウトプットへ送らないこと
  2. 少なくとも、最も重要なアウトプットは確実に聞き取れること

 

このため、アウトプットへバスをマップする時には幾つかの条件があります。

  • モニターパスを使用する。モニターパスは、必ず聞こえるメインのアプトプットです。システムAのモニターパスにバスをアサインした場合、システムBのモニターパスへ自動的にマップされます。アウトプットの名前やフォーマットが違っても問題なくマップされます。
  • セッションは前に乗っていたシステムを覚えています。それゆえ、マッピングに失敗して修正した場合、セッションはいつも、その時点のシステムから適切に開かれます。セッションがシステムを離れて戻るまでの間に、他の幾つかのシステムで開かれた場合にも同様です。
    • この記憶は、アウトプットがリストされている間だけ維持されることにご注意ください。アウトプットを削除し、最初から作り直す場合、セッションにはシステムの記憶がなくなります。セッションを受け取るたびに、I/Oを消し去らない方が良いのは、このためです。アウトプットの名前を変更しても構いません。しかし、削除して、作り直してしまうと、記憶は失われます。これは、アウトプットには隠れたIDが含まれていて、新たに作られるアウトプットには、新しいIDが付くためです。I/Oのコピーを.PIOファイルとしてエクスポートして保存する場合、オリジナルのアウトプットを復元することができます。
    • システム・メモリーのもうひとつの素晴らしい点は、テンプレートです。日常的に同じ人々とセッションをやり取りする場合、セッションを一往復する間にI/Oマッピングの問題を修正したら、テンプレートとしてセッションを保存することができます。テンプレートから作成されるセッションには全て、マッピング先の記憶が刷り込まれます。
  • モニターパスとシステム・メモリーのいずれも、バスをマップしない場合、新しいシステムにオリジナルシステムと全く同じ名前とフォーマットのアウトプットがある時だけ、バスがアウトプットへマップされます。つまり、ルール#1、「シグナルを間違ったアウトプットへ送らないこと」を守ります。

 

プレイバックエンジンの切り替え

プレイバックエンジンは、インプット数、アウトプット数、物理的接続数等が様々に異なるI/Oです。別のプレイバックエンジンでセッションを開くのは、異なるシステムでそれを開くようなものです。これが私たちの方法です。

Pro Tools 12は、プレイバックエンジン毎に別々のI/O設定を維持します。プレイバックエンジンはそれぞれ、定義されたインプット、アウトプット、モニターパスやオーディションパス、その他のハードウェア関連の設定を記憶します。バスは、別のシステムであるかのように、マッピング・メモリーを維持します。これによって、ユーザーは、それぞれのプレイバックエンジンを思い通りに設定することができます。セッションは、それに従い適応されます。

  

追加の変更

Pro Tools 12ではその他にも多くの点が強化されています。

セッションからI/O設定をインポート

セッションから直接I/O設定をインポートできるようになりました。何らかの理由で、I/Oのバックアップを保存し忘れた時、セッションに保存されたものと同じルーティングを入手したい時には、I/O設定ページにある[設定インポート]ボタンを使い、セッション・ファイルを直接指定することができます。

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インポートボタンは、タブ限定のボタンです。しかし、[全てのタブに適用]チェックボックスをチェックする、または、Option+クリック(OSX)またはAlt+クリック(Win)すると、全てのタブに適用することができます。Pro Tools 10および11のセッション・ファイルでも有効です。

 

大規模システムの設定

I/Oの範疇を超えてインプットおよびアウトプットを作成することができるようになりました。これにより、小規模なシステムを使って、大規模なシステムの設定を事前に行うことができます。

20150804iosetup13setuplargersystems

 

 

メニュー構成

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[初期設定(Preferences)] > [表示(Display)]タブへ行き、[種類(Type)](従来の動作)、[幅(Width)]、[種類と幅(Type and Width)]から、メニュー構成を選ぶことができます。これで、探しているアウトプットやバスを幅によって検出し、特定のサブパスを探すために長いメニューをソートする必要はなくなりました。

  

 

 

 

 
これで以上です。変更はたいして大きなものでないように思えるかもしれません。しかし、多くのことが詰まっています。今回の改善によって、みなさんのワークフローと生活が少しでもスムーズに、楽になるよう願っています。そして、もちろん、今後も引き続き改良を続けていきます。皆さまからのご意見をお待ちしています。I/O設定の経験について、どうぞお気軽にコメントをお寄せください。

 

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Pro Toolsで作曲、録音、編集、ミキシング-数々の受賞歴を誇り、ミュージック、オーディオ・ポスト・プロダクションのプロフェッショナルが選ぶクリエイティブ・ツールを無償でお試しいただけます。

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クリス ウィンザー

Avid Pro Toolsの製品デザイン・チームの一員。ミュージックおよびオーディオ・エンジニアの経歴を持ち、過去7年間は、数多くのPro Tools制作ワークフローに深く関わってきました。

 


 

関連情報:

 

 

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