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2016年5月17日 (火)

Sibelius 8.2 新機能

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Sibelius 8.2は3月末にアナウンスされました。Sibelius 8ユーザーの皆様はダウンロードが可能です。このアップグレードをダウンロードするには、Sibeliusを起動し、ファイルヘルプ アップデートをチェック、またはAvid Master Accountから直接ダウンロード可能です。

Sibelius 8.2のアップグレードについては、国内代理店にお問い合わせください。

Sibelius 8.2は、今年2回目のアップグレード版です。2015年6月のSibelius 8.0リリース以降の概要を下記にご紹介します。

  • Microsoft Surface Pro 3およびペンのサポート
  • すべてのトラックパットおよび互換のあるタッチスクリーンでマルチタッチ機能をサポート
  • 注釈機能でスコアをマーク
  • インテリジェントな休符 – マルチボイスの休符は、他のボイスとも衝突を避ける
  • リピート小節線が作成時に衝突しない
  • SibeliusからMP3ファイルをダイレクトにエクスポート
  • Windows 10及びMac OS X 10.11 El Capitanサポート
  • Add 11のコードをコードライブラリに追加
  • その他Sibelius機能のいくつかの改善と安定性の向上

これらすべての機能はSibelius 8.2に含まれており、Sibelius 8の永続およびサブスクリプションライセンスをお持ちのユーザー様はダウンロード可能です。

  

Sibelius 8.2 新機能

【リピート小節線を拍子記号の前に表示】

リピート小節線の開始と拍子記号が衝突する場合、Sibeliusでは拍子記号をリピート小節線の前に表示します

  • リピート小節線は拍子記号の後に表示されます
  • Sibeliusは自動的に繰り返し小節線と拍子記号の間にスペースを追加します
  • 譜表の途中に拍子記号やリピート小節線を作成する場合、拍子記号前の小節線もリピート小節線も維持されます

Before:

1

After:

2 

 

旧バージョンのSibeliusファイルを使用する場合…

旧バージョンからのインポート

  • リピート小節線や拍子記号の既存のレイアウトが維持されます。
  • リピート小節線を削除、再作成することでレイアウトをアップデートできます
 

旧バージョンへエクスポート

  • エクスポート時は新しいリピート小節線や拍子記号のポジションが維持されます。
  • つまり、(リピート小節線の位置が)通常サポートされない旧バージョンでも、特別なレイアウトで表示することができます
  • ファイルフォーマットを変更することなくこの改善が埋め込まれたことは注目に値します。Sibelius 8.1ユーザーがこの(エクスポートされた)ファイルを改善されたレイアウトで見ることができます。

 

3

 

異名同音をパート譜に書く際に、音符を選択し、Returnボタンを押すと、音符と臨時記号はオレンジ色に変わりスコアとの違いを表示します。パートでの変更は、パート譜のみに反映され、同じ楽器を含む複数のパートで違う臨時記号を表示することもできます。

フルスコアで音符を変更した場合は、パート内で変更したものを上書きし、臨時記号も素早くリセットします。

 

【音符のスライド&移動】

音符やフレーズの移動が簡単になりました。以前はコピー/カット&貼り付け以外には不可能でした。

どのように機能するか

音符またはフレーズの移動

  1. Sibeliusで音符またはフレーズを選択
  2. MacではCommand + Alt + ←/→、Windowsでは Control + Alt + ←/→ で選択範囲を移動

選択範囲をどのくらい動かすかをどうSibeliusで決定するか

次のような移動が可能です

  1. 隣接する音符/休符の音価
  2. 選択した音符、休符またはフレーズの長さ
  3. 拍子記号の分母の長さ

つまり、Sibeliusでは音楽的に適切な長さ、拍子記号やフレーズの長さ、任意の選択範囲等、殆どのケースで音符/フレーズ移動が可能です
 

既存の音符との衝突

すでに音符があるところに選択範囲をスライドさせた場合は、上書きされます。
 

連音符の扱い

連音符のスライドは現在サポートされていません。連音符が改変されるような移動(つまり、選択の一部またはそれに隣接するいずれか)をしようとすると、Sibeliusは警告メッセージを表示します。将来のリリースで改善することを望んでいます。
 

編集中の音符移動

これらすべての例で、音符やパッセージを選択し音符を移動するには、Command + Alt + →(Mac)またはControl + Alt + → (Win) を入力します。
 

個別の音符

4

 

フレーズの移動

5

 

複数声部/譜表単位で選択範囲を移動

複数の譜表にまたがる和音でもスライド移動が可能です。音楽性が保たれるので重要な和声やリズム要素も維持されます。

6

 

音符入力の途中で

音符入力モードから脱することなく音符を移動させる機能は非常に便利です。音符入力カーソルもスライドに合わせて動くため、次の音符の入力も簡単です。音符入力モードを解除したり、マウスに触ったりすることも不要です。

1. フレーズの最初の音符を入力

72.次の音符を入

8

3. 右にスライド

9

4.続けて入力

10

 

【音符を避ける休符】

ユーザー様からのフィードバックを受け、Sibelius 8.1で導入された新しい休符衝突の回避と配置機能を改善しました。

フレーズグループの間

演奏者に見易いよう、Sibeliusはフレーズのグループ間の休符位置を調整します。Sibelius 8.2ではこの機能に加え、複数声部に音符が書かれている場合に休符の垂直位置を揃えます。この新しい機能は 外観> 記譜ルール> 休符 で、オプションがオンになっている場合に選択している場合に有効です。次の画像がそのアルゴリズムの説明です。四角はフレーズグループを、点線はその調整を示しています。

12_2

1~2小節目の第1声部の二分休符が、2小節にまたがり、フレーズに沿った勾配を作っています(譜表内で厳しいルールに則った休符の配置を考慮の上)。3小節目は第1声部に音はないため、3小節目の第1声部の全休符は、デフォルトの場所に配置されています。

 

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