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2016年7月 5日 (火)

Sibelius 8.4およびAvid Scorchアップデートの配布を開始

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SibeliusおよびiOSアプリAvid Scorchのアップデートを発表します。Sibelius 8.4には、様々な修正に加えて、新機能Custom Staff Sizeが搭載されました。ネイティブ64ビットiOSアプリとなったAvid Scorchでは、外部MIDIデバイスでの再生が可能です。

 

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Sibelius 8.4

 

Sibelius 8.4には、旧バージョンのSibeliusに含まれる譜表サイズ(標準譜表と小さい譜表)に2つのサイズが加わり、4種類の譜表サイズから選べるようになりました。([記憶ルール]>[譜表]ダイアログで設定)。デフォルト設定は以下の通りです。

  • ノーマル(標準)– 7mm 
  • ミディアム(中)– 6mm 
  • スモール(小)– 5.3mm 
  • エクストラ・スモール(極小)– 4.5mm 

中、小、極小の譜表サイズは、標準の譜表サイズに対して縦横比を保ちつつ縮小されます。標準譜表サイズを変更すると、その他の譜表サイズも変更され、楽譜全体のサイズを効率的に変更できます。しかし、標準以外の譜表サイズを変えると、そのサイズだけが変更され、他の譜表サイズは影響を受けません。

  

楽器の譜表サイズを変更する

楽器の譜表サイズを変更する一番簡単な方法は、[楽器の追加または削除]ダイアログから行う方法です。例として、リハーサル・ピアノ‘楽器’を伴奏無しの合唱音楽譜に加えてみましょう:

  1. キーボードのIキーを押して、[楽器の追加または削除]ダイアログを表示します。
  2. 左側のリストから[ピアノ]を選び、[スコアに追加]をクリックします。
  3. 右側のリストにピアノが加わります。
  4. 右側のピアノを選択すると、譜表サイズのドロップダウン・メニューが表示されます。
  5. 譜表サイズのドロップダウン・メニューをクリックすると、4つのサイズが表示されます。楽器譜表のデフォルトサイズは、‘楽器の標準設定’に記載されます。(これについては詳細を後述)
  6. ピアノ譜表の右と左の両側で[スモール(小)]譜表サイズを選びます。
  7. OKをクリックします。

小さい譜表サイズでピアノ譜が、楽譜に追加されます。

楽譜に楽器を加える場合、Sibeliusは常に楽器の標準設定を選びます。つまり、楽器の譜表サイズを変える必要がない場合、余計な手順は必要ありません。

 

記憶ルール

譜表サイズの詳細な調整は、[記憶ルール]ダイアログで行います。[外観]>[記憶ルール]>[譜表]を開くと、個々にサイズを編集できる新しい[譜表サイズ]表があります。

Sibeliusでは、[ドキュメントセットアップ]ダイアログで選択する単位と同じ単位を使って、譜表サイズを表示します。ミリメーター、インチ、またはポイントから選ぶことができます。

 

ハウススタイルと楽器の標準設定

楽器の標準設定として、楽器の[標準サイズ]を設定することができます。この設定は、[記憶ルール]で選択する設定と一緒に[ハウススタイル]に保存されるので、標準の譜表サイズ設定をエクスポートして楽譜全体に適用するだけで、一貫性あるルック&フィールを簡単に作ることができます。

 

音符間隔

前述の通り、ミディアム(中)、スモール(小)、エクストラ・スモール(極小)譜表サイズは、全て標準の譜表サイズに対して縦横比を保持したまま縮小されます。標準譜表サイズを効率的にマスターサイズとみなす音符間隔でも同様に機能します。

 

MusicXMLサポート

MusicXMLファイルでは、インポートとエクスポートの両方でカスタムの譜表サイズに対応するようになりました。これにより、他の記譜プログラムを使用する場合にも、一貫性の高い結果を期待できるようになり、手作業で修正する必要が軽減します。

 

カスタムの譜表サイズに関する注意

Sibelius記譜エンジンのアップデートにより、譜表サイズは無制限に表示できるようになったのですが、意図的に4種類に制限しています。意図的に譜表サイズの数を制限しているため、一貫性あるスコアに仕上げるには、使い易いように、また適切な選択ができるように、必要に応じて機能をカスタマイズしてください。

新機能のカスタム譜表サイズは、実は、今後のSibeliusリリースに向けて開発中のメジャー機能の初段階です。これについては、数週間以内には、詳細を公表できると思います。

下記は、4種類の譜表サイズを表示するスコアの例です:

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Sibelius 8.4におけるその他の修正および改善点

Sibelius 8.4では以下のバグを修正しています:

  • Mac OS Xにおいて、スコア名に特定の語彙が含まれていると、Sibeliusがクラッシュするバグを修正
  • [再生]>「セットアップ」>[再生デバイス]で[バーチャルインストゥルメントとエフェクトを使用]オプションを無効にした後に、音符を入力しようとするとSibeliusがクラッシュするバグを修正
  • 調号が、リピート開始小節線と重なるバグを修正
  • Sibeliusの日本語版についても改善しています。アップグレードは、Avid販売代理店までご連絡ください。

 

Scorch

 

Avid Scorch for iOS

 

Avid Sibeliusスコアの表示と再生に対応するiOSアプリScorchも、最近2つのアップデートをリリースしました。アップデートの主な内容は以下の通りです:

  • 64-bit:Avid Scorchは、最新iPadモデルを活用する64-bit iOSアプリとして生まれ変わりました。また、再生エンジンもアップグレードしました。
  • MIDI出力:USBカメラ接続キット、ネットワーク、またはBluetooth経由で接続された外部MIDIデバイスでのスコア再生が可能になりました。
  • Sibelius 8.4ファイルに対応―Sibelius 8.4で保存されたスコアを直接開くことができるようになりました。
  • スコアの閲覧とプレビュー機能を向上しました。
  • ストアの見た目も良くなりました。ストアやアプリの使い勝手を全般的に改善しました。
  • 様々に安定性を改善し、数々のバグを修正しました。

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アプリに関する詳細および最新バージョンのダウンロードについては、Apple App Storeへアクセスしてください

 

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