o. ライブサウンド

2016年11月 7日 (月)

Japan Avid Blog引越しました

この度、Avid Japan BlogはAvidブログへ引越しました。

引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

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2016年7月13日 (水)

S6Lと行くMassive Attackコンサート・ツアー

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こんにちは、ロブ・アランです。

前回の記事では、同僚のChris Lambrechtsと一緒に、Avid S6Lプロトタイプ2台を持ってヨーロッパを10,000km巡り、ありとあらゆる知り合いと初めて会った何人かの人々に、S6Lの感想を伺い、より良いものにするにはどうすれば良いかと、意見を聞いて回ったことについて書きました。

私の最初のツアー記事は、より小規模なシステムであるAvid S3Lでミキシングした2014 Massive Attack Worldツアー についてでしたが、この記事が初めての方でも、問題ありません。

読めばお分かりになると思いますが、このブログは、主に過去の裏話とライブサウンドのミキシングに関する私の考えを散りばめたものです。

私は関連する、2つの役割をこなしてきました。1つは、Avidのコンソール・デザインチームの一員としての仕事、もう1つは、様々なバンドのFOH(フロント)ミキシングの担当です。学校の先生から私の職業を聞かれた息子は、「バンドの音をもっと大きくする仕事」と答えたようです........確かにこれ以上の良い説明は、私には思いつきません。

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再びツアーへ

現在、私はMassive Attackのツアーに参加し、素晴らしいS6Lでミキシングしています。

前述のように、私の立場は偏ったものです。数年前、古い友人であるスーパースターのRobert Scovill、偉大なブレインのSheldon Radford、Al McKinnaと一緒に、ホワイトボードに囲まれてた部屋でサインペンを手に座りました。私たちは、非現実的、観念的な机上の空論に耽りました。昨年後半、そのブレインストームの成果が実を結び、アメリカとヨーロッパで数百人もの人がチームとして関わった大規模な取り組みが実現しました。

ライブサウンド業界に携わる人ならば、多少なりとも聞いたことがあるでしょう。S6Lを発表して以降、目まぐるしい日々の中で、私たちはとても忙しく展示会等を巡り、早くから興味を持っている人々にが計画通りに進んでいることを説明し、S6Lに対するコミュニティからの圧倒的な需要や興味に対応してきました。S6Lは、数々の賞を受賞し、あらゆる場所で称賛を浴びています。

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しかしながら、現在、私はAvidの仕事から休みをもらい、デスクを使ってMassive Attackのミキシングを担当しています。

ホワイトボードの走り書きから、完成された素晴らしい製品になるまで見てきた、このS6Lというツールを使って、大好きなバンドのミキシングを担当できることにとても興奮しています。

私たちが実施したあらゆる調査やテストは、デスクの驚異的なサウンドを予見させるものでした。しかし、バンドがステージに姿を現し、最初のボーカルラインがミックスにおさまり、観客の歓声が上がるまで、それは単なる紙の上の言葉と数字にすぎないのです。

前回のツアーでは、そのサイズと重量にも関わらず素晴らしいサウンドを実現するS3Lを使用しました。S3Lをあらゆる場所に持ち運んで、システムの物理的入出力を全て使い、最大限に活用することができました。Massive Attackのステージは簡単なものではなく、DSPチップのパワーも使い切りました。

今回のツアーでは、S6Lという驚異的な環境を楽しむことができました。S6Lの規格外とも言えるパワーのほんの一部を使っているにすぎません。80~90の入力チャンネルを使用していますが、S6Lには全部で196の入力チャンネル、96ミックスバスと24のマトリックスがあります。その中で私が使ったのは、ミックスバス×17とマトリックス×9だったと思います。

S6Lは、HDX DSP拡張カードを最大4枚利用することができ、最大200のプラグイン・スロットの処理に対応することが可能です。私は、2枚使用して、ショーでは50から60くらいのプラグインを稼働しています。

最初のHDXカードに、リバーブ、ディレイ、Eleven Rack等、様々なプラグインを稼働しても、まだまだ余裕があります。4枚のカードが必要になることは想像もできません。

プラグインが大好きな方、誰のことか分かりますよね?もしショーで、4枚のカードをフル稼働する証拠写真を見せてくれたら、賞品を進呈してもよいくらいです。冗談はさておき、96kで稼働するSonnoxプラグインの新バージョンはとても良く気に入っています。(これについては、後ほど。)

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新しいプリアンプ

今回は、ショーで新しい96Kプリアンプを使ってバンドを収録する最初の機会です。既に、古いS3Lのショーファイルを、何の問題もなくS6Lへ直接取り込みました。

まず最初に、S3Lでレコーディングした素材をアップサンプリングして、自宅のS6Lで“バーチャル・サウンドチェック”に使用しました。何もないところから始めた場合と比べて、少なくとも1日はプログラミングに費やす時間を節約できます。Universe機能がショーファイルを表示させてくれたおかげです!

S6Lのプリアンプによる録音クオリティの違いは、驚くべきものでした。3次元的な広がりを増したサウンドは、とてつもなくクリアで、あまりの嬉しさに、一日中、間抜けな笑みを浮かべてしまいました。

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本物のプロ

私たちは、プロダクション・リハーサルへと向かいました。そこは、素敵な空間で、持ち込んだ小さなPAでミキシングしました。

伝説のHorace Andyが私の元へやってきて写真を撮り始め、デスクを指さし、美しいジャマイカ訛りのレゲエ・レジェンドの声で言いました。「本物のプロだ。」

デスクの写真を撮る理由を聞くと、「これで、ジャマイカの人たちも、私が本物のプロと関わっていると分かる」と答えました。

後に、Studio One最後の名シンガーが、彼のデザインを気に入っていたと伝えた時、ハードウェア・デザイナーのMattaeusは、驚喜しました。制作リハーサルは、とても楽しい時間でした。

以前の記事で説明したLTCワークフローを使って、“バーチャル制作リハーサル”を行いました。基本的に、バンドは表に座って、プロダクション全体を視聴することができます。バーチャル・サウンドチェックの一部としてPro ToolsトラックにLTCを録音したので、映像部門がショーを実行するときのコードと同じコードをデスクから直接送ることができます。

S6Lでミックスしたバンドのサウンドを最初にPAから聞いた時の感覚は、説明しようのないものでした。わずか一年前には、S3Lによるサウンドにとても満足していたのです。しかし、今回のサウンドは、全くレベルの違うものでした。

エンジニアとしてとても嬉しく思い、デザイナーとしてとてつもなく誇りに思いました。まさに幸せそのものです。

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EQ、ダイナミクス、プラグイン

それでは、ショーでは何を変えたでしょう?まず、全てのEQをフラットにして、最初からやり直しました。

私は、シグナルフローから離れることを信念にしています。良い素材、適切な場所に適切なマイク、適したプリアンプとPAシステムに送り込むコンバーターがあれば、サウンドをいじることなく、完璧に近い物が得られるはずです。

もちろん、そこここに高域フィルターや低域フィルターは必要ですが、EQやダイナミクスを使わなくても、驚くような素晴らしいミックスを作成できます。

次に、チャンネルを個々に処理します。キックドラムのマイクには、低域をブーストして、中低域を若干カット、ハイシェルフを少し上げてハットやオーバーヘッドに加えますが、ほとんどのチャンネルはフラットなまま、かつてないほどフラットにします。とてもクリアで、反応も良かったので、他のデバイスやプラグインを使うことは考えもせずに、オンボードのゲートだけを使いました。

ドラムには、これも、超高速でトランスペアレントなチャンネル・コンプレッサーを使用しました。デスクのチャンネル処理機能に含まれる少しのゲート、コンプ、EQを使用したキックドラムにより、点音源スピーカーを通したアナログデスク以来感じたことが無かった感覚が戻り、胸がドックンドックンと音をたてました。本当に懐かしい感覚でした。どうせなら、あの頃の黒かった髪の毛も一緒に戻ってきたら良かったのに......残念です。

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次に、プラグインを幾つか加えました。何にでもマルチバンド・コンプレッサーを加えるのが流行りですが、私はそんなに好きではありません。それを使って、歌を台無しにしてしまっているような人もいます。

とはいえ今回は、私も2つのバス・チャンネル(プリ、ポスト・エフェクト)に新しいAvid Pro Multibandを使い、結果にはとても満足しました。

PAがサブとローの間で分かれる場所でクロスするようにバンドを分け、300Hz付近で再び、さらに800Hzでもう一度分けます。

Massive Attackのボトムラインはとても重要であり、強力でしかも制御されてなくてはなりません。Pro Multibandを挿入すれば、優しく制御して、システムへの負荷をかけすぎることなく、PAの別の部分へバスを送ることができます。

セットのあるポイントで、揺れるサブトーンを会場に届けるビンテージ・シンセも2つあります。高い比率でチャンネル・コンプを実行し、低音を維持します。アナログは、温かく、オリジナルかつリアルであると言われる一方で、同じサウンドは2度となく、惨事が起こるのを待つだけとも言われます。選択は自由です。

他にもたくさんのシンセやサンプルしたキーボードラインがあります。私は、Sonnox Oxford Dynamicsプラグインを使い、これらをミックスにきちんとすっきりおさめます。また、サウンドや楽曲によっては、「温かい」オプションを使ってアナログ感を加えることもあります。

全てのセッティングをスナップショットに保存して、楽曲毎または楽曲の部分毎に変更します。

リバーブには、デスクに付属するRevibeとSonnox Oxfordのリバーブを使用します。これらのプラグインの新バージョンでは細かな違いが気に入っています。Oxfordのリバーブは、終わりがとても自然にフェードアウトします。楽器や声を自然に、3D空間に配します。フェーダーでリバーブの初期反射音をバランス調整します。初期反射音だけが残るように、やってみましょう。これは素晴らしいツールです。

私は、マニックス(Manics)からコールドプレイ(Coldplay)、アルト・ジェイ(Alt J)までののあらゆるボーカルにRevibeを使用してきました。サウンドは、壮大さと詳細性を増しています。ご参考までに、Studio Aは私の最初のプリセットです。また、過去20年間、ずっと同じヘッドセットを使用しています。座右の銘は「壊れていないものは、直すな」です。

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ファーストショー

ダブリンのオリンピア劇場で、肩慣らしの公演を2回行いました。

同劇場でミキシングを経験したことがあるでしょうか?目の前にオーバーハングするバルコニーの下という、この劇場のミキシング・ポジションは、世界でも最悪です。仕入れたゴシップを早く伝えたくて、最大限の大声で話す数百もの喋り好きな人々に囲まれているようでした。

そんなわけで、UKでの本公演まで、バンド/ミキシング/デスクの機微を楽しむには至りませんでした。ツアーでは、良き友人のTony SzaboがデザインしたAd Lib Audio社の2Kシステムを使用し、日々の調整も彼が行いました。信頼する人間が、日々、会場の隅々まで響き渡る最高のサウンドを作り出せるシステムを用意してくれているという安心感は、この上ないものです。

おかげで、私は、バンドのミキシングに専心できます。デスクをセットアップしたら、Tonyがピンクノイズとレーザーで黒魔術を行っている間、私はそこから離れて、ケータリングをあさることができます。準備完了を知らされたら、Pro Toolsリグのバーチャル・サウンドチェック・モードで“Paradise Circus”を再生して、Tonyと相談します。若干の調整を加えることもありますが、通常は、ほとんど手を加えません。

MatrixからLRとサブを、そして会場の形状に応じて、インフィルとアウトフィルのミックスをTonyに送ります。Massive Attackのステージには、9人の異なるボーカルが使用するマイクを5か所に配置します。

PAやインフィルが、これらのマイクの後ろにないようにする、またはマイクに沿っていないようにしなければなりません。声量の少ない何人かのボーカルがいますが、大音量や難しい音楽では彼らの声量をあげるために、オープンにしておく必要があります。

会場によってはハングする地点があるということは、最初の計画よりもフロントラインを前に移動しなければならないことを意味します。ほとんどのショーは逆光なので、フロントラインの位置については、さほど問題ではありません。

問題なのは、頭上照明がボーカルの前にあって、ボーカルの顔が見えるかということです。デザインでは、全ての照明が後ろから照らされ、ショーの間、移動し変化する巨大なビデオウォールの前にはっきりとシルエットが浮かびあがります。時々、デスクから顔を上げると、目の前にはスペクタクルなビジュアルが広がります。

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ブリクストン・アカデミー(Brixton Academy)

ブリクストン・アカデミー(Brixton Academy)で仕事をしたことがありますか?私のお気に入りの1つです。

1920年代に映画館として建てられたブリクストン・アカデミーは、70年代にコンサート会場になりました。ステージは、ロミオとジュリエットのセットのように、イタリア式のプロセニアム・アーチで囲まれています。その理由については、誰も教えてくれません。

幾つかの伝説的なステージがここで行われました。ザ・クラッシュとピストルズがここで演奏し、マドンナ、ポリス、クラプトン、ダイアー・ストレイツに加えて、レゲエの有名アーティストたちもここで公演しています。

私は、10代の頃、ここでピーター・トッシュを見たことを覚えています。ここで一番好きな公演は、マニックス(The Manics)のミキシングを担当した公演です。他にも、ザ・ヴァインズ(The Vines)、フィンリイ・クェイ(Finlay Quaye)、ザ・スリルズ(The Thrills)等、数多くの素晴らしい公演も担当してきました。実は、妻の最初の妊娠を知ったのは、このステージの上でした。(その時の子どもは、今大学生です。)ここで、何人のアーティストのミキシングをしてきたかはっきり覚えていませんが、私には第2の故郷のようです。

スタンディングで5000人を収容するこの会場は、観客席が傾斜し、ステージの位置が高いので、どこからでもステージが良く見えます。音響が最適な会場ではありませんが、ロックはまさにロックします。

この会場では、ステージの前の偽の天井の上にキューポラが隠れています。初めて会場に来る人に見せるのがいつも楽しい仕掛けです。適切な位置に立てば、5、6秒続く素晴らしいフラッターエコーを聞くことができます。三重のエコーなので、手を叩くと、「ディドゥドゥ ディドゥドゥ ディドゥドゥ」と音を変えながら、繰り返されます。すごいです。この会場では3夜公演を行い、素晴らしい時間を過ごしました。

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UK国内最大の公演にはK1へアップグレードして、ロックンロールの亡霊を躍らせるには十分のサブバスを用意しました。

この会場でミキシングしたのは実に10年振りでしたが、技術の進歩を実感しました。巨大な音の壁ができるまで、ステージの横にS4ケーブルが山積みになっていた日々を覚えています。サウンドは最前席でかき消され、会場の半分ほどで勢いが失われました。

今では、S6LとTonyのモダンなライン・アレイにより、サウンドは私のところまで直接届きます。余りに近くに聞こえたので、ローカル・モニターがオフになっていることを確認したくらいです。

素晴らしいライン・アレイとS6Lの組み合わせは、リアルな3次元サウンドを生み出します。実に幅広く、正確なステレオと、深さもあるサウンドは、トップエンドが頭の上を飛び回り、サブは下っ腹に、そしてバスは胸に響くようです。

会場の後ろにスピーカーを配しているのかと聞かれたこともあります。一種の心理音響的なサラウンド・サウンドが生じています。ディレイを掛けるのがこんなに楽しく、ミキシングに我を忘れたのも初めてです。

私はミキシングが大好きです。自分の頭に響くサウンドが、観客に伝えたいサウンドであり、そしてそれがまさに観客の耳に届いているサウンドであるとこれほど確信できたことはこれまでありませんでした。

すごいのは、S6Lでは、それを簡単かつシンプルに実現できるということです。拷問のようなワークフローで悪戦苦闘することなく、オーディオ世界を純粋に探究しています。わが世の春を謳歌しています。

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この夏、ヨーロッパの様々な音楽フェスを巡るMassive Attackのツアーに参加します。

同じフェスに出演される方は、是非、声を掛けてください。もし、数分、お時間が許されるようであれば、喜んでお話しさせていただきます。または、S6Lシステム概要S6LのVENUEソフトウェアのインストールとアクティベーションの方法、システム・リストア・キーを作る方法等、Chris Lambrechtsと一緒に作成したビデオをご覧ください。

ElevenElevatorによるMassive Attackのコンサートツアーに関するビデオ・インタビューも、是非ご覧ください。

それではまた!


 

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オリジナルブログ著者: ロブ・アラン

ライブサウンド・エンジニアとして、コールドプレイ、マッシヴ・アタック、マニック・ストリート・プリーチャーズ、ナタリー・インブルーリア、リチャード・ アッシュクロフト、リサ・スタンスフィールドといったすばらしいアーティストと仕事する幸運に恵まれる。また、「デイヴィッド・レターマン」、「サタ デー・ナイト・ライヴ」、「ジェイ・レノ」、「ザ・ブリット・アワード」、「MTVミュージック・アワード」、2010ワールドカップ・キックオフ・コンサートなどのテレビ番組のミキシングも担当。

 

2016年6月30日 (木)

S6L向けVENUE 5.2ソフトウェアがリリース!新機能ご紹介

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最新のVENUE 5.2ソフトウェアは、システムのパワーと柔軟性をさらに高めます。VENUE | S6Lシステムと有効なAvid Advantage ExpertPlusサポートにご加入のお客様は、無償でこのアップデートをご利用いただけます(Avid Accountからインストーラーをダウンロードいただけます)。

 

S6L対応VENUE 5.2の新機能

  • True Gain自動ゲイン補正機能により、2台のE6Lエンジンでそれぞれのエンジニアが適正レベルを維持しながら、最大3台のStage 64リモートI/Oラックを共有することが可能
  • Stage 64対応の新しいDNT-192 Danteオプション・カードを使えば、オーディオ・ミキサー、アンプ、プリアンプ、DSP、ワイヤレスマイク等、様々なDante機器をS6Lに統合可能
  • E6L-192エンジンが最大4枚のHDX-192 DSP拡張カードに対応。プラグイン処理能力を倍増
  • 新しいVENUE 5.2スタンドアロン・ソフトウェアを使えば、ショー・ファイルを事前にプログラムしたり、オフラインでVENUEの操作を練習可能
  • 外部GUIを活用して、操作やミックス作業をスピードアップ。また、より多くのパラメータを制御可能。
  • デバイスの接続、検索、ペアリングだけでなく、オーディオ信号の整合性等、システムの様々な最適化と改善によりミキシングがより容易に。

 

 

複数のS6Lシステム間でI/O共有

VENUE 5.2は、I/O共有とゲイン・トラッキング機能を搭載しています。オーディオ品質を損なうことなく、ネットワーク接続した複数のシステム間で簡単にI/Oを共有することができます。Avid True Gainテクノロジーは、ゲイン補正を自動的に管理して、それぞれのエンジニアのミックスの信号レベルを適正に保ちます。I/Oやケーブルの要件、セットアップ時間、輸送コストを削減するこの機能だけでも、数千ドルの節約になります。

AvidのI/O共有を独自の方法で実装します。S6Lシステムをネットワークに接続すると、ネットワーク上の全ユーザーに同じ操作性が提供されます。エンジニアは、全ての入力ゲインレベルを個々に完全制御できるので、アナログ・ゲイン・ステージとデジタル・トリム間での混乱もありません。全てのシステムに対するゲイン設定は、ショー・ファイル間、マスター/スレーブ設定変更間、さらにはスナップショット内でもインテリジェントに管理できます。


I/O共有時に、S6Lネットワークに接続するユーザーができること:

  • 3台のStage 64ユニットを2台のE6Lエンジンで共有
  • True Gain自動補正機能により、全てのE6Lエンジンをチャンネルごとに適正レベルに維持
  • 入力ゲインをフルレンジ(+10 dBから+60 dB)で個別に制御
  • E6Lエンジン間のインテリジェントなコミュニケーションにより、デバイスの接続、アサイン、ステータス・チェックおよびモニタリングについて詳細なフィードバックを取得
  • スナップショットの保存または呼び出し中でも、常時、自動ゲイン補正を適用
  • サポートする接続構成において、共有Stage 64への冗長接続を維持
  • ネットワークされたシステム構成で作業する場合、同じプラグアンドプレイ・ワークフローでミキシング

注意:I/O共有およびゲイン・トラッキング機能には、2枚のEthernet AVB-192カードが必要です。1枚目のEthernet AVBカードは、E6LエンジンとStage 64リモートI/Oデバイス間の冗長リングを提供します。2枚目のAVBカードは、S6EコンソールをE6LエンジンおよびPro Toolへ接続します。

 

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Danteオプション・カードでDanteデバイスへ接続

VENUE 5.2は、新しいStage 64リモートI/Oラック用DNT-192 Optionオプション・カードに対応します。簡単に統合できる16チャンネルのオーディオ・インターフェイス・カードは、VENUE | S6Lシステムへの高速かつ高品質なDante接続とコミュニケーションを提供し、音源の音質と整合性を保ち、最高品質のミックスを実現します。

 

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DNT-192カードにより、外部オーディオ・ミキサー、新しいAviom A-Net ディストリビューター、アンプ、プリアンプ、DSP、ワイヤレスマイク等、様々なDante機器とVENUE | S6Lをギガビットのネットワークで統合することができます。1台のStage 64に最大6枚のDanteカードをインストールして、ラック毎に最大64入力および32出力に対応可能です。 

無償のDante Controllerソフトウェアにより、カードやデバイスを素早く構成、信号のステータスと状況をモニター、Danteネットワーク全体にオーディオを配布可能です。デバイスの自動検出、ワンクリックの信号ルーティング、編集可能なデバイスとチャンネル・ラベルにより、これまでになくスムーズかつ迅速に設定することができます。

 

DSP拡張カードでプラグイン処理パワーを増大

2005年のD-Showシステム発表以来、VENUEライブ・システムは、プラグインをネイティブ稼働して、処理用の外部ハードウェアを必要としない唯一のコンソールです。VENUE | S6Lも例外ではありません。

S6Lシステムの中心は、業界トップの性能と独自の処理能力を提供する画期的なE6Lエンジンです。RTXエンジンと連携するE6Lは、全てのAAXプラグインの処理を一手に引き受けるサイズ変更可能なHDXプラグイン・エンジンも搭載します。これにより、制作の規模や複雑性に関係なく、常に最高レベルのミキシング性能を確保することができます。

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VENUE 5.2では、S6Lシステムのプラグイン処理能力を倍増することができます。このアップデートにより、E6L-192エンジンに最大4枚のHDX-192 DSP拡張カードをインストール可能になります。つまり、AvidやAvidのコネクティビティ・パートナーが提供する膨大な数のプラグインから充実した音響ツール等、さらに多くのプラグインの同時稼働が可能になります。

E6L-192エンジンは、HDX-192カード1枚をインストールした状態で出荷されます。

オプション
カード

インストール済み
HDX-192 カード

VENUE 5.2
以前のバージョンに
おける
HDX-192
カード
最大対応数

VENUE 5.2
HDX-192カード
最大対応数

E6L-144

E6L-192

E6L-144

E6L-192

E6L-144

E6L-192

HDX-192
DSP拡張
カード

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2

2

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VENUE 5.2スタンドアロン・ソフトウェアでオフライン作業

S6L対応VENUE 5.2のリリースに伴い、VENUE 5.2スタンドアロン・ソフトウェアを新たにリリースします。VENUE 5.2の使用には、S6Lシステムが必要ですが、VENUEスタンドアロン・ソフトウェアを用いてオフラインで、ショーを事前にプログラムしたり、ショー・ファイルを編集することが可能です。スタンドアロン・ソフトウェアのVersion 5.2は、S6Lシステム用に特別に開発されました。新しいVENUEショー・ファイルをS6Lシステム用にプログラムできるだけでなく、S6Lへ転送する前に、ソフトウェアを使用して、旧バージョンのVENUEシステムから既存のショー・ファイルを再構成することができます。

Windowsベースのコンピュータまたはブートキャンプまたは疑似ソフトウェアを稼働するMacで動作するVENUEスタンドアロン・ソフトウェアは、無償でダウンロード可能です。スタンドアロン・ソフトウェアは、新規ユーザーがコンソールを使用する前に、VENUEの操作に触れるには良い機会を提供します。

 

VENUE 5.2スタンドアロン・ソフトウェアのシステム要件:

  • Windows 7(64ビット版)以降、Windows 10に対応
  • Intel Core2 CPU以上;Core i3推奨
  • 2GB RAM以上のメモリ
  • ディスプレイ解像度1920x1080以上
  • ハードディスク空き容量300MB以上

有効なAvid Advantage ExpertPlusサポート契約をお持ちのS6Lシステム・ユーザーには、Avid Account内にVENUEスタンドアロン・ソフトウェアのインストーラーのダウンロード先リンクが表示されます。また、新規ユーザーは、Avidウェブサイトからスタンドアロン・ソフトウェアをご利用いただけます。

 

外部GUIの強化により、さらに容易にミキシング

VENUE 5.2は、外部GUIの入出力ページのワークフローを改善する追加機能を新たに搭載します。マウスやタッチパネルから、テキストベースのEQおよびダイナミクスのパラメータに加えて、Auxセンド・レベルも制御可能になりました。マウスのホイールやタッチパネルのピンチ動作を使って、EQ帯域幅とコンプレッサーのニーの値(Knee value)も制御できます。つまり、システムの全てのパラメータは、外部GUIから制御する、または、コンソールのECx接続を通じてVNC上で遠隔制御することが可能になります。

 

 

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システムを最適化、安定性を向上

Avidは、VENUE | S6Lを使用するユーザーが満足できる最高の操作性を提供することに専心しています。ここに詳しく説明してきた主要な強化点に加えて、VENUE 5.2では、デバイスの接続性、検出、ペアリングのみならず、オーディオ信号の整合性も改善されています。

VENUE 5.2ソフトウェア・アップデートは、S6Lシステムのパワーと柔軟性を大幅に向上します。S6Lをお持ちの方は、是非、Avid Account へログインして、無償ダウンロードでご自分のシステムをアップグレードしてください。

 

「VENUEソフトウェアのインストールとアクティベーション」ビデオ(英語)

「システム・リストア・キーの作成」ビデオ

 

 


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VENUE | S6L発売中:

ライブ・サウンドの未来はここから始まります。受賞歴を誇るVENUE | S6Lシステムを使えば、世界で最も厳しい制作も余裕をもって取り組むことができます。

S6Lの詳細は弊社Webサイトを御覧ください。

デモのご要望は、弊社ライブサウンド製品取扱代理店までお問い合わせください。

 


 

 

2016年4月11日 (月)

[5月13日開催]Avid Live Sound Summit 2016のご案内

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Avid VENUE | S6L は、世界で最も信頼を集める実績の高いVENUEの伝統を受け継ぐモジュラー・システム式ハイパフォーマンス・ライブサウンド・ミキシング・システムです。

4月に新しいソフトウェアバージョン v5.1がリリースされ、2枚目のAVB-192 Ethernet AVBネットワークカードをサポート。最大3つのStage 64 I/ Oラックの接続が可能となり、より大きなステージの実現が可能になりました。このセミナーでは、Avid Technology Inc.のライブサウンド製品シニア・マーケット・スペシャリストであるロバート・スコヴィルが来日し、最新のS6Lについてご紹介いたします。また、Avidライブサウンド・ワークフロー・セミナーでは、スペシャルゲストにサウンド&レコーディング・マガジン編集人の國崎 晋氏をお迎えし、ライブ・コンテンツのビジネス面での可能性についてご講演いただきます。

 

Avid Live Sound Summit 2016

  • 日程 2016年5月13日(金)
    • 時間 14︰30~18︰00(14︰00会場)
    • 会場 恵比寿ガーデンプレイス内 The Garden Room
    • 住所 153-0062 東京都目黒区三田1-13-2(地図

  

【内容】

  • Avid Everywhere for Live Sound & NAB 2016情報 
    ラスベガスにて開催されるNAB 2016でのAvidライブサウンド製品の最新情報をお伝えします。

  • Avid Live Sound Workflowセミナー ~ライブパフォーマンス・コンテンツ化の可能性:
    ゲストスピーカー: サウンド&レコーディング・マガジン編集人 國崎 晋氏
    3月に実施された「HIGH RESOLUTION FESTIVAL at Spiral」で収録されたライブ・コンテンツ使用したワークフロー・セミナー。 当日使用されたS6L、Pro Tools、Tascam DA-6400に関する技術解説に加え、ライブ・パフォーマンスをコンテンツ化していくことのアーティスト/プロダクションにとってのビジネス的な可能性についてサウンド&レコーディング編集人でもあり今回のHIGH RESOLUTION FESTIVAL at Spiralの仕掛人の一人でもある國崎 晋氏に講演していただきます。
  • 休憩
    S6L展示実機を御覧ください

  • VENUE | S6L テクニカルセミナー
    スピーカー: ロバート・スコヴィル
    最新のS6Lについて、基本的な概要から、最新ソフトウェアバージョン v5.1の新機能(モニタリング・エンジニア向けのユニバーサルビュー、スピルワークフロー、レイアウトのカスタマイズなど)をご紹介します。また、超コンパクトで持ち運びしやすいライブサウンド・システムのS3L-Xについてもご紹介します。 

 

【参加方法】

イベントは参加無料ですが、事前のお申込みが必要です。下記申込みページからご登録ください。

 Avid Live Sound Summit 2016イベント参加申し込み >>

 

【スピーカーご紹介】

ロバート・スコヴィル

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プロフェッショナル・コンサートでのサウンド/レコーディングで30年のキャリアを持つベテランエンジニアで、3000以上のイベントでミックスを手掛け る。トム・ペティ & ザ・ハートブレイカーズ、マッチボックス・トゥエンティ、プリンス、ラッシュ、デフ・レパートなどの人気の高い音楽活動に参加協力。
現在は、Avid Technology Inc.のライブサウンドおよびレコーディング製品のシニア・マーケット・スペシャリストとして、同社のライブサウンド市場における成長を様々な側面から支えている。

 

 

【機材展示】

セミナー会場入り口にて、VENUE | S6L、VENUE | S3L-X、Pro Tools 12.5の実機を展示いたします。是非、最新のS6Lをご体験ください。

機材協力: オーディオ・ブレインズ社、Sunphonix社

 

2016年4月 5日 (火)

S6L:VENUE 5.1ソフトウェアの新機能

 

VENUE 5.1ソフトウェアは、有効なAvid Advantage ExpertPlusサポート契約をお持ちのすべてのお客様のみ、無償でダウンロードすることが可能です。拡張ネットワークI/ O機能およびコントロールサーフェスの強化で、さらに強力なシステムに導く重要な機能を追加します。VENUE 5.1ソフトウェアをダウンロードするには、Avid Accountにログインし、インストーラリンクをご確認ください。

 

VENUE 5.1の新機能

  • 2枚目のAVB-192 Ethernet AVBネットワークカードをE6Lエンジンに追加することで、最大3つのStage 64 I/ Oラックの接続を可能にし、トータル192リモートマイクプリと96アウトプットを提供します。
  • スピルモードにより、エンジニアはどのAux、グループ、またはVCAのメンバーをすばやく展開(スピル)することができます。
  • パラメータのビジュアルフィードバックの強化および、フェーダーのナビゲーションやミックスのための高解像度OLEDディスプレイ
  • 他のVENUEシステムのSHOWファイルとの互換性の改善

 

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(Blue RodeoのRich SteebミキシングFOH)

 

2枚目のAVB-192 Ethernet AVB ネットワークカードをサポート

VENUE 5.1ソフトウェアのアップデートにより、2枚目のAVB-192カードをE6L エンジンに追加すれば、単一AVBネットワーク・リングでS6LのI/O を3台まで接続できるようになり、192インプット/ 96 アウトプットを可能にします。これは、ローカルのコントロールサーフェスI/OとPro Toolsの録音/再生64チャンネルに加えてです。単一のAVB-192 Ethernet AVB ネットワークカード(出荷時付属の)を使用しているならば、1 Stage 64ラックにつき64インプット/32アウトプットまで接続することができます。また、2台のStage 64ラック (各48イン/32アウト)で、合計96インプット/64アウトプットも可能です。 それぞれのAVB-192 Ethernet AVB ネットワークカードには、2つの独立したギガビットイサーネットポート、copperおよびFiber (SFP経由)、また、ビルトインの7つのポートスイッチが搭載されています。

 

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VENUE | E6L Engine

このS6LのI/O機能の拡張で、より大きなステージの実現を可能にします。VENUE|E6L-192エンジンは常にその処理能力で多くのチャンネルカウントをハンドルし、リモートステージボックス内で全てのマイクプリチャンネルをプロセスしていましたが、この拡張により、144入力プロセスチャンネルをサポートするE6L-144エンジンをS6Lで使用していても、この強化の恩恵を受けます。2枚目のAVB-192カードをサポート(以前より多くの入力をサポート)するだけではなく、Stage 64で192までの入力接続や切り替えができ、フェスティバルのステージ間の割り当ての切り替え等に便利です。VENUEのスナップショット経由で、I/ Oの割り当てを切り替えることもできます。

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(3台のStage 64 I/Oラックを使っての冗長化リングネットワーク接続)

 

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(Blue RodeoでのDuke Fosterミキシングモニター)

 

  1. オーディオネットワークケーブルを、S6Lコントロールサーフェス背面のネットワークポートAから、E6Lエンジンの2枚目のAVBネットワークカード(中間のスロット)のネットワークポートBに接続します。
  2. オーディオネットワークケーブルを、最初のE6LエンジンのAVBネットワークカードの(下のスロット)ネットワークポートAから、1台目のStage 64のネットワークポートB に繋ぎます。
  3. 数珠つなぎ(デイジーチェーン)で、1台目のStage 64を2台目のStage 64にイサーネットケーブルで繋ぎます。(1台目のStage 64のネットワークポートA から2台目のStage 64のネットワークポートBへ、別のイサーネットケーブルを、2台目のStage 64のネットワークポートAから、3台目のStage 64のネットワークポートBへ繋ぎます)。
  4. (Redundant) 冗長オーディオネットワーク接続のためには:(Optional) 有効なPro Toolsがインストールされたコンピュータに接続するためには、サポートされたイサーネットケーブルを、S6Lコントロールサーフェス上のネットワークポートCから、コンピュータのイサーネットポート(またはThunderbolt to Ethernetアダプタを使用して、Thunderbolt ポート)*に繋げます。
    1. イサーネットケーブルを最後のStage 64のネットワークポートAから、最初の(下スロット)のAVBネットワークカードのネットワークポートBに繋ぎます。
    2. イサーネットケーブルを2台目(中間のスロット)のネットワークポートA から、S6L コントロールサーフェスのネットワークポートB に繋ぎます。
  5. (Optional) ルーターまたはECx Ethernet Control 用のコンピュータに接続するためには、標準的なイサーネットケーブルを、S6LコントールサーフェスのECx と記されたポートからルーターもしくはクライアントコンピュータに繋げます。

* ルーターやハブやスイッチをS6Lネットワークポートに接続しないようにしてください。

 

スピルモード

VCAスピルは、他のVENUEコンソールでのグループスピルよりも前に、最初にSC48で紹介された機能です。VENUE 5.1では、S6LのVCAグループやAUXに関しても非常に強化されています。もしVENUE のVCAスピルをよくご存じなら、S6Lでも同じことが言えるでしょう。アテンションキーをダブルプレス(二度押し)すると、コンソールは、VCAをフェーダーに展開し、そのVCAに割り当てられたアクセスを提供します。S6Lのデフォルトのバンキングコンフィギュレーションは「Profileモード」と呼ばれ、フェーダー上にVCAを呼び出し、そこから展開すると、基本的にショーの間は、このモードの状態にすることができます。S6L でサポートするチャンネル数が多い場合とりわけ便利です。

S6Lでは、AUXスピル機能を追加することで、さらに機能が拡張され、フェーダー上でAUXにアサインされたチャンネルを展開することができます。もしチャンネル用のAUXセンドがオンになっていれば、自動的にAUXバスの一つになります。AUXバスのアテンションキーをダブルプレス(二度押し)することによって、そのメンバーを展開することができます。何故そうすることが良いのでしょう? それによってフェーダーのセンドを紐付けることができるからです。

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ワークフローをイメージしてください。あなたはモニターエンジニアです。ステージ上のシンガーのミックスを調整しようとしています。そのモニターミックスはAUX 10に割り当てられおり、入力チャンネルすべてが送られています。従来のセンズ・オン・フェーダーのワークフローでは、見たいセンドのバスにアクセスし、センズ・オン・フェーダーに紐付けます。この制限のあるワークフローでは、バンクが何であれ(例えば入力チャンネル1-24)、実際にAUX 10にそれらのチャンネルがアサインされいるかどうかは無視されます。いくつかのチャンネルでは、フェーダーはバスにセンドされず、ゼロ(-∞)まで下がります。本来もっとフィルタのかかった表示が見たくても、AUXに割り当てられたチャンネルのみしか見れません。

S6Lの素晴らしさは、新しいAux Spill機能で、2つのワークフローを同時に扱えます。最初に、AUXマスターを展開し、チャンネルをバスにアサインします。それから、センズ・オン・フェーダーを紐付けます。結果として、コントロールサーフェスは、バスにアサインされたチャンネルのフェーダーのみに送ることができます。

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アテンションキーのダブルプレスでスピル(展開)し、soloボタン-アプトプットバスAFL (OPTIONS > Busses ページで、“Sends on Fader Follows AFL” オプションがアクティブになっていることを確認してください) を押すだけフェーダー上のセンドを紐付けることができます。Options > Interactionページの「link solo and attention」で、ショーの間コンソールをこのモードに保つことができます。スピルを紐付けたポイントから、チャンネルのAFL、そのポイントからアテンション、もしくはsoloにしたものが展開され、センズ・オン・フェーダーが使えるようになり、使用しているバスの関連要素に素早くアクセスできるようになります。

Aux Spillのコンソール上での操作は非常にシンプルですが、S6Lのユニバーススクリーンに統合することでさらに簡単になりました。ユニバーススクリーンは、チャンネルの膨大な情報内に存在する要素に素早くアクセスできるところがポイントです。VENUE 5.1ではさらに、ユニバーススクリーンのファンクションバーで、スピルボタンがAUX、グループ、VCAに使用できます。ユニバーサルスクリーンを使い、また、コンソールをInputs Mode (すべてのフェーダーが入力チャンネル用)にすることで、スクリーンからスピルを行うことが可能となります。VCAマスターを見る必要もありません。もし、Flexチャンネル(マスターセクションのトップの2フェーダー)が「アテンション」されたチャンネルに続くよう割り当てられている場合は、常に展開されたメンバーのマスターにアクセスできます。これは本当にパワフルな新しいワークフローで、チャンネルへのアクセス、微調整が非常にスピーディに行えます。

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(オーストラリア、アデレードのCarols by CandlelightでのFOH - S6L)

 

ビジュアルフィードバックの強化

S6Lのチャンネルノブモジュール(フェーダーの上部、32エンコーダのセクション)の高解像度のOLED ディスプレイは、紐付けたエンコーダの為の情報を表示します。VENUE 5.1ではこのセクションで、ビジュアルフィードバックが改善されたことによって、このセクションを使ったミックスやナビゲートがより簡単になりました。エンコーダは、ノブだけでなく、押すことにより、割り当てられた機能(例えばaux send オン/オフ等)に切り替えます。OLEDディスプレイには割り当てられたパラメータが表示され、押すとヘイロー・イルミネーション・グラフィック(halo illumination graphic)にその機能を示します。更には、パラメータ名がトップに、その値が下に表示され、関連付けられている「select」スイッチと「in」スイッチが、左下方に表示されます。この強化されたビジュアルフィードバックで、コンソールを見ている間、状況を把握することを容易にします。

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SHOWファイルの互換性の改善

最後に、他のVENUEシステムとのSHOWファイルの互換性は、FXリターンの自動コンフィギュレーションに加え、改善されました。古いVENUEシステムでのFXリターンは、S6Lとは全くことなる処理をします。もしProfileのSHOWファイルをS6Lにもってくると、ソフトウェアは非常に賢くProfileのFXリターンを認識し、自動的に処理します。例えば、48インプットのProfileのSHOWファイルがあったとしましょう。これをS6Lにインポートすると、自動的に48インプットを、1対1でマッピングしてから、チャンネル49からステレオ・エフェクト・リターンを配置します。S6Lはこれらの入力をエフェクトリターンのように設定します。これによりチャンネルはステレオになり、元のSHOWファイルのチャンネル名を維持します。古いFXリターンとは異なり、S6Lで、これらのチャネルには、4バンドのパラメトリックEQ、コンプレッサー、ゲートを含む、完全なチャネル処理が行われます。

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(a-haワールド・ツアーでのGerard Alboミキシング)

 

VENUE5.1ソフトウェアアップデートで、S6Lのパワーと柔軟性が大幅に改善しております。Avid Accountにログインし、ダウンロードすることをAvidは推奨しています。

 


 

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VENUE | S6L発売中

高い評価を受けるVENUE | S6Lシステムが、ライブサウンドを新ステージへ導きます。世界で最も厳しい制作もストレスなく扱うことができます。

  

個別デモのお問い合わせは、Avidライブサウンドディーラーまで


2016年2月26日 (金)

Avidライブサウンド・ワークフローを3/12「ハイレゾ・フェス at SPIRAL」ライブイベントで実践!

ハイレゾのいまを体感する3日間

2016年3月11日(金)~13日(日)
スパイラルホール (東京都港区南青山5-6-23 スパイラル 3F)

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音楽の聴きかた、楽しみかたが多様化する現在、アーティストやレコーディング・エンジニアから「スタジオで聴いていた音にもっとも近い」と評され、オーディオ機器/ファイルフォーマットの一大潮流となっているキーワード「ハイレゾ」。

HIGH RESOLUTION FESTIVAL at SPIRALは、機器の展示販売、トークイベント、試聴会、さらにはライヴレコーディングなどを通して、多角的に「ハイレゾ」の魅力とその「いま」を体感していただく3日間です。

このHIGH RESOLUTION FESTIVAL at SPIRALの2日目に実施されるライブイベント「TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND LIVE“THE REC”」では、新たに24bit/96kHz対応となったAvidの新しいライブコンソールS6LとPro Toolsを使用した「Avidライブサウンド・ワークフロー」が実践されます!


TECHNOBOYS
PULCRAFT GREEN-FUND LIVE
“THE REC”
3/12 19:00~
前売券:3,000円(当日券:3,500円)
チケット販売についてはオフィシャルサイトをご覧ください。

近年のアニメへの提供曲を中心にライブを行い、それをAVIDの最新ライブ・コンソールS6Lを使用して24ビット/96kHzにてマルチトラック・レコーディングを実施。
ステージで使用するシンセはProphet-5やJupiter-8など、すべてビンテージのアナログ(ノー・デジタル・シンセ!)で、同期用リズム隊もアナログ・リズム・マシンが務める。
またサポートにギタリストとドラマー2名を迎え、生ドラムとSIMMONSのツイン・ドラムも披露。
そしてボーカリストには大竹佑季の参加が決定!

Technoboys
1994年結成。「イノセント・ヴィーナス」などの音楽を担当した石川智久、エレクトロニカ界隈で高い評価を得るフジムラトヲル、多くのアニメ作品の主題歌、関連楽曲の作詞を手掛ける松井洋平が参加。2006年に1stアルバム『music laundering』、2014年には2nd『good night citizen』を発表。アニメの劇伴やEDとして「ウィッチクラフトワークス」、「トリニティセブン」、「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」などを手掛けており、今シーズンの秋冬アニメ「おそ松さん」のEDはパターンの多さが話題を呼び、大人気となっている。technoboys.tv

  • イベント詳細については、HIGH RESOLUTION FESTIVAL at SPIRALオフィシャルサイトをご覧ください。
  • 入場は無料ですが、一部のイベント(「TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND LIVE“THE REC”」など)への参加は有料となります。


関連情報

VENUE | S6L 製品詳細

S6l_header_w520

Avidライブサウンド・ワークフロー概要

Avidlivesoundworkflow 製品についてはAvid販売代理店までお問い合わせください。

2016年1月27日 (水)

【Avidプレスリリース】Avid VENUE | S6L、デュラン・デュランのツアー・ミキシング・モニター、チャールズ・ブラッドリの素晴らしいミックス制作を支援

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Avid VENUE | S6L、デュラン・デュランのツアー・ミキシング・モニター、チャールズ・ブラッドリの素晴らしいミックス制作を支援


~ ベテランのライブサウンド・エンジニアが、バンドのUKツアーにて最新VENUE | S6Lを使用~

2016126日(火) 東京  Avid® (NASDAQ: AVID) は、アニー・レノックス、シャキーラ、スノウ・パトロール、ロビー・ウィリアムスなど多数のアーティストのミキシング・モニターを手掛けるトップレベルのライブサウンド・エンジニアであるチャールズ・ブラッドリ氏が、デュラン・デュランの最近の『Paper Gods』ツアーで、最新の Avid VENUE | S6Lを使用したことを発表します。かつてない処理能力、タッチスクリーン操作、使い慣れたVENUEワークフローにより、VENUE | S6Lはブラッドリに、非常に優れたイン・イヤ・ミックスの制作に必要なパワーおよび柔軟性を与えました。

ブラッドリ氏は言います。「VENUE | S6Lは、遥かに豊かで、遥かに深い素晴らしいライブサウンドを提供してくれます。バンドもサウンドの違いにすぐ気付きました。リハーサル初日、バス担当のジョン・テイラーが振り返って”すごいいい音だ!”と言いました。」

VENUE | S6Lは、業界でも最も先進的なライブサウンド・エンジンを特長とし、最大限の安定性および最小限のレイテンシーでありつつ、膨大なチャンネル数を扱える比類なきパワーを提供します。VENUE | S6Lは、他のAvidライブサウンドシステムと同じ使いやすいVENUEソフトウェアを使用しており、過去のショー・ファイルとシームレスな互換性が保たれます。そのため、ブラッドリ氏は、過去のツアーで使用したVENUE | Profileから新しいVENUE | S6Lシステムへ素早く移行することができました。」

ミックスバスの容量が膨大にあり、ワンタッチでフェーダーのどんなミックスにもすぐにアクセスできるため、ブラッドリは、VENUE | S6Lでステレオのイン・イヤ・モニタでのミックス、バックライン・ミックスなどを簡単に処理することができました。 

ブラッドリ氏は言います。「S6Lでは、アウトプットの数を心配する必要がないため、本当に新鮮でした。いつだって、誰もが、何でも欲しいというわけですが、S6Lでは常に欲しいものがそこにあるという感じですね。」

VENUE | S6Lは、業界で最もパワフルかつ統合されたライブ・レコーディング機能を提供し、シームレスなPro Tools録音および再生が可能です。Pro ToolsとVENUEのバーチャル・サウンドチェック機能を活用することで、ブラッドリ氏はリハーサル中も各バンドメンバーごとに微調整することができました。

「S6LではPro Toolsへのドロップイン&アウトが瞬時に行え、再生モード中であっても非選択チャンネルをライブモードへ切り替えることができるのは素晴らしいです。」ブラッドリは言います。「ある午後、一緒にミックスの作業をしたいというギタープレイヤーとふたりだけで作業したことがあります。他にプレイヤーがいなくても、彼のボーカルマイクとギター以外の、すべての音をそもまま再生することができるので、本当にすごいです!」

 

 

 

2016年1月18日 (月)

【Avid Blogs】デュラン・デュラン『Peper Gods』ツアーのミキシングモニター、チャーリー・ブラッドリにVENUE | S6Lについて聞く

チャーリー・ブラッドリは、ここ数年では、アニー・レノックス、プラシーボ、シャキーラ、ロビー・ウィリアムス等のアーティストのモニター・ミックスを行っている一流のライブ・サウンド・エンジニアです。最近では、デュラン・デュランの『Paper Gods』UKツアーにおいて、新製品VENUE | S6Lライブサウンドシステムに座りました。ツアーを終えて間もなく、同バンドの3月に始まるUSツアーへ向かう前の彼に、新システムの印象を伺いました。

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DH:VENUEシステムを使ってどれくらいになりますか?

CB: 初めの頃から使っています。Profileシステムが出る前には、D-Showシステムを持っていました。長年にわたり、必要に応じて他の製品を混ぜて使用していましたが、メインデスクは常にProfileです。スノウ・パトロールでは、何カ所かのスタジアム・ライブを担当しましたが、バンドが大きくなったので、MIDIと一緒にProfileを2システム使用したこともありました。ストリング・セクション、ホーン・セクション、ゲストと、全てが混沌としていたのです。

VENUEの使用を決めたのは、プラグインとショー・ファイルの作成方法が理由でした。イヤーモニター用ミックスのミキシングは、ゲインの仕組みとダイナミック・レンジを理解し、トランスミッターに最大出力を送り、いかに全体の効果を高めることができるかを理解することが全てです。コンプレッションやあらゆる機能をプラグインとして使用できるという比類のない環境によって、遥かに質の高い結果を作り出すことができます。

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DH:オートメーションを多用するということですが、本当ですか?

CB:はい。ミックスに関して言えば、オートメーション、自動スナップショット、フェーダー・ムーブを使わずにモニターのミキシングを巧くやるのは無理だと思います。まして、大きなインイヤ・バンドなら尚更です。イコライザー及びコンプレッサー/ゲート設定、リバーブ、ディレイ等は、スナップショットで呼び出しています。

DH:デュラン・デュランとの仕事は長かったと思います。常にショー・ファイルを変えていますか?新しいツアーにはどのようにアプローチしますか?

CB: 10月に終えたプロモーション・ツアー用のProfileショー・ファイルには、76曲入っていました。数多くのヒット曲を抱えるバンドでは、一から作る時間がありません。ツアー毎に進化するセットリストに曲を加えるだけです。新アルバムから15曲を加えて、長い間演奏していない曲を5~10曲程度リハーサルします。つまり、ツアーに出るたびに、20から25曲がリストに加わります。

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DH:S6Lへ移行する過程について説明してください。Profileシステムから、どのように移行しましたか?

CB:人気の高いアーティストのモニター・ミキシングをProfileシステムで行う者ならだれもが知っていることですが、出力が足りません。エフェクトのセンド等を行うためには、直接出力、PQミキサー、バス・マトリックス等の回避策を使わなくてはなりません。S6Lでは、「それのリバーブはどうやってかけよう、どうすればできるだろう」と考える必要がないのは、とても楽しく、新鮮です。本当に素晴らしい。誰かが何かを求めても、いつも答えは『Yes』です。『30分考える時間をください』ではないのです。Profileのショー・ファイルは、S6Lへインポートできます。しかも、過去に考えなくてはならなかった次善の策を考慮する必要がないのです。

私は楽観的にS6Lを使うことを決めたのですが、Britannia Row Productionは、私をサポートすることを決め、ツアー用にS6Lを購入しました。このような形でのサポートは大変ありがたかったです。それで私はPro Toolsを装備した部屋でS6Lを置いて座り、必要最低限の装備から始めるようと決心しました。次の2年間に適切であろうと考える30のスナップショットを作りました。それから、使用していたプラグインの中には、TDMフォーマットでのみ利用可能なものもあるので、全て外しました。私は、McDSPが大好きで、同社のプラグインを大量に使用します。ショー・ファイルには最新のAE4000 Dynamic EQなどAAX DSPプラグインを使っています。しかし、今回の以降では、CL1Bコンプレッサー及びVSS3リバーブの2つを含むTCプラグインをあきらめる必要があり、それは残念でしたね。

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[デュラン・デュランのFOHエンジニア]スネイク・ニュートンは、長きにわたりSonnoxのファンであり、いつか試すようにと私に度々言っていました。Sonnoxプラグインは全てAAX DSPであり、S6L用にショー・ファイルを再構築する機会でもあったので、試すチャンスだろうと思いました。そこで、Sonnoxではさらに力を入れて、同社のリバーブを96kHzフォーマットに対応させるために、私も協力しました。ツアーでは、それに加えて、数多くのダイナミクス・プラグインも使用しました。アニー・レノックスのようなミュージシャンにチープなリバーブのインイヤ・ミックスを届けるわけにはいきません。豊かなリバーブはボーカル・サウンドの一部です。[Oxford Reverb]プリセット『48 Thin Plate』をロードすると、それはまさに、96 kHzのAAZ SDPプラグインに求めていたクリーンなサウンドでした。素晴らしい、これ以上ない音です。

Oxford Dynamicsプラグインは、一般的にはボーカル用に求める数多くのオプションを1つの場所で提供してくれます。そのため、サイモン・ル・ボンのボーカルでは、Oxford Dynamicsを使用してきました。弱いコンプレッション、温かみの調整、中高音に少しのEQを使用します。コンプレッションは、もちろんドラムに最適ですが、抜けが悪くなる場合があります。Oxford TransMod等のプラグインは、サウンドの他の部分を損なわずに、アタックを上げるのに適しています。インイヤのミキシングとは、ダイナミック・レンジ、コンプレッションを理解し、それぞれのバンド・メンバー用のミックスに合わせてどのような調整が必要かを理解することです。TransModを使うことで、特にドラムは、もう少し突き抜けます。つまり、ミックスで、けたたましい音量にすることなく、パンチがきき、ニュアンスを得たサウンドができるのです。

それで、全てのEQをフラットにして、ゲインを再調整し、ミックスをそこから作り直します。プラグインとミックスの出来具合にある程度満足したら、出力処理、コンプレッション、リミッティングに移り、さあこれで行こう!となるわけです。

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新しい96 kHz Sonnox Oxford Reverb

 

DH:ワークフローの点から言うと、ProfileからS6Lへの移行はどうでしたか?

CB:ざっと見まわして、ボタンの位置を確認すれば、後は、大体同じです。S6LをProfileスタイル・モードで使用しました。最大の変化は、コンソールの左側にバンク・セレクターがなく、全てがコンソールの中央にあるのを覚えることでした。一度配置を確認し覚えたら、後は、ただただシンプルです。異なる方法でアクセスや表示できるタッチスクリーンは、ものすごく作業を楽にします。サーフェイスのコントロール以外にも、VENUEの画面を見て使ってみれば、簡単なことがすぐに分かります。

DH:システムの音質について、最初の印象はどうでしたか?

CB:音はとても良いです。最初に浮かんだ言葉は、『深さ』と『広がり』です。遥かに豊かで、遥かに深いサウンドです。バンドのリハーサル初日に、バス担当のジョン・テイラーが振り返ってこう言いました「すごい音だ!」彼らはすぐに気付きました。違いは明らかです。協和音が突き抜けます。

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DH:VENUEのPro Tools録音・再生機能は、どのように使いますか?

CB:スネイクは、多くの場合、サウンドチェックを行わないバンドなので、この機能を毎日使用します。私は、問題があることが分かっている時や、ミックスで満足していない部分がある時に使用します。S6Lで瞬時にPro Toolsと切り替えることができ、再生モードにいながら、ライブモードで幾つかのチャンネルの選択を解除できるのは、すごいとしか言いようがありません。Profileシステムでは決してできない技です。このおかげで、個々のバンド・メンバーにより多くの時間をかけることができました。私と一緒にミックスの作業をしたいというギター担当と二人だけで午後を過ごしたこともあります。他に誰も必要なく、その日のプラス数時間を作業に費やしました。主に、バーチャル・サウンドチェックを行いましたが、彼のボーカルマイクとギターを除いて、あらゆるものを再生することができるのですから、本当にすごいです!

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VENUE | S6L発売中

高い評価を受けるVENUE | S6Lシステムが、ライブサウンドを新ステージへ導きます。世界で最も厳しい制作もストレスなく扱うことができます。

  

個別デモのお問い合わせは、Avidライブサウンドディーラーまで


2016年1月 6日 (水)

[オーディオブレインズ社主催]Avidライブサウンド新製品 VENUE | S6L発表会(1/28東京開催、2/10大阪開催)

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新しいAvid VENUE | S6L は、世界で最も信頼を集める実績の高いVENUEの伝統を受け継ぐモジュラー・システム式ライブサウンド・ミキシング・システムです。オンボード・プラグインとPro Toolsレコーディングシステムの統合、300を越えるプロセッシング・チャンネル、最先端のタッチスクリーン・ワークフローを特長とし、これまでより多くのプラグインおよびトラック数をサポートできる非常に高い処理能力とパワーを提供します。その優れたサウンドクオリティと比類なきパフォーマンスが、最も要件の高いライブ・サウンド制作のいかなる課題の対処も可能にします。

国内でもいよいよ出荷が始まりました!

そこで、Avidライブサウンド製品ディーラーである株式会社オーディオブレインズが発表会を開催します。東京と大阪の2都市で行いますので、お近くの方は是非お越しください!

 

Avid VENUE | S6L 発表会

東京開催

  • 日程 2016年1月28日
  • 時間 13︰00~17︰00(12︰30会場)
  • 会場 ザ・リッツ・カールトン東京 1F パークビュールーム
  • 住所 東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン内(地図

大阪開催

  • 日程 2016年2月10日
  • 時間 13︰00~17︰00(12︰30会場)
  • 会場 グランフロント大阪 うめきたSHIPホール(Web
  • 住所 大阪府大阪市北区大深町4-1

 

【参加方法】

下記オーディオブレインズ主催セミナー参加票をダウンロードし、必要事項をご記入のうえ、FAX送信先 044-888-6762 までFAX送信ください。

オーディオブレインズ主催セミナー参加票

 

【イベント詳細および問い合わせ】

オーディオブレインズ社までお問い合わせください。オーディオブレインズ社の取り扱うAvidライブサウンド製品はこちらをご参照ください。

〒216-0034
神奈川県川崎市宮前区梶ヶ谷3-1
Phone:044-888-6761
Web: http://www.audiobrains.com/

イベント問い合わせ先: 山下様

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2015年11月16日 (月)

Avid VENUE | S6L 近日国内販売開始 & Inter BEE 2015出展!

Avid VENUE | S6L 近日国内販売開始 & InterBEE2015出展!

Avidライブサウンド・コンソールのVENUE | S6Lシステムの出荷が米国にて開始されました。これを受け、国内に於いても11月末から出荷開始となる予定です。

 

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VENUEは、長い間、世界で最も信頼され切望されるライブ・ミキシング・システムのひとつでありつづけてきました。その遺産を、新しいVENUE | S6Lは引き継いでいます。このモジュール式システムによって、きわめて高度な条件を要求するツアーやイベントを、やすやすとこなすことができます。 S6Lでは、300 超のプロセッシング・チャンネルのおかげでかつてないほどの処理能力が実現されています。これにより、その先進的なエンジン・デザインを通じて確固たるパフォーマンスと安定性をもたらすばかりでなく、最新のタッチスクリーンを利用したワークフローとスケーラビリティによってどんな障害への対応をも強力にサポートします。 S6Lは、これまでのあらゆるVENUEシステムと同様に、業界標準であるオンボードのプラグインとPro Toolsの統合機能を備えています。しかも、歴代最高の処理能力とトラック数を提供いたします。 さらに、あらゆる形態のネットワークおよび入出力をサポートし、簡単なシステム設定によりどんなギグにも対応することができます。

主な特長:

  • 業界でも最もパワフルなプロセッシング・エンジンによって、最も要求の多いライブサウンドの課題を克服
  • 高精度プリアンプを高いサンプル・レートで動作させることにより、実現可能な限り最良の音質を追求
  • Avidおよび開発パートナー製のオンボードのプラグインを十全に統合する機能により、並ぶもののないサウンド・プロセッシングと手ざわりで確かめられるコントロールを体験可能
  • Ethernet AVBおよびThunderbolt*を経由して、インターフェイスを用いず、Virtual Soundcheckを含む最新のPro Tools機能を利用可能
  • 高解像度タッチパネルおよび有機ELディスプレイにより、最高の視覚フィードバックを得ながらお好みの重要な機能へすばやくアクセス可能
  • モジュール方式のシステム・コンポーネントとI/Oを自由に設定して、あらゆるライブ制作の要求に対応
  • Ethernet AVB、Dante、MADI、Thunderboltなど*、幅広いネットワークおよび入出力インターフェイスによって、あらゆる形式で自由に接続
  • ショー・ファイルの互換性を全面的に実現しているため、使い慣れた愛着のあるVENUEワークフローを利用可能

オプション・カードは別途お買い求めいただけます。システム本体には含まれておりません。

製品詳細情報はこちらからご覧いただけます。

 

VENUE | S6Lシステムは、InterBEE2015のAvidブース(ホール2 | ブース#2310)とオーディオブレインズ社ブース(ホール1 | ブース#1510)で展示、下記のオペレーター/スタッフによってデモ/説明されます!是非お立ち寄りください。

 

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宮村 公之
ライブサウンド・システム・アドバイザー 

 

 

 

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ライアン・ジョン(Ryan John)
ライブサウンド・プロダクト・マネージャ

  

 

 

関連リンク:

VENUE | S6L Live Sound Webinar(英語)

AvidオフィシャルWebサイト

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