d. Sibelius

2010年8月31日 (火)

音符入力 ~和音~

こんにちは、sibeliuskiです。突然ですが、これは何の曲でしょう?

Twinke_4

歌詞は、「きらきらひかる おそらのほしよ…」

そう!「きらきら星shine」ですね。英語の歌詞の出だしは「Twinkle Twinkle Little Star…」、まさにこの訳詩なのですが、元の曲はフランスの「Ah! Vous dirais-je, Maman」というタイトルの歌(シャンソン)なのです。きらきら星はその替え歌として流行り、童謡として世界的に広まったそうです。

楽譜ソフトを初めて使う方は、こういったシンプルな曲を取り上げて入力練習すると良いですね。

【TIPS – 和音の入力】

さて、もうアルファベット入力で単音の入力はできるようになりました、ね?

次に和音を入れてみましょう。アルファベット入力の途中で和音の追加が可能なのです。

この時に使うのが数字キー。テンキーではなく、横一列に1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 と並んでいる数字キー(1~9)を使用します。

1. アルファベット「D」を入力した後、

Dore

2. 「3」を押します。

Addchord_2

先に入力した音(レ)の3度上の音(ファ)が和音として追加されます。

この「○度」を音程もしくはインターバルと呼びます。レ、ミ、ファ… 数えると3つ音がありますね。厳密に言うと「短3度」ですが、ここでは設定した調の音が入ります。

逆に、先に入力した音(レ)より下に和音を入れたい場合は、Shift + 数字キー のショートカットが使えます。Shift + 3 で3度下の音が入りました!

Addchorddown

また、一度フレーズを作成してしまってから、和音を追加することもできます。フレーズ作成後、Esc キーを押して入力モードから抜けておきましょう。

Kirakira

フレーズを選択します。1小節目(5線内の音符のないところ)をクリックし、Shiftキーを押しながらフレーズ最後の小節(ここでは2小節目)をクリックします。

Kirakira2

入力したい音程を数字キーで入れます。ここでは「8」を押しオクターブを作成してみました。

Kirakira3

・ オクターブ移動 (コマンドもしくはCtrl + ↑ ↓キー)
・ 1音ずつ移動 (コマンドもしくはCtrl + ↑ ↓キー)
・ 和音の追加 (横並びの1~9

これらはアルファベット入力(C D E F G A B)とセットで覚えましょう。

今日はここまで。それではまた来週paper

2010年8月24日 (火)

音符入力 ~アルファベット入力#3~

パソコンや携帯でメールやテキストを打つとき、文字はきちんと整列されて入力されます。その「文字」そのものを特徴づけるものがあり、私たちはそれを「フォント」と読んでいます。

Umi1 「海」という感じのそれぞれゴシック体(左)と明朝体(右)を見てみましょう。

フォントは辺の太さが変わらないゴシック体と、ひれ(英語ではSerifという)つきの明朝体に分かれます。

音符にも同様に、見た目を特徴づける「フォント」が用意されているのです。使用するフォントによって楽譜全体の印象も変わります。

Opus Inkpen

 

同じフレーズを入力で、「Opus」と「Inkpen2」というフォントを使用してみました。

音符だけでなく、音部記号、拍子記号やスラーの太さなんかも違いますね!

【TIPS – アルファベット入力 #3】

Delete_2手書き楽譜では修正ペンや消しゴムが活躍しますが、Sibelius の場合は Delete ボタンで音符を削除することができます。BackSpace でも同じ操作ができます。

他の楽譜作成ソフトにはだいたい「消しゴムツール」のようなものがあり、そのボタンをクリックしてから、更に音符をクリックして消すという、ありがちな操作だったりするんですが、パソコンをせっかく使っているのに…

1.  ふで箱開けて(ツールの選択)
2.  消しゴム出して(消しゴムツールの選択)
3.  音符を消して(消す音符を選択)

こんなステップを踏むのは面倒ですよね?Sibelius では次のように操作します。

Doremioctdown_2 例えば前回入力したこのドレミの音符。

このような状態(ミの音が青色表示)で Delete ボタンを押します。

Doreミの音が消え、同じ音価の休符が残ります。

次に、別の音、例えばファなら「F」キーを押せば良いのです。

Dorefa また、一音くらい(ミとファの違い)なら、矢印 ↑ ↓ キーでサクッと修正する方法もあります。

間違えて「ミ」の音を入力した後に矢印上キーを押せば、「ファ」の音に変わります。逆に、矢印下キーで「レ」の音になります。

その後音符をまた入力していくだけです。

アルファベットキー入力をしている時は、Delete キーも同じパソコンのキーボード上にあるので、操作は非常にスムーズです。

音符の入力を一度終了させたいときは「Esc」キーを押してください。一度押しで音符の右側の青色のカーソルが消えます。 Esc キーをもう一度押すと、青色表示だった音符も黒に戻り、編集モードから抜けたことを意味します。青色カーソルが出ている時は、音符入力モードになっているので、移動しようとクリックしたところに、意図しない音符が入ってしまいます。

Esc キーの操作も併せて、是非実践してみましょうgood

2010年8月17日 (火)

音符入力 ~アルファベット入力#2~

Sibeliusには開発者のセンスあるデザインと使い勝手に関する工夫が盛り込まれています。
再生ウィンドウ、プロパティウィンドウ、ミキサー・・・といった様々なウィンドウを開いていくと、作業スペースがなくなってきて肝心の楽譜が見えない、なんてことになりがちなのですが、Sibeliusでは大丈夫。

Windowshideopen

ツールバーの右の方にウィンドウが3つ重なっているアイコンがあります。

Windowshide_2 これは、開いているツールウィンドウを一気に表示したり非表示にしたりできる「切り替え」ボタンとして使えるものです。

Winmactenkyまた、個別にウィンドウにある赤い×ボタン(Windowsはウィンドウの右上、Macでは左上)をクリックして閉じることもできます。

ツールバーにある各ウィンドウのアイコンをクリックすれば、表示/非表示の切り替えが簡単にできます。

もちろん ウィンドウ メニューから各ウィンドウを選択(チェックを入れたり外したり)という操作も可能ですので、その都度お好みの操作方法を選ぶことができます。

最終的にレイアウト調整したいときに、最初に紹介した ツールウィンドウを表示/非表示 のボタンで、複数開いているウィンドウを一気に消せば、すっきりと楽譜を見ることができるので、段組みを考える作業もより一層楽になりますね!

【TIPS – アルファベット入力 #2】

C_3 前号の続きです。

ド(C) の音を入れた時に「この高さのドじゃなく、もう1オクターブ下で入力したかった」「ミの音に上がるのではなく、下がるフレーズが作成したい」というようなこともあるでしょう。

Cdown その時使いたいのは オクターブ移動 のショートカット。Windowsでは Ctrl キー、Macでは コマンド キーを押しながら、入力直後に または キーをクリックします。

もしくは編集中に音符選択し、このショートカットで音符のオクターブ移動をします。

Ctrl キーまたは コマンド キーを押さえない状態で ↑ ↓ キーを押すと、音符は、設定したスケール内で1音ずつ上下します。

Doremioctdown さて、オクターブ移動した状態で再びアルファベット入力すると、このようになります。

前回のブログでは、の音もの音もこれよりオクターブ上に入っていましたが、今回は、オクターブ変更されたの音に合わせてオクターブ下がってますね。なんとなく想像ついたかもしれませんが、アルファベット入力には、次に入力する音が(ここではレ)、先に入力された音(ド)の高さに近いところに入力される、というのがからくりです。

他の例で言いますと、ド→ソ という音を続けて入力すると、ソの音は先に入力されたドの音より下に入ります。シラを下がる方(4度下)が、レミファと上がる(5度上)よりも、近いからです。

もちろん意に反することもありますが、これがアルファベット入力のデフォルト設定です。メロディがなるべく滑らかに、いいかえると跳躍(リープ)しないように設定されているのです。

このアルファベット入力と、オクターブ上下ショートカット、そして今後紹介していく予定の数字キーを使用した和音入力を組み合わせれば、パソコンのキーボードでかなりスピーディに楽譜作成ができますpen

MIDIキーボードなどを接続しなくても、このアルファベット入力をマスターすれば、場所を選ばず作業ができますね。

今日はここまでです。

それではまた来週~paper

2010年8月10日 (火)

音符入力 ~アルファベット入力#1~

こんにちは。sibeliuskiです。

楽譜作成ソフトを使用する前に一度は手書きで譜割り、レイアウト、移調・パート譜作成をすることは通るべき道だと個人的には思います。ただ大きな編成の楽譜を作成するとき… パート譜作成は地獄です。移調泣かせの管楽器のパート譜作成で数日は徹夜することになります。リハーサルで思いもよらぬ不協和音で不要なざわめきを呼び起こすことも。

パソコンで楽譜を作成するメリットは

コピペができる - これにつきます!
音が出る - これで不協和音は事前に阻止
移調が楽 - 何度上、と数えなくても大丈夫!
パート譜が自動作成 - スコアとパート譜は同期されます
ファイル管理が楽 - タイトルで、日付で、管理方法は様々
ファイル添付でメール送信できる - Sibeliusユーザー同士なら.sibファイルを、持っていない人には Scorch ファイルを作成して、Sibeliusファイルを同時に送ってあげましょう。無償でこのプラグインをダウンロードすれば、スコアをWebブラウザ上で見たり印刷したりすることができるのです。

メリットはたくさんありますが、PCやファイルが予期せぬエラー等でふっ飛ぶようなことがあれば努力が水の泡ですので、こまめに保存・バックアップを取りましょう。

さて、音符入力でしたね。入力方法は様々ですが、今日はアルファベット入力をご紹介します。

【TIPS – アルファベット入力】

ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド = C D E F G A B C

コードネームで馴染みはあると思いますが、「ド」の音を入れたいときはPCのキーの「C」を押します。この音名キーを使用して入力する方法を アルファベット入力 と言います。

まず、テンキー を表示しておきましょう。音価を変更するときに使用します。
ツールバーの右の方に小さなアイコンが並んでますが、左から2番目のマス目アイコンがテンキーです。これが青くハイライトされていれば、表示がオンということになります。

Windows 「ちっちゃい、見えない!」「メニューから探したい」という場合は、ウィンドウズ > テンキー を選択します。すでに表示されている場合は左にチェックマークがつきます。

そしてこれがテンキー、Sibeliusの最強パートナーです。

Tenkey_3音価以外にも♯や♭、タイやアクセント、テヌートなどのアーティキュレーションも同時に追加できます。

まず、アルファベット入力を開始するにあたり「どの譜表に音符を入れるか」を決めます。いくら有能なSibeliusもご主人様の心は読めませんので、譜表もしくは休符を選択してください。

小節を選ぶと、このように小節が青色の四角で囲まれます。

Selectbar_2 4分音符を開始の音価としたい場合は、テンキーで4分音符を選ぶ必要はありません。もちろん選んでもOKですが、なるべく楽な方法で入力できる技をここで習得してしまいましょう!

パソコンのキーボードで、C を押してみましょう。

Clickc このように音が入力されます。

テンキーも自動的に「4分音符」ボタンがオンになりました。

続けて、DEF と入力すると、、と4分音符の音価が入っていくわけです。

途中で音価を変更したい場合、、スタッカートをつけたい場合は、アルファベットを打つ前に、テンキーウィンドウで音価の変更を行います。

Doremi こんな感じで、簡単ですね?

一度作業をお休み、終了したい場合は Esc キー(エスケープキー)を押しましょう。

1度押しで入力時のカーソルが消え、2度押しで音符の選択(選択されている音が青色表示)がオフになります。

Esc_2皆さんのPCキーボードの左上あたりにあるのが一般的です。

このキーもよく使用しますので場所を覚えておきましょうpc

2010年8月 3日 (火)

スコア情報の入力

楽譜作成ソフトといえばFinale、Sibelius、あるいはこれらの廉価版であるPrint Music、Sibelius Firstが選択肢としてあがってきます。

いったいどのソフトを買えば・・・?

Sibelius First などは低価格で魅力的ですが、使い始めて「段数が足りないbearing」「使いたい音価、臨時記号がなかったgawk」「使用したい楽器がないweep」といったことにならないよう、購入前に機能の比較を必ず行いましょう。

SibeliusとSibelius Firstの比較表
http://www.sibelius.jp/products/sibelius_first/features.html

体験版もご利用ください
Sibelius 6 (ファイル保存はできませんが無期限です)
Sibelius First (30日期間限定の体験版です)

また、Sibelius と Finale で迷われる方も多いですね。どちらもプロ~アマチュアの作編曲家、プレイヤー、浄書家、教育現場で使用されているソフトです。機能、仕様に関しても申し分ないのはこの2つのソフトと言えるでしょう。日本国内での出版業に携わる人に Finale ユーザーは多いですが(出版用のテンプレートやフォント使用が主な理由)、Sibelius は2003年に初めて日本語版が登場したばかりで国内での歴史は浅いものの、とにかく使い勝手が良いということで多くのミュージシャンに支持されています。クロスグレード も発売開始されたことですし、ユーザーの幅はぐんと広がりそうです。

【TIPS –スコア情報】

さて、前回の続きです。調号の設定 の次は スコア情報。ここでは タイトル作曲者名 などのテキスト入力を行います。スコア編集中にもこれらの情報は追加できます。タイトルが決まっていない場合でもダミーで適当な文字を入れておいたほうが、音符入力後にレイアウトを改めて整えるより楽かもしれません。

タイトル、作曲者名、作詞者、著作権などを入力する欄がありますが、空欄にしておいても大丈夫です。下記図のようにタイトルは楽譜の上部に大きめのフォントでセンタリング(中央配置)されます。

Title2_3

こんな感じで標準的な配置がデフォルト設定されていますが、どうしても変更したいという場合は、ハウススタイル メニューの テキストスタイルの編集 で変更することもできます。長くなりそうなのでこれはまた別の機会にお話します。

完了 ボタンを押すと、設定した通りの楽譜が表示されます。音符入力スタートですnote

2010年7月28日 (水)

Sibelius 6 ガイドブック「イチからガイド」バンドル数量限定キャンペーン

Sibelius 6.2 通常版、アカデミック版、5ライセンスパック版に、株式会社スタイルノート社出版のガイドブック「Sibelius 6・Sibelius Firstイチからガイド」(2,000円相当)をバンドルして発売いたします。

Guidebookbungle

スクールでの実績をもとに、Sibelius6/Sibelius Firstで楽譜を作成する際に躓きやすいポイントを、画面キャプチャを豊富に使って丁寧に説明しています。

目次、また巻末の索引が充実しており、知りたい項目をすばやく探し出すことができるようになっているため、リファレンスとしても活用することができます。

コラムでは実用性の高いテクニックなどを細かく紹介されており、実際の楽譜を例として掲載紙、その楽譜を作るための方法を丁寧に解説しています。

これからSibeliusを.. という方にはぜひお勧めのバンドル製品です。

最寄りの楽器店、またはPC量販店でお買い求めいただけます。

2010年7月27日 (火)

調号の設定

ト音記号やヘ音記号の隣についている♯または♭を 調号 (key signature) と呼びます。曲の途中に出てくる特定の音符についているものは 臨時記号 (accidentals) です。調は拍子と同じように曲の特徴決めとなる大きな要素となります。大きく分けて 長調 (major key) と 短調 (minor key)。単純に言うと、長調は明るく短調は暗い調性です。例えばベートーヴェンのピアノソナタに「悲愴」とタイトルの曲がありますが、これは C minor (ハ短調 / c moll) の曲です。チャイコフスキーの交響曲にも「悲愴」がありB minor (ロ短調 / h moll) です。クラシックの曲名とともに書かれている「dur(major)」や「moll(minor)」は「デュアー」「モール」というドイツ語です。

それではSibeliusで調号を設定してみましょう。

【TIPS – 調号】

Keyさて、拍子の設定が終わり 次へ> ボタンを押すと、こちらの調号選択が待っています。ここで調を決めてしまうこともできますし、Cメジャー で入力しておいて後から調号ごと移調なんて方法もあります。

単調か長調をラジオボタンで選択し、左側から♯系の調を、右側から♭系の調を選んでください。

楽譜の編集中に変更したい、曲の途中から調を変えたい、ある部分のみ調を変更したいという場合は、ショートカット K を使いましょう。Sibeliusにはこういったシングルショートカットが数多く用意されており、その多くは英語表記の頭文字です。

K = key signature : 調号

それでもショートカットが思い出せない!という場合は 作成メニュー から実行しましょう。前回紹介した拍子記号などもこのメニューにまとまってます。

Createkey

2010年7月20日 (火)

拍子の設定

Sibeliusブログ vol.2へようこそ♪

突然ですが楽譜というと、

分かりません・読めません
敷居が高い・苦手
使う・読む機会がありません

と、ネガティブな言葉が返ってくることが多いです。分からなくもないです。楽譜というと音楽のルール楽典がつきもので、しいはずの音楽がこの「楽典」という響きでどうも楽しくなさそうな感じを醸し出していますよね。。。

楽譜は音楽のスクリプト(台本)であり、芸術でもあります。音楽を共有し、歴史に残す役割も果たします。偉大な作曲家達が残した音楽を私達が演奏し聴くことができるのは、楽譜のおかげ。そこには音楽の尺も調もテンポも発想記号も含まれていて、国や音楽のジャンルを超え伝え継がれていくものなのです。楽譜は大事なのです。

ということで、気分的には音符入力のテーマに行きたいところですが、今回は拍子の設定についてのTIPSどうぞ!

【TIPS – 拍子の設定】

楽器の設定の後、ウィンドウ下の 次へ> ボタンを押して次に進みます。ハウススタイル(楽譜の見栄えやフォント)の設定がありますが、今回はスキップして(変更なし)のまま 次へ> をもう一度押します。ここで 拍子記号とテンポの設定ができます。

7/8といった変則的な拍子も設定するには その他 を選びます。7/8は8分音符が7つ1小節に入るので、分母を8分音符の8に、分子にその個数、7を選びます(数字を打ち込んでもOKです)。連桁と休符のグループ というボタンが気になりますね。これは連桁(ビーム)のグルーピングを決める設定なのですが、基本的には標準的な設定になっています。どうしても8分音符の区切り方をこうしたい!というのがあれば、こちらで変更できます。

もちろん、単純に3/4やC(4/4)を選ぶこともできます。そもそも 拍子 って何ぞや?という方にはまず様々な拍子の楽曲を聴くことをおススメします。耳にする多くの音楽は4拍子ですが、まず3拍子と4拍子の違いをしっかり身につけましょう。3拍子といえばワルツ。ワルツといえばショパンが有名ですね。ぜひ週末の午後は紅茶片手にショパンのワルツを。

7/8で拍子を設定すると、こんな風に8分音符が7つ1小節に入ります。

Seveneight_3

「連桁」のグルーピングは、連桁と休符のグループ ボタンで変更できます。カンマで3,2,2(標準設定)と区切られているのを、例えば2,3,2や2,2,3(合計が7になればOK)に変更すれば、8分音符の区切られ方が変わります。

特定の小節のみグルーピングを変更したい場合は、楽譜編集時に テンキー の第3レイアウトのボタンで調整することができます。

Beamgroupchange_2

ここでは先に設定してしまいましたが、編集中に拍子記号を入力するには T というシングルショートカットを押すと 拍子記号 ウィンドウが表示されます。

T = time signature : 拍子記号

頭文字となるアルファベットを打つのみ。覚えておくと便利です。

2010年7月12日 (月)

Sibeliusブログへようこそ!

Sibelius(シベリウス)と言えばフィンランドの作曲家名としても有名ですが、ここでは「楽譜作成ソフト」のSibeliusを紹介します。楽譜(スコア・譜面)をコンピュータ上でレイアウトし、美しく印刷するためのソフトです。印刷する他に、再生、MIDI作成、スキャン、オンライン出版、作曲と、利用方法は様々です。

Sibelius6_2教育現場で使えるようなテンプレートや、「アイデア」と呼ばれる音楽モチーフも豊富に用意されているので、「楽譜」に苦手意識を感じている方も、「楽譜」とは縁がないと思い込んでいる方も、一歩楽譜の世界に踏み出していただければ、きっと楽しい音楽の世界が待っているはず! Sibeliusは操作が簡単で覚えやすい以外に、操作画面も洗練されており、「手放せない優秀な秘書」のように活躍してくれます。Sibeliusファンの皆様により深くSibeliusを知っていただくため、このブログでは「TIPS」を盛り込んでいこうと思います。

【TIPS - 楽器の設定】

テンプレートや既存の楽譜を表示する以外は、必ず 新規スコア ウィンドウを目にします。デフォルトでは60種類以上もの譜面用紙が用意されていますが、それ以外の楽器編成で作成することも可能です。その場合は 新規スコア ウィンドウから 空白 を選び、 楽器の変更 ボタンを押します。

Empty楽器 ウィンドウが開きます。 セクション 欄でよく使うのが 一般的な楽器 。これに設定しておけば、楽器の選択範囲は絞られ、選択が容易になります。そこにはない(移調楽器の)調の楽器を使用する、またどんな楽器があるのか興味のある方は すべての楽器 でお探しください。 セクション の下の ファミリー:管楽器 / 弦楽器 等を選択すると、右の 楽器: に該当する楽器が表示されますので、使用する楽器を選んで スコアに追加 ボタンをクリックしてください。

楽器ウィンドウの左下に 楽器名を英語で表示 の選択のオン/オフが可能です。チェックがない状態では楽器名は日本語表示になります。楽器の順序は基本的には木管楽器~金管楽器~パーカッション…と、ファミリーの欄に並んでいる順に作成されますが、伴奏譜やバンド譜などでは上下させることも必要になります。その場合は 上へ / 下へ ボタンで簡単に操作できます。

Smallstaff追加された楽器を削除する場合は、右の枠に入った楽器名をクリックし、 スコアから削除 ボタンを押します。楽譜編集中にもこのウィンドウに戻り、楽器丸ごと削除できます。その場合は、編集中にショートカット I を押すと、この 楽器 ウィンドウが表示し、同様に スコアから削除 ボタンを使用します。

I = instrument : 楽器

良く使います!

また、見逃されがちなオプションとして、スコア内の譜表: 欄の下に 小さい譜表 のチェック欄がありますが、楽器を選択してこのチェックをオンにすると、選択された楽譜は縮小表示になります。

伴奏譜などによく使うパターンですね。

Flutepiano_5

倍率は「75%」。これは ハウススタイル記譜ルール譜表譜表のデザイン小さな譜表サイズ [    ] % で設定されていますので、お好みのサイズに も調整することも可能です。

Staff75_3

本日はここまで。まだSibeliusをお試しいただいていない方は、体験版を是非お試しください。

それではまた!

Avid Japan 公式ブログがスタート!

Avid Japanがお送りする公式ブログがスタート! Pro ToolsやM-Audio、Sibeliusの使用方法や音楽制作に役立つ便利なティップス、ユーザー事例、旬なプロモーション情報などをタイムリーにお届けします。ご期待ください!

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