2012年5月10日 (木)

Avid Post NAB 2012 開催のご案内

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Avid Post NAB 2012 開催のご案内

Avidでは、2012年4月に米国ラスベガスで開催されましたNAB 2012での展示内容をご紹介する「Avid Post NAB 2012」を開催いたします。NAB 2012のAvidブースでは、『Imagine ▶ Achieve』をテーマに、メディア制作テクノロジーのショウケースとも言える製品群をご紹介しました。保有しているメディア資産の効果的な再利用、容易なコラボレーション、デジタルおよびソーシャルな配信チャンネルでコンテンツを収益化する、最新のアセットベースのワークフローのための制作、配信、サーバー、ストレージ、グラフィックスなど、NABで発表した製品の詳細をご紹介いたします。

今回のPost NABではまた、数々のプライムタイム番組制作を手掛けるPowderhouse Productions よりポスト・プロダクション部門シニアVP のロバート・キルワン氏をお迎えして、Avid 製品を活用した実際の制作現場ワークフローやテープからファイルベースへの移行秘話についてお話しいただきます。(Powderhouse Productions について詳しくは下記をご参照ください)

メディアをとりまく環境では多様化が加速するなか、メディア業界で期待される役割はますます複雑になり、多くの課題に直面しています。Avidでは、お客様の思い描く(imagine)ことを実現する(achieve)ことで、お客様の課題を解決するお手伝いをしてまいります。

ご多忙中とは存じますが是非、ご来場賜りますようお願い申し上げます。

【Post NAB 2012 開催概要】

東京

  • 日程        : 2012年5月18日(金)
  • 時間        : ご都合の良い時間をお選びください(どちらの回も内容は同じになります)。
            第1回: 13:00~15:00 (12:30受付開始)
            第2回: 16:30~18:30 (16:00受付開始)
  • 定員        : 125 名 (各回)
  • 会場        : 代官山ヒルサイドテラス内 『ヒルサイドプラザ(HILLSIDE PLAZA)』
  • 住所        : 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町29-18 (地図)
  • アクセス    : 東急東横線[代官山駅]下車 徒歩3分
  • お申込み  : http://forms.avid.com/forms/PostNAB2012Tokyo_JP
     

【Post NAB 2012 東京アジェンダ】

  1. ごあいさつ
  2. NAB 2012レポート
        NAB 2012に発表した新製品および最新のAvid製品群アップデートについてご紹介いたします。
        • Interplay Sphere
        • ISIS 2000 および ISIS ファミリーアップデート
        • AirSpeed 5000 など
  3. Powderhouse 事例紹介 - Mr. Robert Kirwan, Senior VP, Post, Powderhouse
        Powderhouse はマサチューセッツ州に本社を置く、テレビや最新メディア機器といった
        マルチ・プラットフォーム向けのオリジナルエンターテイメント制作会社です。ディスカ
        バリー・チャンネル、ナショナルジオグラフィック、ヒストリー・チャンネルなど大手放送
        局を顧客に持ち、数々のプライムタイム番組の制作を手がけています。
        このセッションでは、ポスト・プロダクション部門のシニアVPであるロバート・キルワン
        氏に、Avid製品を使った制作ワークフローについての事例をお話しいただきます。
  4. ポスト・プロダクション向けビデオ&オーディオワークフローご紹介
         最新のAvid Interplay v2.6、ISIS 5000、Video Satellite を活用した、Avid ビデオ
         (Media Composer)とAvid オーディオ (Pro Tools|HDX) の革新的な統合ファイルベー
         ス・ワークフローについて、デモンストレーションを中心にご覧いただきます。
  5. Q&A

※    セミナーの内容は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

【ロバート・キルワン氏 プロフィール】

ロバート•キルワン氏は現在、Powderhouse のポスト・プロダクション部門のシリーズ番組とスペシャル番組を全て監督しています。キルワン氏は、ほとんどの Powderhouse 番組制作に深く関わっており、いくつかのシリーズ番組でエグゼクティブ・プロデューサーとしてその手腕をふるっています。ストーリー制作のための独特な才能と編集技術とを合わせ持っているため、キルワン氏は一度に作家、画家、ミュージシャンのように考えることができます。20年以上にわたる業界での経験の中で、キルワン氏は75時間以上のテレビ局作品を手掛けてきました。彼の名前は、ディスカバリー・チャンネル、アニマル・プラネット、PBSの番組 (Discover Magazine、Engineering the Impossible、Extreme Engineering、Build it Bigger、Raising Cain、Must Love Cats、Best in the Business and Dogs 101) などで多数クレジットされています。さらにキルワン氏は、Powderhouseオリジナルのプログラムの企画、撮影、監督でも活躍しており、現在でも継続的にアイデアを考案しています。キルワン氏はまた、Avid ISIS やInterplayについての戦略的導入計画や、オフライン/オンラインワークフローの設計・構築においても尽力しています。

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大阪

  • 日程        : 2012年6月8日(金)
  • 時間        : ご都合の良い時間をお選びください(どちらの回も内容は同じになります)。
            第1回: 14:00~16:00 (13:30受付開始)
            第2回: 17:00~19:00 (16:30受付開始)
  • 定員        : 40 名 (各回)
  • 会場        : ブリーゼプラザ8F 805号室(地図はこちら
    住所        : 大阪府大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー8階
    アクセス    : JR「大阪駅」徒歩5分
    お申込み  : http://forms.avid.com/forms/PostNAB2012Osaka_JP
     

【Post NAB 2012 大阪 アジェンダ】

  1. ごあいさつ
  2. NAB 2012レポート
        NAB 2012に発表した新製品および最新のAvid製品群アップデートについてご紹介いたします。
        • Interplay Sphere
        • ISIS 2000 および ISIS ファミリーアップデート
        • AirSpeed 5000 など
  3. Powderhouse 事例紹介
        Post NABにゲストとしてお越しいただいたPowderhouse Production様の制作ワークフローやファイルベース化などをご紹介。同社では、それまで時間を取られていたメディアの管理にInterplayを導入し、誰でも簡単に素材にアクセスできる環境を実現
  4. ポスト・プロダクション向けビデオ&オーディオワークフローご紹介
         最新のAvid Interplay v2.6、ISIS 5000、Video Satellite を活用した、Avid ビデオ
         (Media Composer)とAvid オーディオ (Pro Tools|HDX) の革新的な統合ファイルベー
         ス・ワークフローについて、デモンストレーションを中心にご覧いただきます。
  5. Q&A

※    セミナーの内容は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

2012年4月24日 (火)

編集アプリケーションv6.0.1.1/v10.0.1.1リリース

Media Composer, Symphony, NewsCutterの、6.0.1.1/10.0.1.1パッチがリリースされました。このパッチでは、2つの変更項目と96個の修正項目が含まれています

今回リリースされたバージョン
・Media Composer 6.0.1.1 (Mac/PC)
・Symphony 6.0.1.1 (Mac/PC)
・NewsCutter 10.0.1.1 (PCのみ)
・Helper Applications v28.0.1.1 (EDL Manager, FilmScribe, Log Exchange, MediaLog)
(Win版は個別にパッチがあります。Mac版は編集アプリのインストーラに含まれます。)

変更点:
・Mac OS X 10.7.3を認証しました。
・Proxyのクリップカラーに対応しました。

修正されたバグ項目の中には、ご迷惑をおかけしておりました「日本語のツールチップが文字化けする」問題も含まれています。

Tooltip

これらのパッチインストーラはダウンロードセンターよりご利用頂けます。

ダウンロードはこちら
http://avid.force.com/pkb/articles/en_US/troubleshooting/en379435?popup=true&NewLang=en&DocType=1078

Download

パッチの詳細はこちら
http://avid.force.com/pkb/KB_Render_ReadMe?caseid=null&id=kA5400000008P2O&lang=ja

2012年4月13日 (金)

ユーザー事例:太陽企画株式会社

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ISIS 5000でワークフロー効率化

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太陽企画株式会社様がISIS 5000を導入しました。

導入背景、導入後 どうワークフローが変わったか取材をさせていただきました。

ユーザー事例はこちらをご覧ください。

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取材にご協力いただきました豊永様、渡邉様

ありがとうございました。

2012年3月27日 (火)

トラッキング スタビライズ (5) ~Tips~

トラッキングにしてもスタビライズにしても、ポイントは「いかに正確にトラッキングデータを取るか」です。トラッキング、スタビライズ編の最終章は、そのためのいくつかのTipsをご紹介します。

 

  1. トラッカーの仕組みを理解しましょう

    トラッカーは、2つの四角形で構成されています。内側の四角は「追いかける映像」、外側の四角は「次のフレームに移った時に、内側の四角で指定された映像を探す領域」になります。それぞれは、右上のハンドルをドラッグすることで、大きさを変えることができます。内側の四角の大きさが、外側の四角を超えることはできません。「探すべき映像が、探すべき範囲をはみ出している」ということはないからです。

  2. 内側の四角

    トラッカーは、「色」と「形」を基準に映像を追跡します。したがって、内側の四角・・・つまり、「追いかけるべき映像」として選ぶのは、できうる限りコントラストと形がはっきりしているものが良いでしょう。いくらコントラストがはっきりしていても、「直線上の一点」を取るべきではありません。この場合、直線上の別の点を取っても同じ形であり、トラッカーが最初のポイントを簡単に見失ってしまう原因になります。

    Tips

    追いかけるべき映像として選ぶのは、「色のはっきりした、角のある形」がベストです。

    Tips2
  3. 外側の四角

    外側の四角を広げれば、追いかけるポイントが速く移動するような場合でも、そのポイントを見失わずに探しだすことができるようになります。しかし、大きくすればするほど解析に時間がかかるようになり、また、「映像中の似たような形」を間違って追跡してしまうこともあります。それでも、動きがとても速い場合は外側の四角を大きくせざるを得ません。

    外側の四角は、常に正方形でなければならないわけではありません。したがって、たとえばレーシングカーのように「動きは速いが、その移動方向は横方向のみ」といった場合、外側の四角形を横に長い長方形にすることで、余計な領域を探すことがなく、正確にポイントを追跡することができるようになります。

  4. トラッキングポイントが画面外に出てしまったら

    トラッキングウインドウの中のトラック(図中の赤丸部分)で右クリックすると、「新規トラッカー領域を追加」というメニューが出てきます。これを選択すると、トラッカーが再び選択できるようになりますので、新しく出たトラッカーを、画面中の「画面外に出た物体とできるだけ同じような動きをしている物体」に移動させ、再びトラッキングを開始します。この結果として取られたトラッキングデータは、「新規トラッカーを追加」した時点で移動した距離分だけのオフセットを取り、結果として、最初の物体を画面外まで追いかけ続けるような効果を出すことができます。

  5. Right_click_circle

トラッキング スタビライズ (4) ~スタビライズ~

今回は、スタビライズです。この記事でもご紹介したように、スタビライズはトラッキング技術の応用です。したがって、方法論的にはトラッキングの使い方がわかれば、同じように使いこなすことができます。

手ブレのある映像の揺れを止めるには

  1. 揺れている映像に、画像>スタビラズエフェクトを適用します

・・・これだけです。適用した途端、Media Composerが何か処理をし出したのがお分かりですか?ビューワーの映像の中に緑のドットがいくつか現れては消えるのがわかると思います。

Fluid_stabilize

これは「FluidStabilizer」と言います。FluidStabilizerは、画面中の追いかけるべき物体を自動的に認識し、それを追跡することで、映像の揺れを解析します。この利点は、手動でトラッカーポイントを配置しなくても良いという点。さらに、追いかける物体が物の影に隠れてしまうような場合でも、FludStabilizerなら自動的に、同じ動きをしている別の物に追跡ポイントを変更するので、手動で修正する必要がないという点です。Media CompoerのスタビライザーはデフォルトではFluidStabilizerを使用するように設定されているので、エフェクトを適用した時点でFluidStabilizerが起動するわけです。

しかし、FluidStabilizerはある特定のポイントにフォーカスするわけではなく、映像中のすべての動く物体を対象に動きを解析し、その中から「あきらかな例外移動」をしているデータを取り除いた後、残りの平均値を取るため、映像によっては思ったような結果にならない場合もあります。このようなときには、トラッカーでやったように、特定の領域をトラッキングするように設定した方がいいかもしれません。

スタビライズエフェクトを適用するとき、勝手にFluidStabilizerが起動しないようにするには、

  1. スタビライズエフェクトを、クリップに向かってAlt+ドラッグ(MacではOption+ドラッグ)します
  2. 「ネストにエフェクトを追加するときは、AutoStabilizeを実行できません」と表示されるので、OKボタンを押します。

※もし、AltまたはOptionキーを押すのを忘れてしまい、AutoStabilizeが動作してしまったら、Spaceキーを押すか、インターフェースのどこか別の場所をクリックするかすることで中断できます。

では、スタビライズを実行しましょう。基本的には、トラッキングの手順と同じです。

  1. エフェクトプロパティーエディターを開き、トラッキングウインドウを開きます。

    Stabilizer_trackeron

  2. トラッキングタイプが「Correlation Tracker」になっていることを確認し、ビューワーの中のトラッカーを追跡させたいポイントに移動します

    Stabilizer_trackertype_circle

  3. トラッキングを開始します

  4. トラッキングウインドウを閉じます

  5. スタビライズ プロパティーエディターのPosition>Trackingを開き、プルダウンメニューから「T1」を選びます
  6. 画面の周囲に黒が出てしまう場合は、Scalingパラメーターを使って黒が出ない大きさまで画像をズームアップするか、「Auto-Zoom」チェックボックスをOnにします。

    Stabilizer_autozoom

Auto-ZoomをOnにすると、Media Composerは黒が出ないようなズームの値を解析し、自動的に大きさを調整します。

揺れが拡大縮小を伴うような場合は、2点のトラッカーで追跡させ、Scaling>Trackingのパラメーターで2つのトラッカーを指定することもできます。

トラッキング スタビライズ (3) ~トラッキング~

今回は、「映像中のある物体にロゴが張り付いたような効果」を作ってみましょう。

ロゴ映像はアルファがあってもなくても、動画でも静止画でも構いません。また、タイトルツールで作成したタイトルについても同じことができます。

  1. 「追われるクリップ」をV1トラックに乗せます
  2. 「追うクリップ」をV2トラックに乗せます
  3. V2の「追うクリップ」にアルファがない場合は、ピクチャ・イン・ピクチャ、または3Dワープエフェクトを乗せます。(アルファ付の映像の場合、既にマットキーエフェクトがついていますので、必要ありません。タイトルツールで作成したタイトルの場合も、同様に必要ありません)
  4. 2つのクリップが合成される最初のフレームに移動します
  5. V2トラックのピクチャ・イン・ピクチャ(またはマットキー)のエフェクトプロパティエディタを開き、V2トラックの映像の大きさと位置を合わせます(この作業は後でもできます)
  6. トラッカーウインドウを開きます。ビューワーにトラッカーが現れます

    Pinp_tracker_circle

  7. トラッカーを追いかけたい場所に移動し、トラッキングを開始します

  8. 解析が終わったら、トラッキングウインドウを閉じます

  9. スケール>トラッキングメニュー(マットキーの場合はPosition>Tracking)を開きます

  10. 一番上のチェックボタンをOnにし、プルダウンメニューから「T1ポイントA」を選択します

    Pinp_tracker_position

これで、V2トラックの映像がV1トラックの特定の場所を追いかけます。リアルタイムエフェクトですので、結果を確認するためにレンダリングする必要はありません。

Logo_tracking

今回はトラッカーを1つだけ使って映像を追わせましたが、これで追えるのは上下左右の移動だけです。映像は上下左右についていきますが、拡大や縮小はしません。拡大縮小が必要な場合は、上記工程の6.で「新規トラッカー」を追加し、2点でトラッキングデータを取ります。

Newtracker

この後、10.でスケール>トラッキングからそれぞれT1とT2を、位置>トラッキングでT1を選択することで、拡大縮小を伴わせることができます。

Media Composerのトラッキングでは、一画面に8つまでのトラッカーを配置でき、後で好きなトラッカーを選ぶことができます。

トラッキング スタビライズ (2) ~マスキング~

ではまず、トラッキングから。

まずは簡単に、「映像中のある部分を隠す」という効果を作ってみましょう。ニュース等でよく見る、バックナンバー隠しのような効果ですね。

  1. 映像をVトラックに乗せます
  2. エフェクトパレットから、「画像」>「ペイントエフェクト」を選び、(1)で乗せたクリップにドラッグ&ドロップします
  3. ペイントツールから、適当なシェイプを選択し、映像中の隠したい領域を囲みます

    Paint_circle_2

    Clip_paint

  4. 描いたシェイプを選択して、モードのプルダウンメニューから、Blurを選択します

    Paint_mode

    Clip_blur

  5. トラッキングボタンを押して、トラッキングメニューを開きます。ビューワーにトラッカーが現れます

    Paint_track_2

     

  6. トラッカーを追いかけたい場所に移動し、「トラッキング開始」ボタンを押します。

    Clip_trackingpoint_zoom

    Tracking_start

  7. トラッカーが、画像の移動を解析します

    Clip_trackingend

  8. 解析が終わったら、トラッキングウインドウを閉じます

  9. ペイントエフェクトの「トラッキング」メニューを開きます

  10. 一番上のチェックボタンをOnにし、プルダウンメニューから「T1ポイントA」を選択します

    Tracking_set

  11.  

    これで、ブラーエフェクトが隠したい部分を自動的に追いかけます。リアルタイムエフェクトですので、結果を確認するためにレンダリングする必要はありません。

    この記事で説明したのもペイントですので、同じステップでカラーコレクションを追いかけさせることができます。これ以外にもMedia Composerでは、トラッキングのパラメーターが様々なエフェクトに搭載されており、例えばAniMatteを使用すれば、ある特定の場所を追いかけるマスクを作成することができます。

    次章では、ある映像が別の映像を追う・・・いわゆる「ハメコミ合成」について説明します。

トラッキング スタビライズ (1) ~基礎編~

お久しぶりです。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

ずいぶん前にお約束しておきながら、長い間ご紹介していなかったトラッキングとスタビライズについて、基本からまとめてみようかと思います(忘れてたわけじゃないんですよ、ほんと!)

さて、具体的な手順をお話しする前に、まず、「トラッキング」と「スタビライズ」とは何なのかについて、お話ししましょう。

トラッキング(Tracking)とは名前の通りで、track=追跡する、という意味です。わかりやすいのは、例えばコマーシャルでタレントさんが製品を持っていると、その製品の横にロゴや値段が、まるでその製品にピタッと張り付いたように表示されている映像がありますね。あれがトラッキングです。ロゴだけではなく、例えばニュースで、車のバックナンバーやインタビューをされた人の顔がぼかしで消されているシーンを見ることがあるかと思いますが、あれもぼかしのエフェクトをバックナンバーや顔にトラッキングさせているものです。

このように、トラッキングとは、何等かの映像やエフェクトを、映像中のある物体に「自動追尾」させるエフェクトです。もちろん、手でアニメーションを付けることも可能ですが、先ほどのCMの例のように、まるで張り付いているかのような映像を作るのは手では限界がありますし、時間もかかりますよね。こんなとき、トラッキングエフェクトがあるととても便利なのです。

では、「スタビライズ」とは何でしょう?

スタビライズは、トラッキング技術の応用であり、逆利用です・・・と言っても「何のこっちゃ?」でしょうが(^^;)

Stable=「安定」なので、Stabilizeで「安定させる」という意味で、スタビライズとは、手ブレなどで安定しない映像を補正して安定した映像に変えるエフェクトです。

では、どのように安定させるのでしょう?

先に書いたように、スタビライズはトラッキングの応用です。ある映像を安定させるためには、まず、「その映像がどのように揺れているのか」を分析する必要があります。ここにトラッキングの技術を使います。まず、トラッキングを使って、その映像がどのように揺れているのかを解析します。

Before

次に、その揺れの方向とは逆の方向に、映像全体を動かします。

After

こうすることによって、特定のポイントがそこから動かなくなり、映像のブレが安定するわけです。もちろん、そのままにしておくと画面にフレーム外の黒が映ってしまい、「フレーム自体が揺れている」のがバレてしまいますので(^^;)、スタビライズをかけた後は、黒が出てこないように、必要に応じて映像全体をズームアップする必要があります。

さて、それではいよいよ、ここからが本題。

Media Composerでトラッキングやスタビライズを使うには、どのようにすれば良いのでしょう?

・・・続きは次回

2012年3月 8日 (木)

Avidユーザー、2012年度アカデミー賞 受賞

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アカデミー賞で40以上のAvidユーザーの作品がノミネート__________________________________________________________________

2月26日に開催された2012年度アカデミー賞(Academy Awards®)では、40以上のAvidユーザーがノミネートされ、作品、音響編集、録音、長編アニメ部門で各賞を受賞しました。

また、Avidユーザーがオスカー賞(Oscar®)、グラミー賞(GRAMMY®)、およびアメリカ映画編集者協会賞(ACE/エディ賞)でもノミネートされ、各賞を受賞しました。

これらの賞は、音楽、映画、テレビ業界関係者の成果を讃える、世界で最も名誉ある賞です。

アカデミー賞とアメリカ映画編集者協会賞受賞作品『アーティスト』、 『ファミリー・ツリー』、『ヒューゴの不思議な発明』、および『ランゴ』と、グラミー賞を受賞したアデル、ボン・イヴェール、レディ・アンテベラム の音楽作品は、Media Composer®Pro Tools®Sibelius®ソフトウェアといったAvidのプロフェッショナル・オーディオ&ビデオ・ソリューションを利用したことでクリエイティブなビジョンを実現し、世界中の視聴者を魅了したのです。

「Avidのプロフェッショナルなビデオ編集とサウンド・レコーディング、制作ソリューションをご利用いただいている多くのクリエイティブな皆様と作業ができて光栄です」 Avidチーフ・オペレーティング・オフィサー、カーク・アーノルドが言います。

「今年のオスカー、グラミー、そしてエディ賞にノミネートされた方々と受賞者の皆様の偉業に拍手をお送りしたいと思います。 Avidはお客様と緊密に連携し、音楽、映画、テレビのコンテンツ制作とプロダクションの質を向上させるお手伝いを致します。」

84  アカデミー賞
作品賞にノミネートされた9作品のうち8作品、『アーティスト』、   『ファミリー・ツリー』、『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』、『ヒューゴの不思議な発明』、『マネーボール』、『ヘルプ 心がつなぐストーリー』、『ツリー・オブ・ライフ』、 『戦火の馬』で、Avidのオーディオまたはビデオ・ソリューションが使用されていました。

最優秀作品賞を受賞した『アーティスト』は、Avid Media Composerを使って編集されました。 Avidの顧客は長編アニメ、音響編集、録音部門でも各賞を受賞しました。

『ファミリー・ツリー』を手がけ、アメリカ映画編集者協会賞(長編映画編集賞ドラマ部門)を受賞しオスカー(編集部門)にノミネートされた、アメリカ映画編集者協会会員編集者ケビン・テントはこう話しています。「1996年からずっと Avidを愛用しています。  Avid Media Composerは映像編集者が望みうる最高のツールで、常に改善され続けているのも魅力です。 今回初めてScriptSync を『ファミリー・ツリー』で使いましたが、すばらしかったです。 Media Composerは、 なくてはならない存在です。」

54 グラミー賞
第54回グラミー賞は 2012年2月12日に開催され、Avidのオーディオ・ソリューションを使用しているアーティストやプロデューサー、エンジニアが、最優秀レコード賞、最優秀プロデューサー賞、最優秀新人賞、さらに最優秀アルバム賞(ポップ、オルタナティブ、R&B、ラップ、カントリー部門)を受賞しました。 AvidのPro Toolsを使って制作された受賞作品は以下の通りです:アデル『21』、カニエ・ウェスト『マイ・ビューティフル・ダーク・ツイステッド・ファンタジー』、クリス・ブラウン『F.A.M.E.』、レディ・アンテベラム『Own the Night』、ボン・イヴェール『ボン・イヴェール』。

62  アメリカ映画編集者協会賞(ACE/エディ賞)
アメリカ映画編集者協会賞は、毎年、テレビと映画制作において最も優れた業績を残した編集者に授与されるものです。2012年2月18日に開催された式典で賞を授与されたAvidユーザーは以下のとおりです。

  • アン=ソフィー・ビオン、ミシェル・アザナビシウス『アーティスト』(コメディー/ミュージカル部門最優秀編集賞)
  • ジョエル・コックス、A.C.E.(生涯貢献賞)
  • ルイス・アースキン、アルジャーノン・タンシル『Freedom Riders(ドキュメンタリー部門最優秀編集賞)
  • サラ・フラック、A.C.E.、ロバート・プルチーニ『Cinema Verite(ミニシリーズ・TV映画部門最優秀編集賞)
  • スキップ・マクドナルド『ブレイキング・バッド』、「Face Off1時間シリーズ・ドラマ民放部門最優秀編集賞)
  • スティーブン・ラッシュ、A.C.E.『ラリーのミッドライフ★クライシス』、「Palestinian ChickenTV30分シリーズ部門最優秀編集賞)
  • ケビン・テント、A.C.E.『ファミリー・ツリー』(ドラマ部門最優秀編集賞)
  • クレイグ・ウッド、A.C.E.『ランゴ』(アニメーション部門最優秀編集賞)

Avidは、将来の受賞者となる編集者、プロデューサー、エンジニア育成のために、今日の映像・オーディオ制作教育で教育機関が果たす役割が重要であると考えています。実際、バークリー音楽大学フルセイル大学南カリフォルニア大学映画芸術学部といった大学の卒業生の多くが、本年各賞にノミネートされ、賞を受賞しています。

2012年2月24日 (金)

AVID × Blackmagic Design 共同セミナー レポート

2logo アビッドとブラックマジックデザインは1月26日、27日に東京外苑前のTEPIAにて、米ウィッピングポストサービスのリッチ・モンデス氏をゲストに招き、ハリウッドでの制作ワークフローを紹介しました。 リッチ・モンデス氏はハリウッドでカラリストとして活躍した後、Davinci System 社においてトレーニング部のディレクターを6年間務めました。

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ハリウッドのグレーディングのワークフローでは、DaVinci resolveとMedia Composerでデータをやりとりをするのがスタンダードとなっています。

Media Composerで編集をし、aafをDaVinci resolveに送ります。DaVinci resolveはMedia Composerから送られてきたaafを読み込み、グレーディング後、また手直しがあれば、Media Composerにaafを戻して、フィニッシュイング、というRoundtripをリッチ・モンデス氏が実演しました。

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P1260011_3  その他、セミナーではブラックマジックデザインのHyperDeck StudioからのMedia Composer 6への取り込みの実演やMedia Composer 6の新機能紹介、また会場後方ではAvid Artist ColorをMacに搭載したDaVinci resolveに繋ぎコントロールできることを展示し、実際に触っていただきました。

現在Avidでは、FCPからMedia Composer 6への乗り換えキャンペーン中であり、このキャンペーンを利用するとMedia Composer 6が126000円[税込価格]で購入できます。

Media Composer 6はAvid Open I/O によりBlackmagic Designの他にも、AJABluefish444MatroxMotuのハードウェアに対応しています。

セミナーは連日満席で好評の中、終了しました。また BlackMagic DesignとAvidの共同セミナーを行いたいと思いますので、その際は是非ご参加ください。

製品のご購入はこちらまで

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