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2016年7月 5日 (火)

Media Composer v8.6リリース!新機能ご紹介(What's New日本語版)

Media Composer最新バージョンv8.6がリリースされました!

このv8.6には、Panasonic AVC-LongGフォーマットのサポート、モノトラックのデフォルトパン、ソースブラウザなど、新機能が多数追加されています。年間アップグレード&サポートプランにご加入の方およびサブスクリプション・ライセンスユーザーの方は今すぐ最新バージョンv8.6をお試しいただけます。

  

 

Media Composer v8.6新機能
機能内容
ソースブラウザ ソースブラウザからファイルベースメディアのインポートやリンクを行います。ビンに取り込む前に、ファイルのプレビューを行うこともできます。
オーディオダッキング あるトラックの音を引き立たせたいときに、別のトラックの音を抑えることができます。
Panasonic AVC-LongGフォーマットのサポート Avid編集システムでAVC-LongGフォーマットをサポートします。AVC-LongGをリンクするにはPanasonicプラグインが必要です。
新しい選択メニュー タイムライン上でのクリップ選択に役立つ、新しいタイムライン・コンテキストメニューが追加されました。
オーディオ・ミキサーツールのオーディオトラック名 オーディオトラックの名前を設定すると、オーディオ・ミキサーツールにも表示されるようになりました。
AudioSuiteエフェクトのネスト AudioSuiteエフェクトがネストできるようになりました。
モノトラックのデフォルトパン Media Composer v8.6以降で作成されたシークエンスでは、すべてのクリップがパン情報を持つようになり、別のワークステーションで再生しても、そのマシンのパン設定に関わらず、オリジナルのパン設定で再生できます。
REDプラグインのパフォーマンスの改善 REDプラグインのパフォーマンスを改善しました。
SMPTEチャンネルオーダー オーディオ・ミキサーと、タイムライン上での波形表示時において、5.1、7.1chサラウンド時の各チャンネルの配置を、SMPTEとPro Toolsから選べるようになりました。
オーディオ・グルーピング オーディオ・グループが作成できるようになりました。
マスクマージンを適用したエクスポート マスクマージンを焼き付けた形でシークエンスをエクスポートできます。
FrameFlexのレンダリング設定 FrameFlexレンダリング時にレンダリング設定のイメージ補完設定が使用できます。

 

新機能の詳細は、What's Newドキュメント(日本語)やReadME(日本語)を御覧ください。

下記にv8.5の新機能から、お勧めの機能をピックアップしてご紹介します。

 


 

■ソースブラウザ

ソースブラウザでは、メディアの場所を開き、メディアをプレビューし、設定にしたがってリンクまたはインポートを行うことができます。

Sourcebrowser_all ソースブラウザ(フレームビュー):(上から下へ)ナビゲーションツールとパンくずリスト;ナビゲートペイン、メディアペイン;Source Browser Settings;リンク/インポート選択ボタン、設定ボタン、保存先ビン選択メニュー、実行ボタン、プログレスインジケーター

 

ナビゲーションツールとパンくずリスト

ソースブラウザの上部には、ナビゲーションツールと、現在表示しているメディアが保存されているディレクトリのファイルパスが表示されます。

Photo

ナビゲーションツールとパンくずリスト
機能内容
ナビゲーションボタン: 1つ前、1つ後、1つ上のディレクトリへ移動します。
2 ホームボタン: ホームディレクトリへ移動します。
3 ディレクトリ折りたたみボタン: ディレクトリ表示を折りたたみます。
4 お気に入りに追加/削除: 選択したフォルダーをお気に入り(Favorites)に登録します。
5 フォルダービューボタン: フォルダーをメディアドライブとして表示します。このボタンをOnにすると、ソースディスプレイエリアはメディアを個別のマスタークリップとして表示し、それ以外の構成ファイルは表示しません。このボタンをOnにすると「Media Processing」というメッセージが表示され、処理が終わるとマスタークリップが表示されます。
6 パンくずリスト: 現在選択されているフォルダーのパスを表示します。

 

Explorer

エクスプローラーエリア

ソースブラウザの左側は、メディアドライブのエクスプローラーです。お気に入りのフォルダーやメディアドライブを見ることもできます。最近開いたフォルダーの履歴を表示することもできます。

 

 

 

 

 

メディアディスプレイエリア

右側のペインにはメディアが表示されます。テキストビューかフレームビューが選択できます。

Photo_3

メディアディスプレイエリア
機能内容
メディアディスプレイエリア
2 テキストビューボタン:クリックするとテキストビューに切り替わります。
3 フレームビューボタン :クリックするとフレーム(サムネイル)ビューに切り替わります。
4 検索フィールド:テキストを入力してクリップを検索します。
5 サムネイルスライダー:サムネイルの大きさを調整します(フレームビュー使用時)。
6 スクロールバー:ウインドウをスクロールします。

 

 

Source Browser Settings

Source Browser Settings で、ソースブラウザの挙動を設定します

1

以下のオプションから選択してください。

Source Browser Settings 
オプション内容
Double Click to: Link or Import メディアファイルをダブルクリックしたとき、メディアをリンクまたはインポートします。
Double Click to: Load Clips in Source Monitor

メディアファイルをダブルクリックしたとき、メディアを(ビンに置かずに)直接ソースモニターに読み込みます。

Close Source Browser after Link or Import リンクまたはインポートが完了したら、ソースブラウザを自動的に閉じます。
Clear Source Monitor Upon Closing Source Browser ソースモニターに読み込んだまま、リンクもインポートもしなかったクリップを、ソースブラウザを閉じると同時にソースモニターから消去します。

 

 

リンク/インポートエリア

選択したメディアをリンクするかインポートするかを指定します。リンクまたはインポートしたメディアの保存先ビンを指定することもできます。プロセスの実行中は、ソースブラウザの下部にインジケーターが表示されます。

2注意: メディアビューエリアにメディアが表示しきれていない時でも、リンクかインポートかを選ぶことができます。すべてのメディアが表示し終わるのを末必要はありません。

  

ファイルベースメディアのプレビュー

ビンにクリップを置く前に、ソースブラウザ内でファイルベースメディアのプレビューができます。メディアはテキストビューでもフレームビューでも確認できます。フレームビューではメディアのサムネイルが表示され、J-K-Lで再生できます。テキストビューではラスターサイズやカラースペース、オーディオフォーマット等の情報が表示されます。

3

 
インポート方法や詳細については、What's Newドキュメントをご参照ください。

   

 


  

オーディオダッキング

あるオーディオトラックの音を際立たせたいときに、別のトラックの音量を下げることができます。セリフを立たせるために、別のトラックにある音楽のレベルを下げたい時などに便利です。

オーディオダッキングを設定するには:

  1. オーディオダッキングさせたいオーディオを持つシークエンスを開きます。
  2. [ツール]メニュー > [コマンドパレット]を選択します。
  3. [追加]タブを開きます。

    5_2

  4. [オーディオダッキング]ボタンをクリックします。(または、タイムラインを右クリック > [オーディオダッキング]を選択します)
    [オーディオダッキング]ダイアログが開きます。

    6_2

  5. [ダイアログ][ミュージック]から、それぞれ調整したいトラックを選択します。
  6. (オプション) In-Out間にのみオーディオダッキングを行いたい場合は、[マークを使用]チェックボックスをOnにします。
  7. [ダッキング]をクリックします。オーディオトラックに、ボリュームのフェーダーオートメーションとしてキーフレームが追加されます。

    7

  8. シークエンスを再生します。ダッキングが適用されたオーディオが再生されます。
    (オプション)ダッキングを調整する場合は、[アドバンスド]オープナー(三角形のアイコン)をクリックし、以下のオプションを調整します。

  9. (オプション)ダッキングを調整する場合は、[アドバンスド]オープナー(三角形のアイコン)をクリックし、以下のオプションを調整します。

 

オーディオダッキング
オプション説明

ダイアログトラックの

パラメータ 

スレッショルド:指定されたトラックを解析したとき、ダッキングを動作させる音量を設定します。

ホールド時間: スレッショルド以下の音量になった時、ダッキング効果をどれくらいの時間持続させるかを設定します。
音楽トラックのパラメータ

減衰レベル:指定されたトラックの音量をどれだけ下げるかを設定します。

ランプ時間:音量を下げたり元に戻したりするのにどれくらいの時間をかけるかを設定します。

 


 

■モノトラックのデフォルトパン

Monotrack

Audio設定に「モノトラックのデフォルトパン」設定が追加されました:

  • シークエンス上のMonoクリップがパン情報を持っていないときは、この設定がパンを決定します。
  • シークエンス上にMonoクリップが置かれたときは、この設定が適用されます。

Media Composer v8.6以降で作成されたシークエンスには、すべてのクリップにパン情報が付与されます。別のマシンに移動してシークエンスを開いた場合、そのマシンのデフォルト設定に関わらず、オリジナルのパン設定をそのまま再現します。Media Composer v8.6以前、またはMedia Composer以外のシステムで作成したシークエンスでパン情報を持っていないクリップは、このデフォルト設定にしたがってパンニングされます。

 

 


 

参考情報
アップデートの手順

アップデートが利用可能になると、アプリケーション・マネージャーの[アプリ]タブの、該当製品のステータスが[アップデート]に変わります。

Applicationmanager

 

[アップデート]をクリックすると、アップデートのダウンロードが開始されます。アップデートのダウンロードが完了すると、ボタンが[インストール]に変わります。[インストール]をクリックして、新しいバージョンをインストールしてください。

インストールが完了すると、システムを再起動するように促されます。システムを再起動すると、アプリケーション・マネージャーのステータスが更新されます。

ご注意:

  • 製品のアップデートは、サポート契約が有効(サポート期限内)な場合にのみ可能となります。
  • 永続ライセンスをお持ちで、有効な保守契約をお持ちの場合は、マイナー、メジャー、リリースを含めたすべてのアップデートが入手可能です。永続ライセンスでアップデートを入手するためには、一年に一度のサポート契約の更新が必要です。永続ライセンスをお持ちで、サポート契約の期限が終了している場合、アプリケーション・マネージャーを使ったアップデートのダウンロードはできません。ダウンロードしようとすると、エラーメッセージが表示されます。この場合は、サポート契約を更新してください。
  • ドングルの場合でも、手順は同じです。サポート契約の期限にご注意ください。

 

 


  

参考情報

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